コインチェックで流出したNEMがZaifに大量流入してしまう理由

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2018年03月05日

コインチェックで流出したNEMがZaifに大量流入してしまう理由

こんばんは、仮想通貨大好き、コインチェック滝川@マネテク!です。

コインチェックで流出したNEMにはNEM財団により「モザイク」と呼ばれるマークがついており、識別可能になっています。
また、仮想通貨を扱う世界各国の取引所では、「モザイク」がついたNEMは受け取らないようNEM財団から依頼がされています。
当然、Zaifについても受け取らないような制御がされているのではないかと思われるわけですが、なぜZaifに大量の流入、すなわち入金がされてしまっているのでしょうか?

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コインペイメンツ(CoinPayments)を経由させることで「モザイク」を消している

その理由は、コインペイメンツ(CoinPayments)を経由して「モザイク」を消しているからのようです。
コインペイメンツ(CoinPayments)とは、カナダにある仮想通貨取引所の名前です。
前述の通り、世界各国の取引所では、「モザイク」付きのNEMを受け取らない(入金させない)という対応を取っているわけですが、どうもこのコインペイメンツ(CoinPayments)では、今のところ「モザイク」付きのNEMが入金できてしまうようなのです。

一度取引所で取引されてしまったNEMの追跡はほぼ不可能

そして、そもそもの話ですが、一旦入金されてしまったNEMは、「モザイク」が外れてしまうため、一度取引所で取引がされてしまうと、その後の追跡はほぼ不可能だそうです。
つまり、本来的にはコインペイメンツ(CoinPayments)が受け付けた時点で入金させない、という対応を取らないといけない、ということですね。

こちらのMasafumi Negishiさんという方がTweetされています。

コインペイメンツ(CoinPayments)の入金を制限できないのか…

一方で、コインペイメンツ(CoinPayments)が「モザイク」付のNEMを受け取るかどうかの判断は(NEM財団から依頼があったとしても)最終的にはコインペイメンツ(CoinPayments)に委ねられているということなのだと思います。
でもこれって、コインペイメンツ(CoinPayments)が犯罪を犯しているとは言わないものの、犯人の犯罪の片棒をかつぐようなものだと思うのですが…。

まとめ:NEMの換金を防ぐことは不可能?

こうなってくると、コインペイメンツ(CoinPayments)以外の取引所でもロンダリングに使われるところが出てきそうな感じもしますし、着々と盗まれたNemから「モザイク」が外れて他の通貨に交換されていくことは不可避とも思えてきます。
パブリックなブロックチェーンという仕組み上、強権発動するような中央機関を設けることもできないでしょうし、これは厳しいですね…。

(参考リンク)
・コインチェック流出NEM、「Zaif」に大量流入 8億円分超 「CoinPayments」経由でモザイク消す (ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュース

コインチェック流出NEM、「Zaif」に大量流入 8億円分超 「CoinPayments」経由でモザイク消す

 仮想通貨取引所「Coincheck」から流出した仮想通貨「NEM」が、日本の別の仮想通貨取引所「Zaif」に大量に流入していることが分かった。3月4日までにZaifに流入した総額は、約2260万XEM(4日夜のレートで約8億円分)以上。盗難NEMの資金洗浄にZaifが利用されている可能性がある。

(略)

 コインチェックが運営する「Coincheck」から5億2630万XEM(当時のレートで約580億円相当)が流出したのは1月26日。その後犯人は、匿名通貨「DASH」を経由して資金洗浄を企てたとみられるほか、盗んだNEMを販売するサイトをダークウェブ上に立ち上げたとみられ、このサイトではNEMの売買が活発に行われている(関連記事コインチェック盗難NEM、匿名コイン「DASH」で資金洗浄か ダークウェブで交換持ちかけも)。

 NEMのブロックチェーンを分析して流出NEMをトラッキングしている匿名のエンジニアによると、ダークウェブの販売サイトでNEMを購入した複数の人(犯人、または犯人からNEMを購入した第三者)が、仮想通貨の決済プラットフォーム「CoinPayments」を経由し、Zaifなど複数の仮想通貨取引所に、NEMを入金しているという。

 Zaifへの入金は2月22日から続いており、3月4日までに約2260万XEM(約8億円分)以上が流入しているという。「流入が続いているということは、Zaifに送金したXEMの他通貨への交換がうまくいっている可能性がある」とこのエンジニアは指摘。

(略)

 日本の取引所で入金が確認されたのはZaifだけ。Bittrex(米国)やPoloniex(同)など海外の取引所への入金もあるが、Zaifへの入金額は目立って多いという。

 コインチェックから流出したNEMを扱ったアドレスには、NEM財団が付けた「モザイク」と呼ばれるマークが付与される。大手仮想通貨取引所の多くは、NEM財団からの要請を受け、コインチェックからの流出NEMを示すモザイク付きアドレスからのNEMの入金を拒否している。Zaifもこの対応を行っているとみられるが、なぜ、入金が続いているのか。

 このエンジニアによると、ダークウェブ上で犯人から購入した流出NEMを、いったんCoinPaymentsに送金し、CoinPaymentsから取引所に入金させることで、モザイクがないアドレスからの送金に見せかけているという。

 ダークウェブ上で犯人から購入されたNEMを受け入れていた海外取引所のうちいくつかは、NEMの入金を停止したという。「Zaifも、モザイク付きアドレスからの入金と同様に、CoinPaymentsから現在流入している入金を拒否し、他通貨への交換などの取引ができないようにするべきだ」と、このエンジニアは指摘している。

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by ジョージ滝川 at 21:02 │ Comments(0) 仮想通貨  
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