ANA国際線の燃油サーチャージが思ったほど下がらない理由

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2015年02月23日

ANA国際線の燃油サーチャージが思ったほど下がらない理由

こんばんは、燃油大好き、
ケロシン滝川@マネテク!|ANAマイルの貯め方です。

だいぶ前に発表はされていたことですが、
2月発券分からANAの国際線燃油サーチャージが値下げされています。
そしてさらに、4月以降のANAの国際線燃油サーチャージについても
値下げが発表されています。

個人的には、もっと下がるかと思っていたのですが、
そこにはひっそりと別の変更が埋め込まれていました。

fxchart

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改定後の燃油サーチャージ


日本発、各行き先方面ごとの具体的な燃油サーチャージ額は以下の通りです。
調べられる範囲で過去の推移もまとめてみました。

行き先'13/12〜'14/4〜'14/10〜'15/2〜'15/4〜
北米(除くハワイ)、欧州、中東、オセアニア23,500円25,000円21,000円14,000円10,500円
ハワイ、インド、インドネシア15,000円16,000円13,500円8,500円6,000円
タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー11,500円13,000円10,500円6,500円4,500円
ベトナム、フィリピン、グアム、サイパン7,000円8,000円6,500円4,000円3,000円
中国、香港、台湾、マカオ6,000円7,000円5,500円3,500円2,500円
韓国2,200円2,500円2,000円1,000円500円

行き先'12/12〜'13/2〜'13/4〜'13/8〜'13/10〜
北米(除くハワイ)、欧州、中東、オセアニア26,000円23,500円23,500円21,000円21,000円
ハワイ、インド、インドネシア16,500円15,000円15,000円13,500円13,500円
タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー13,000円11,500円11,500円10,500円10,500円
ベトナム、フィリピン、グアム、サイパン8,000円7,000円7,000円6,500円6,500円
中国、香港、台湾、マカオ6,500円6,000円6,000円5,500円5,500円
韓国2,500円2,200円2,200円2,000円2,000円

あれ?思ったほど下がっていない?


高かった時期に比べるとだいぶ下がってきたのですが、
正直に言うと、今回は思ったほど下がっていない、という印象を受けました。

実はテーブルがドル建てから円建てに変わっていた


今回のプレスリリースをよく見てみると、こんな一文があります。
2015年度の適用条件(日本販売分)より、昨今の急激な環境変化に柔軟且つ透明性のある対応をするため、これまでの燃油市況の変動に、為替変動も加味した制度へ変更いたします。これにより、従来米ドル基準で区分していたテーブルを日本円基準に改定いたします。

これまでのテーブル(ドル建て)


そもそも、燃油サーチャージがどのようにして決められているかと言うと、
ANAの場合はこれまで以下の通りとなっていました。
基準は、シンガポールケロシンという原油の価格(1バレルあたり)です。

行き先60ドル
未満
60ドル
〜70ドル
70ドル
〜80ドル
80ドル
〜90ドル
90ドル
〜100ドル
北米(除くハワイ)、欧州、中東、オセアニア0円3,500円7,000円10,500円14,000円
ハワイ、インド、インドネシア0円2,000円4,000円6,000円8,500円
タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー0円1,500円3,000円4,500円6,500円
ベトナム、フィリピン、グアム、サイパン0円1,000円2,000円3,000円4,000円
中国、香港、台湾、マカオ0円500円1,500円2,500円3,500円
韓国0円200円300円500円1,000円

行き先100ドル
〜110ドル
110ドル
〜120ドル
120ドル
〜130ドル
130ドル
〜140ドル
140ドル
〜150ドル
北米(除くハワイ)、欧州、中東、オセアニア17,500円21,000円25,000円29,000円33,000円
ハワイ、インド、インドネシア11,000円13,500円16,000円18,500円21,000円
タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー8,500円10,500円13,000円15,500円18,000円
ベトナム、フィリピン、グアム、サイパン5,000円6,500円8,000円9,500円11,000円
中国、香港、台湾、マカオ4,500円5,500円7,000円8,500円10,000円
韓国1,500円2,000円2,500円3,000円3,500円

改定後のテーブル(円建て)


これが、以下のように円換算基準に変更になったということになります。
プレスリリースによれば、判定期間の原油価格は1バレルあたり71.02ドル、
ということなので、これまで通りならもう1つ左側のテーブルになっていたはずです。

行き先〜6,000円6,000円
〜7,000円
7,000円
〜8,000円
8,000円
〜9,000円
9,000円
〜10,000円
北米(除くハワイ)、欧州、中東、オセアニア0円3,500円7,000円10,500円14,000円
ハワイ、インド、インドネシア0円2,000円4,000円6,000円8,500円
タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー0円1,500円3,000円4,500円6,500円
ベトナム、フィリピン、グアム、サイパン0円1,000円2,000円3,000円4,000円
中国、香港、台湾、マカオ0円500円1,500円2,500円3,500円
韓国0円200円300円500円1,000円

行き先10,000円
〜11,000円
11,000円
〜12,000円
12,000円
〜13,000円
13,000円
〜14,000円
14,000円
〜15,000円
北米(除くハワイ)、欧州、中東、オセアニア17,500円21,000円25,000円29,000円33,000円
ハワイ、インド、インドネシア11,000円13,500円16,000円18,500円21,000円
タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー8,500円10,500円13,000円15,500円18,000円
ベトナム、フィリピン、グアム、サイパン5,000円6,500円8,000円9,500円11,000円
中国、香港、台湾、マカオ4,500円5,500円7,000円8,500円10,000円
韓国1,500円2,000円2,500円3,000円3,500円

新旧のテーブルを比較して頂くと分かるのですが、
1ドル=100円だとこれまで通りになるようなテーブルになっています。
つまり、1ドル=120円弱の現在においては、
従来ベースでは約1.2倍のテーブルを参照する必要がある、とイメージになるわけです。

円安により円換算した時には思ったほど航空会社の出費が減らない、
ということで円換算方式に変更になったということだと思いますが、
でもこれなら最初から円換算ベースでやっていた方が
透明性があってよかったのでは?と思ってしまいますね。

今後の展開は…?


また、こうなると気になるのはこの先どうなるのか、という点ですが、
シンガポールケロシンが底を打ったような感じになっている一方で、
円安もしばらく続くと思いますので、燃油サーチャージがなくなる日は遠そうです…。

(参考リンク)
・Barchart.com - Futures Prices for Singapore Jet Kerosene Swap Futures (Platts)

燃油サーチャージがなくなると国際線の特典航空券がめちゃくちゃおいしくなるので、
楽しみだったんですけどね…(笑)。

・国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を申請|プレスリリース|企業情報|ANA

※この記事は、以下のリンク先に移動しています。
・ANA国際線の燃油サーチャージが思ったほど下がらない理由

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by ジョージ滝川 at 06:55 │ Comments(0) TrackBack(0) 旅行  
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