今、一番得するマイレージ

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2006年08月29日

今、一番得するマイレージ

今回は、マイレージについて再び考えてみたいと思います。

以前も書いた通り、現在管理人はユナイテッド航空のマイレージプラスでマイルを貯めています。基本的に陸マイラーなので、クレジットカードの利用で稼いでいる状況です。
年間の利用額はだいたい150万円くらいなので、マイルに換算すると25,000マイルくらいが貯まる計算です(クレジットカードの継続でもらえるボーナスマイルを含む)。
これはこれで悪くないのですが、いろいろ調べていくともっとお得な貯め方があるようですので、改めて考えてみることにしました。

以前、地道にマイルを貯めるのであれば獲得したマイルに有効期限のないアメリカ系(UA、NW)が有利というようなことを書きました。これはこれで真理だと思いますし、あれこれ考えなくてもよいので楽です。
今回は一手間(二手間?)かけることでもっと効率的にマイルを獲得するというものです。ですので、めんどくさがりやな方には向かないと思います。

前置きはこれくらいにして、本題に入りましょう。
まず用意するものは以下の5つです。

(1)楽天カード
(2)パソリ
(3)ANA VISAカード
(4)ANA JCBカード
(5)Edyカード(何でもよいです。たとえばMy Sony Cardなど)



必要なものが多くてびっくりした方もいらっしゃるかもしれませんが、次に、どのようにこれらを使っていくかを説明します。
まず、普段の買物や公共料金の引き落とし等は、全て(1)楽天カードに集約します。
管理人の場合、月間のカード利用額は平均して125,000円程度、最大で300,000円程度ですのでその前提の計算も交えて説明します。

(1)楽天カードで貯められる楽天スーパーポイントは、100円ごとに1ポイント付与され、2ポイントを1マイルとしてANAのマイルに移行できます。
125,000円の利用だと、1250ポイント→625マイルが獲得できます。
また、楽天では様々なキャンペーンを実施していて、それほど労力をかけずにポイントを獲得することができたりもします(詳細は別の機会に書きます)。

なお、(1)楽天カードを作る際に、一点注意があります。楽天カードはカードが送られてきた際に同封されている口座振替申込書に代金の引き落とし口座を記入して返送する仕組みになっていますが、口座振替申込書を返送しないことで、コンビニ払いにすることができるのです。コンビニでEdyを使用して支払いをすることでさらにポイント/マイルの獲得ができますので、口座振替申込書は返送しないのが得策です(ただし自己責任でお願いします)。

では、Edyの使い方ですが、(2)パソリを自分のパソコンにつないで、(3)ANA VISAカードからチャージをします((3)ANA VISAカード自体がEdy機能を持っています)。
このチャージに使用した分も、クレジットの利用としてマイルを獲得することができます。
(3)ANA VISAカードの場合、100円ごとに1マイルが獲得できます。
Edy1枚へのチャージの上限は50,000円ですので、50,000円チャージをすると、500マイルが獲得できる計算になります。
例えば、(3)ANA VISAカードから100,000円をチャージすると仮定します。
残り50,000円分も別のEdyカードにチャージしましょう((4)ANA JCBカードでよいです)。

すると、1ヶ月の平均額が125,000円としていますので、必要なEdyが25,000円不足します。残りの25,000円は(4)ANA JCBカードを使用して(5)My Sony CardなどのEdyカードにチャージします。
コンビニでカードの利用代金を支払いするときは、(3)ANA VISAカード(50,000円チャージ済)、(4)ANA JCBカード(50,000円チャージ済)、(5)Edyカード(25,000円チャージ済)の3枚を使用して支払いをします。
なお、支払いが多い月は(5)Edyカードの枚数を多くしたり、場合によってはチャージに使用するカードを用意する必要があります。もしくは、そもそも(3)ANA VISAカードで直接支払ってもオーケーです。

では、これで獲得できるマイルを計算してみましょう。

その前に、(3)ANA VISAカードには、獲得するマイルを2倍にする裏技があります。それは、「マイ・ペイすリボ」というリボ払いにすることです。「マイ・ペイすリボ」では毎月の支払額を5,000円あるいは10,000円から選ぶ必要がありますが、Web上で手続きをすることで、毎月の支払額を変更することができます。実質一括払いにすれば手数料はかかりません。ただし、毎月手続きをする必要がありますので注意して下さい。また、副次的効果として、「マイ・ペイすリボ」を設定すると、年会費が割引になります。

いよいよマイルの計算です。
(3)ANA VISAカードは100,000円のクレジットカード利用が発生しています。(3)ANA VISAカードは100円につき1マイルが獲得できますので、計算すると、1,000マイル。「マイ・ペイすリボ」をセットしていますので2倍すると、2,000マイルとなります。
また、(4)ANA JCBカードでは25,000円のクレジットカード利用が発生しています。(4)ANA JCBカードは100円につき1マイルが獲得できますので、計算すると、250マイルの獲得ができます。

さらに、(3)ANA VISAカード、(4)ANA JCBカードは、Edyでの支払いに使用するだけでもマイルが獲得できます。
(2006/11/6修正)
ただし、通常の買い物ですと200円で1マイルのいわゆるEdyマイルが獲得できますが、クレジットカードの代金を支払う場合は残念ながら対象外となります。

ちなみに、管理人はコンビニでパンや飲み物をよく買いますが、現金で払うことがほとんどです。最近はクレジットカードでもサインレスで支払いができますが、若干時間がかかるので小心者の管理人はなかなかクレジットカードで払うことができません…。
1ヶ月にコンビニで使う額は、管理人の場合だいたい10,000円くらいです。これをEdyで支払うと、(4)ANA JCBカードでチャージ(10,000円→100マイル)、Edy支払い(10,000円→50マイル)でもマイルを獲得することができます。なお、200円に満たない支払いの場合は1マイルも付与されませんので50マイルはあくまで計算上の話です。

これらを合計すると
(1)楽天カード 625マイル
(3)ANA VISAカード 2,000マイル
(4)ANA JCBカード 300マイル
(5)Edy使用 50マイル
で、計2,975マイルにもなります。
年間だと、なんと35,700マイルです!
1マイル=2円で換算すると、71,400円分になります。

一方、諸経費については、
(1)楽天カード 無料

(2)パソリ 無料(で手に入れることができます)
(3)ANA VISAカード 1,076円(年会費:「マイ・ペイすリボ」で割引)+2,100円(マイル移行手数料)
(4)ANA JCBカード 2,100円(年会費)+2,100円(マイル移行手数料)
(5)Edy使用 My Sony Card 年会費無料
の合計で、7,376円になります。

差し引きすると、64,024円の得、ということになります。
これはちょっと手間はかかるものの、非常にお得だと思います。
冒頭でちょっと計算した管理人の現状では、獲得25,000マイル、1マイル2円換算で50,000円、諸経費は6,825円ですから差し引き43,175円です。
ほぼ1.5倍ですね…。

というわけで、オススメです。

(2006/11/6追記)
Edyマイルにかかる部分の記載を修正しました。
(2007/2/25追記)
記載内容見直しの結果、ANA VISAカードからのチャージに係る記載を修正しました。
(ANA JCBカード等のJCBカードと異なり、Edyチャージが該当するいわゆる「金券等の特定枠」はないようです。ただし、無節操なEdyチャージは更新拒否等の元になるという話も聞きますので利用は自己責任でお願いします。)

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(money_tec)
by ジョージ滝川 at 00:10 │ Comments(0) マイレージ  
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