(書評)サバイバル組織術 佐藤優

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2020年02月24日

(書評)サバイバル組織術 佐藤優

こんばんは、サバイバル大好き、サバイブ滝川@マネテク!です。

現代の知の巨人、佐藤優の「サバイバル組織術」を読んでみましたので、気になったところをメモしておきたいと思います。

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組織を動かす要、人事


組織を動かす上で要となるのは、何といっても人事です。
なぜ人はポストに執着するのか?
そこには権力・カネ・そして評価という組織が提供しうる価値の三大要素が集約されているからです。

クライシス・マネジメントには歴史のアナロジーが有効


クライシス・マネジメントにはあらかじめ決まった正解はありません。
クライシスのあり方はそのときそのときで異なるからです。
またクライシスの規模が大きくなるほど、対処すべき要素が増大し、複雑化してしまいます。
だから、個別の対応策を列挙するタイプのマニュアルはあまり役に立たないのです。
では、どうするか?
私はクライシスに備えるには、アナロジーによる歴史的思考が適していると考えます。

上司とは戦わない


多くのビジネスパーソンにとって、組織における悩みの大半は上司と部下の関係から派生してきます。
では、そりが合わない上司とはどのように戦ったらよいのでしょうか?
私の答えはシンプルです。
上司とは戦ってはなりません。
なぜなら上司は組織を体現するものだからです。
上司と戦ったとして、たとえ局地戦で勝利したとしても、次の上司が出てくるだけでしょう。
そして三人目の上司が送り込まれる頃には、組織に反抗した人間として必ず潰されます。
(中略)
そもそも「上司と戦う」という発想を持つこと自体、組織の本質を理解していません。
(中略)
組織の数的優位は明らかで、戦力の大きい方が最終的に勝つのは軍事の初歩中の初歩です。

部下は叱らない


基本的に部下は叱らない方がいい。
(中略)
叱るのも、叱られるのも経験と技術が必要です。
エリートであるほど、叱られる能力が低いのです。
(中略)
上司に求められているのは組織の力を最大限に活用することですから、部下を叱ってもほとんどプラスに働きません。
逆に部下は褒めるべきです。

部下は吟味する


上司にとって大事なのは、自分の部署で引き受ける部下をよく吟味することです。
「頼むよ、ちょっとこいつ、問題はあるけど預かってくれよ」と言われても固辞して、自分のチームを精鋭で固めるのが望ましい。
(中略)
叱って育てるより、より良い人材を集め、褒めて働かせる。
それこそが中間管理職の仕事なのです。

嫉妬のマネジメントが重要


特にエリート組織では、チームのモチベーションを高めていくために、嫉妬の解消は重要な問題となっています。
前にも述べたように、彼らの多くはどこかで一番だったと言う記憶があります。すると、自分が二番手以下として扱われることに不満を持って、二番扱いされるならいっそ何もしない、となりかねません。

感想:組織の中でサバイバルダンス


私も部下を持つ身として日々悩み試行錯誤しながら、という感じですが、いろいろと参考になりました。
4月の人事異動に向けて頭が痛いですが、何とか組織の中で乗り切りたいと思います…(笑)。
サバイバル組織術 佐藤優
★★
星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。

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by ジョージ滝川 at 06:08 │ Comments(0) 読書  
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