ANAプラチナ修行の皮算用

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2015年03月09日

ANAプラチナ修行の皮算用

こんばんは、ジョージ滝川@マネテク!|ANAマイルの貯め方です。

昨日の記事で、貯まったANAマイルの使いみちについての考察を紹介させて頂いたのですが、最初に出てきた候補に、ANAプラチナ修行という選択肢がありました。

(過去記事)
・増え続けるANAマイル残高を前に考えたANAマイルの使いみち:マネテク!

実際にこの選択肢を選ぶ可能性は今のところ低そうですが、どのように計算したのか、自らの備忘も兼ねて記録しておきたいと思います。

ANA B777-281 (JA8197) @ ITM/RJOO
ANA B777-281 (JA8197) @ ITM/RJOO / Hyougushi

プラチナ達成の条件


まず前提として、プラチナ会員になるための条件を確認しておきたいと思います。
(プラチナ会員条件)
年間プレミアムポイント50,000ポイント以上(うちANAグループ運航便25,000ポイント以上)。
プレミアムポイントというのはマイルとは異なり、上級会員資格の判定に使われるポイントです。
計算方法もマイルとは異なっていて、以下の計算式で算出できます。
プレミアムポイント=(1)区間マイル×(2)クラス・運賃倍率×(3)路線倍率+(4)搭乗ポイント
(1)区間マイルは文字通り、搭乗区間のマイル数です。

(2)クラス・運賃倍率は、国内線ならプレミアム運賃は150%、通常運賃は100%、旅割は75%、といった感じで決まっています。
また、国際線では予約クラスによって同じエコ割でも異なっていたりと細かく決まっています。

(3)路線倍率は、国内線が2倍、アジア路線が1.5倍(ただしANA便のみ)、その他の路線は1倍です。

(4)搭乗ポイントは国内線だとプレミアム運賃やビジネスきっぷ、株主優待割引等で400ポイント、旅割なら0ポイント、といった感じです。
国際線だと、ファースト、ビジネス、高めのエコノミーは400ポイント、安めのエコノミーは0ポイント、となっています。

日帰りルートを検討


これを元に、いかに効率的にプレミアムポイントを獲得できるか、ということを考えることになります。
昔から、いろいろなルートが開拓されては制度変更のために消え、という状況だと思いますが、管理人が皮算用として計算したのは以下のルートです。
ポイントは、日帰りで、夜は遅くならないうちに家に帰れること、です(笑)。

羽田〜那覇・プレミアム株優


羽田〜那覇のプレミアムクラスを株主優待割引でひたすら往復する、というものです。
上記の計算式に当てはめて獲得プレミアムポイントを算出すると、
(1)区間マイル:984マイル
(2)クラス・運賃倍率:125%
(3)路線倍率:2倍
(4)搭乗ポイント:400ポイント
なので、984マイル×150%×2倍+400ポイント=2,860ポイント、となります。
往復で5,720ポイント獲得ということになりますので、9往復で51,480ポイントとめでたく50,000ポイントを達成できます。

参考運賃は、管理人が調べた年初時で片道28,340円(金券ショップでの株主優待券の購入費用込み)。
よって、総費用は28,340円×18=510,120円となります。
ただし、実際には、8.5往復をプレミアムクラスで、0.5往復を普通席でも50,000ポイントに到達します。
これを元に計算し直すと、28,340円×17+23,190円(後述)×1=504,970円となります。

羽田〜那覇・株優


上記と同じく株主優待割引なのですが、プレミアムクラスの空きがない等の状況を想定して普通席の場合です。
上記の計算式に当てはめて獲得プレミアムポイントを算出すると、
(1)区間マイル:984マイル
(2)クラス・運賃倍率:75%
(3)路線倍率:2倍
(4)搭乗ポイント:400ポイント
なので、984マイル×2倍+400ポイント=1,876ポイント、となります。
往復で3,752ポイント獲得ということになりますので、14往復で52,528ポイントとめでたく50,000ポイントを達成することになります。

参考運賃は、管理人が調べた年初時で片道23,190円。
よって、総費用は23,190円×28=649,320円となります。

所要日数は最短5日


羽田〜那覇は、以下の通り頑張れば1日2往復できますので、プレミアム株優のパターンなら5日間でプラチナ達成、という計算になります。

NH993 羽田6:40→那覇9:20
NH994那覇10:05→羽田12:25
NH473羽田12:55→那覇15:35
NH472那覇16:35→羽田19:00

NH994便からNH473便の乗り継ぎがちょっとスリリングですね(笑)。
なお、もう少し余裕を持たせて少し後ろの便にしても1日2往復は十分可能です。

プレミアムポイントの算出方法等、詳しくはANAのWebサイトをご確認ください。

(参考リンク)
・ANAプレミアムポイントとは│ANAプレミアムメンバーサービス│ANAマイレージクラブ

(2015/3/9追記)
コメントにて「通りすがり」さんからご指摘頂いた通り、運賃・クラス倍率が誤っていました。
確認不足で誤った情報を掲載してしまい、お恥ずかしい限りです。
(誤っていた箇所はさっそく修正させて頂きました。)
「通りすがり」さん、ご指摘ありがとうございました!

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by ジョージ滝川 at 06:38 │ Comments(2) マイレージ  
この記事へのコメント
1. Posted by 通りすがり     2015年03月09日 12:25
運賃・クラス倍率が間違ってます。
プレミアム株主優待割引は125%、株主優待割引は75%です。
2. Posted by ジョージ滝川(管理人)     2015年03月09日 20:10
通りすがりさん、ご指摘頂き本当にありがとうございました!
確認不足で誤った情報を掲載してしまい、お恥ずかしい限りです。
(誤っていた箇所はさっそく修正させて頂きました。)
また何かお気づきの点等あれば、コメント等でご指摘頂けると大変嬉しいです。
訪問者の方に少しでも役に立つ情報を提供できるよう努力していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
またのご来訪お待ちしています。
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