2020年02月22日
(書評)2030年の世界地図帳 落合陽一
こんばんは、世界大好き、ワールド滝川@マネテク!です。
落合陽一先生の「2030年の世界地図帳」を読んでみましたので、気になったところをメモっておきたいと思います。
本の内容は、SDGを中心に、10年後の世界がどんな絵姿になるのか、それを踏まえた課題は何か、というものです。
世界地図などを通じてビジュアルで説明されているので、興味深く読み進めることができました。
落合陽一先生の「2030年の世界地図帳」を読んでみましたので、気になったところをメモっておきたいと思います。
本の内容は、SDGを中心に、10年後の世界がどんな絵姿になるのか、それを踏まえた課題は何か、というものです。
世界地図などを通じてビジュアルで説明されているので、興味深く読み進めることができました。
世界の4つのデジタルイデオロギー
アメリカン・デジタル
オープンソースなどを上手く利用したイノベーティブな帝国主義
ヨーロピアン・デジタル
ブランド力によるエンパワーメント
→ ヨーロッパは、法と規制の重視による存在感。GDPR等。
サードウェーブ・デジタル
一足飛びに生まれる新種のイノベーション
チャイニーズ・デジタル
国家を後ろ盾にした資金循環と情報統制下のイノベーション
大学進学率
日本の大学進学率51%はOECD平均62%と比べてもかなり低い。
ちなみにアメリカ74%、オーストラリア96%(!)。
教育費
日本は先進国の中でも教育の私費負担の割合が高い。
→格差固定化の一因。
ちなみにMOOCは個人的に日本での発展を超期待してます。
AI翻訳などで日本語での学びの場が増えるとかなりいい感じになるのでは?と思ったり。
ODA
日本の有償援助は、返さなければならないというプレッシャーがいい方向に働くという自らの経験を踏まえたもの。
感想
未来は予測できない一方、人口構成の変化はだいたい予想できると思われます。
人口は国の成長にとって非常に重要な要素なので、そういった意味では人口が減り続ける日本は従来の枠組みでは期待できないということになります。
個人的には、個人の集まりである国の幸福と、個人の幸福を比較した時には、当然にして個人の幸福が優先されるので、国としてどうこう、というのは国益が国民個人としての利益につながらなかったら意味がないと思っています。
一人ひとりが幸せを感じながら生きていける世界にしたいですね。
今日のマネテクポイント
落合先生は相変わらず精力的に活動されていますね。
体を壊したりしないように、頑張って欲しいです。
体を壊したりしないように、頑張って欲しいです。
2030年の世界地図帳 落合陽一
★★
星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。
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