(書評)ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 田端 信太郎
こんばんは、ブランド大好き、ブランドン滝川@マネテク!です。
そう言えばブランドンで思い出しましたが、ビバリーヒルズ高校白書/青春白書の新シリーズの話はどうなったんですかね(笑)?
さて、今回紹介するのはプロサラリーマン(?)の田端信太郎さんの著書です。
なぜかは分かりませんが、どこかで気になったのでしょう(たぶん近所の本屋で平積みになっているのを見て、NewsPicksBooksということもあり気になったような気がします)、図書館で予約して順番待ちになっていたのが借りられたので、読んでみました。
目次
炎上男、田端信太郎の著書
内容は、新卒でNTTデータに入社して以来、リクルートでR25を立ち上げ、ライブドアに転職し、「メディア野郎」として雑誌のデジタル戦略を手がけ、現在はLINEの役員をされている田端信太郎がさらに炎上するための燃料投下です(笑)。
「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない」という言葉を思い出しましたが、徹底的に自己をブランド化し、会社に利用されるのではなく会社を利用すること、そしてTwitterでつぶやくこと(笑)、が大事だと説いています。
気になった部分を抜き書き
例によって、気になった箇所を抜き書きしておきます。
クリエイティブな仕事で評価を決定するものとは?
クリエイティブな仕事において、品質を客観的に定義することは、不可能だ。その時漫然と「いいものを作ろう」なんて思って仕事をしていては、ブランド人への道が開かれない。それとは逆に、一流と呼ばれる人やインフルエンサーが一言でも褒めてくれれば、無名の商品、無名の一般人でもたちまち有名になる。1週間前まで誰も知らなかった固有名詞がブランドに様変わりする。
武勇伝武勇伝、武勇デンデンデデンデン
「ためらわぬ自己犠牲」「命がけの覚悟」「絶体絶命のピンチ」「振り絞った勇気」が、古今東西の武勇伝のパターンだ。君の仕事にはこの4つがしっかりとあるだろうか?
(サラリーマンとして)ビジネスに失敗しても死ぬことはない
ビジネスは最高のエンターテイメントであり、最高のチームスポーツだ!
失敗しても死にはしない!
勝つか負けるか分からないギリギリの戦いに今すぐ飛び込んでしまえ!
この本でもどこかに書いてありましたが、サラリーマンの醍醐味は、ローリスク・ハイリターンの可能性が狙えることだと思います。
会社というでかいリソースを使って博打を打って、成功すれば当然評価されますし、失敗して何十億という損失を出しても殺されることはないどころか、クビにすらならないことも多いです。
であれば、世の中に認められる仕事をして個人としての名を上げてしまえ!というのは極めて合理的な思考のように思います。
まとめ:テンション上がりました
ということで、改めて意識させてくれたという意味での気付きはありましたし、全体的に煽っている本なのでテンションは上がりましたが、半分くらいは武勇伝でサラッと読める、軽い本だと思います。
結構過酷な職場に転職したところなのですが(笑)、サラリーマンとして、頑張りたいと思います。
前祝いの法則
★★
星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。
今日のマネテクポイント
どうでもいい情報ですみませんwww
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