(書評) ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽雄二

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2017年12月02日

(書評) ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽雄二

こんばんは、頭をよくしたい、スマート滝川@マネテク!です。

「頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」というサブタイトルに惹かれて読んでみました。
著者の赤羽雄二さんはマッキンゼーのコンサルタントです。



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ゼロ秒思考とは?


ゼロ秒思考とは、頭の中が整理されていて、どんな判断も瞬時にできる状態、と理解しました。
表紙の折り込み部分の記載を引用します。
思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。
迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロとなる。

私のこと?


そして、「はじめに」の最初の文章がこちら。
一生懸命考えているつもりで、実際は立ち止まっている、という人が意外に多い。
前に進まない。あるいは、空回りする。気になることがあると、頭がうまく働かず、考えがなかなか深くならない。考えようとしても、目の前の別の課題が目に浮かぶ。集中して考えることができない。行ったり来たりで結論を出せず、時間をかけても深掘りできず、堂々巡りすることになる。
はい、これは私です(笑)。

ゼロ秒思考と情報収集


問題は、大半の人が調べすぎてしまうことにあるとのこと。
意思決定を先延ばしするよりも、「こういう問題だから今すぐこうすべきかな」という仮説を立てて、それを情報収集の結果で検証し、さらに仮説の精度を上げる方が効率がよさそうです。

頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング


そして頭がよくなる世界一シンプルなトレーニングですが、A4用紙(資料の裏とかでオーケー)を横にして置き、テーマを決めて1分以内に4〜6項目、そのテーマについて思いついたことをひたすら書く、というものです。
これを毎日10ページ書きます。
すなわち、毎日10分書く、ということです。

毎日10分を続けることでゼロ秒思考に近づいていく


1分という制約の中で、素早く迷わず、相当量を書き出すことが鍵とちうことで、最初はなかなか言葉が出てこなくても、3週間〜1か月続けると、頭にどんどん言葉が浮かぶようになるそうです。
その後、頭の速さに手がついていかなくなり、数か月続けると、瞬間的に全体像が見えるようになり、「ゼロ秒思考」に近づいていくとのこと。

メモ書きのお作法


このメモ書きにはお作法がありますので、ポイントをメモしておきたいと思います。

左上にタイトルを書き、下線を引きます。
右上には、年月日を省略形で入れます。

タイトルは、頭に思い浮かんだものをそのまま躊躇なく書くので、要は、何でもいいそうです。
「〜するにはどうしたらいいか?」のように、疑問形で書くのがよさそうです。
メモのタイトルが思いつかない場合は、あらかじめA4横の紙を4分割してタイトルだけ列挙しておく、というのもアリだそうです。

短すぎると具体性が不足し、頭の中のモヤモヤが言語化されないので、 1行の文字数の目安は20〜30文字にします。
また、頭の中を常に整理し、大事でないことまで書かないため、書きたくても6行までにします。

1ページ1分で書くことができるようになった後も、「あ、もう少し書き足したいな」と思った場合は、スピード感を維持したまま、15秒程度延長して書き足したいことを追加するのがよい。
この15秒は頭が超高速で動いている15秒とのこと。

メモを書いた直後に2〜3秒推敲し、追加したい言葉があれば、躊躇せず吹き出しで入れる。
ただし慣れてくるとあまりそういうことは発生しないそうです。

そしてメモは思いついたらすぐ書くため、いつでも書けるようにしておく工夫も必要です。

素朴な疑問


1日に10個思いつけばいいけど、思いつかない場合はどうするのかな?と思いました。
要は、思いついたらメモする、という動きが1日に5回しか発生しなければメモは5ページになるので、1日10ページに達しないですよね?
これはたぶん10ページはどこかで必ず書く、ということだと理解しました。

あと、タイトルを考える時間も含めて1分?と疑問に思ったのですが、実際にやってみると自然と分かりました。
メモ書きを始める瞬間にタイトルは頭に浮かんでいますので、タイトルを考える時間はない、タイトルを書く時間は1分に含まれる、が正解です。

メモの活用法


メモは書いたらフォルダに分類して保管しておきます。
一番効果的なのは、クリアフォルダを用意し、ラベルを貼って整理する方法です。
ラベルは3Mのカバーアップテープを使い、マジックでカテゴリーを記入します。

著者の赤羽さんの場合は、以下のカテゴリー分けです。

・将来ビジョン、やりたいこと
・人とのコミュニケーション
・チームマネジメント
・新しいアイデア
・考えたこと
・情報収集
・聞いた話
・ミーティング

なお、上記のカテゴリのうち、「聞いた話」と「ミーティング」は1分で書くメモではなく、ひたすらメモったものです。
やっぱりメモするのが大事なんですね。

そして、3か月後に日付順に(逆順)並べ直しながら見て、6か月後に再度見直す、その後は見返さない、という使い方をするそうです。

まとめ:頭の中を紙に吐き出す!


頭の中で考えていることを紙に書き出す、というのは私もよくやるテクニックです。
特に仕事を進める上で問題が発生すると(実際によく発生します)、紙に書き出して課題を整理し、対応を進める、ということをよくやります。
また、以前は毎日A4用紙1枚に前日の進捗をまとめて上司に報告する、というようなこともやっていました。
正直、口頭ベースのコミュニケーションは効率が悪いと思うので、単純な情報共有であってもポイントをメモに落としてそれを見ながら話をした方がロスがなくなると思っています。

頭がよくなるトレーニング、1日10分を目安にやってみたいと思います。

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
★★★
星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。

今日のマネテクポイント

なぜメモ書きをするかというと、頭の中のモヤモヤをなくして、人間の本来の力を引き出すためです。
著者の、人間はみな本来頭がいいものだ、という考え方には勇気づけられます。
※この記事は、以下関連ブログ記事からの転載記事です。
・(書評) ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽雄二 | ブックスたきがわ

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by ジョージ滝川 at 16:04 │ Comments(0) 読書  
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