コインチェックがXMR、ZEC、DASHの匿名3通貨の取扱停止?
こんばんは、仮想通貨大好き、クリプト滝川@マネテク!です。
「仮想通貨」という呼び方の方がよく聞きますが、ビットコイン等を呼ぶ場合は「暗号通貨」の方が適切みたいですね。
というわけで、コインチェックが匿名3通貨の取扱を停止するのではないかという観測が出ています。
コインチェック、モネロなど3匿名通貨の取り扱い中止で調整か、時事通信が報道
時事通信は16日、コインチェックがモネロ、ジーキャッシュ、ダッシュの3つの匿名通貨の取り扱いを打ち切る方針で調整していると報道した。この3つの通貨については、送金先を追跡できず、資金洗浄に利用される恐れが高いためだという。
(略)
時事通信によると、「顧客から預かっている3種類の匿名通貨は一定額で買い取ったり、本人かどうかを厳格に確認した上で出金に応じたりする方向」で対応するという。
コインチェック側からは現在のところ、公式な発表はされていない。
(略)
(参考リンク)
・コインチェック、モネロなど3匿名通貨の取り扱い中止で調… | News | Cointelegraph
コインチェックの事業継続のために必須?
金融庁が登録業者として認定しない理由が、匿名通貨の取扱がある(=資金洗浄(マネーロンダリング)の温床となる)からだと言われていましたので、コインチェックが事業を継続するうえではどうしても必要な対応なのかもしれません。
通貨取扱停止はいろいろと大変そう
一方で、取扱通貨が増えるケースでは運用上の問題は多くないと思われますが、通貨の取扱を停止する際にはどのように対応していくかが大きな問題になりそうです。
私が社会人になった頃、当時銀行の支店で法人営業をやっていたのですが、取引先の社長から勧められた中国株を10万円分購入しました。
完全に存在を忘れていたのですが、15年位たった頃にその中国株を購入した証券会社が中国株の取扱を停止するというので、全て売却したことがありました。
その時は、現実的に売却以外の選択肢はなかったような気がしますが、購入時から比べると株価はめちゃくちゃ上がっていたということもあり(笑)、特に何とも思いませんでした。
一方、仮に含み損を抱えているような状態であれば、強制的に損失を確定させられるなんてけしからん、と思う人も確実にいたと思います。
株式もそうですが、他の証券会社等金融機関で取扱があり、そちらに移管的な形で移動させることができれば一番問題がないのだと思いますが、上記のような問題に加えて現実的には一定の期日が到来したら強制的に日本円にして返金みたいなことも考えなくてはならないわけで、さらにその時のレートをどうするか等々、検討が必要な課題が多々ありそうな印象を持ちました。
このあたりは、NEMの補償と同様に、なぜかあまり問題にはならないのだけれども実は重要な問題、というような気がします。
今日のマネテクポイント
え?バブルはまだ弾けてないですか(笑)?
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