今、一番得するマイレージ3.1(2)「マイレージプログラムの選び方」

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2009年07月14日

今、一番得するマイレージ3.1(2)「マイレージプログラムの選び方」

マイレージ・クレジットカード好きのジョージ滝川です、こんばんは。

さて、このブログでは、これまでに何度か、「今、一番得するマイレージ」というタイトルで、連載記事としてマイレージ獲得の基本戦略について、管理人なりの考えを紹介してきました。
この連載記事は無料レポートにもまとめており、これまでにのべ2,000人以上の方にダウンロードして頂いています。

一方で、マイレージやポイントプログラムの世界は相次ぐ改悪など、めまぐるしく制度が変わっており、情報としては古くなってしまった面があることは否めません。
というわけで、最新版にアップデートした内容を、これから数回に分けて連載記事として紹介して行きたいと思います。

なお、この連載の内容は、全回の内容を1つのpdfファイルにまとめ、無料レポートとして公開する予定です。
pdfファイルでまとめて読みたい、という方は、管理人が発行するメールマガジン「マイレージニュースヘッドライン」で最新の無料レポート情報をお届けしていますので、よろしければご登録下さい。。

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2.マイレージプログラムの選び方

それでは次に、マイレージプログラムの選び方を見ていきたいと思います。

(1)まずは主要4プログラムに加入する

世界初のマイレージプログラムは1981年にアメリカのアメリカン航空が始めたAAdvantageですが、現在においてマイレージプログラムを導入していない航空会社はほとんどありません。

一方、特に世界中を飛び回るような人にとって、全てのフライトで同じ航空会社を利用することは現実的に不可能なので(例えば、ANAでエジプトに行こうと思っても就航していないので別の航空会社を利用せざるを得ないわけです)、マイルを貯めようと思うと必然的に複数のマイレージプログラムにマイルが分散することになります。

同様の例をあげると、電化製品を購入する時に、ヨドバシカメラで買ったり、ビックカメラで買ったり、さくらやで買ったり、ヤマダ電機で買ったり、コジマで買ったりと毎回買う店を変えていると、どの店のポイントも中途半端にしか貯まらないのは容易に想像がつくと思います。
ただし、電気屋の場合は貯まったポイントを1ポイントから使えるので有効期限さえ気をつければいわゆる死にポイント(貯めたけど使えないポイント)が発生する可能性は低いですが、航空会社のマイルの場合は最低でも10,000マイル程度は貯めないと無料航空券や景品等に交換することができず、また基本的に有効期限があるのでマイルが複数の航空会社のマイレージプログラムに分散することは大量の死にマイルの発生につながります。

そうなるとマイレージプログラムは「貯まらない、使えない」ということで魅力が半減してしまいます。そのため、各航空会社は他の航空会社と提携することでこの問題を回避しています。

つまり、先の例に当てはめれば、エジプト行きの便を運航していないにANAは、エジプト航空と提携することでエジプト航空を利用してもANAのマイルが獲得できる、というサービスを実施してマイレージプログラムの魅力を高めているわけです。

というわけで、マイルを貯めるのであれば、まず重要なのはどこの航空会社のマイレージプログラムでマイルを貯めるか、ということになるのですが、筆者のオススメはJAL(日本航空)、ANA(全日空)、UA(ユナイテッド航空)、NW(ノースウエスト航空)の4つのプログラムに加入することです。

理由の一つは、それぞれの航空会社がアライアンス(言わば航空会社連合)に加盟しているため、日本発着便を持っている航空会社の多くがいずれかの航空会社と提携しているからです。

アライアンスとは、簡単に言うと先ほど説明した提携を複数の航空会社に拡大した仕組みで、同じアライアンスに加盟している航空会社同士であれば、相互にマイルを加算することができます。

例えば、ANA、UA、オーストリア航空は同じ「スターアライアンス」というアライアンスに加盟していますので、ANA便に搭乗したことにより獲得したマイルを、UAのマイレージプログラムに加算したり、UA便に搭乗したことにより獲得したマイルをオーストリア航空のマイレージプログラムに加算する、なんてこともできるわけです。

そして、先ほどの4つのプログラムに加盟しておけば、日本を発着するどの航空会社を利用したとしても、どこかのマイレージプログラムにはフライトマイルを加算できる可能性が高い、ということになるわけです(チケットの種類や航空会社によってはどこにも加算できないケースもあります)。

フライトによるマイル(第1章で説明した「陸マイル」と対比させて、「空マイル」などとも呼ばれます)を一気に獲得するチャンスと言えばやはりロングフライトになりやすい海外旅行です。

筆者の場合、格安パッケージツアーなどで海外旅行をすることが多いですが、大抵はどこか(筆者の場合は一番多いのがNW、次がUAという感じです)のマイレージプログラムに加算できています。

また、獲得したマイレージを特典無料航空券に交換して使うことを考えると、アライアンスの他の航空会社の便も利用できるとはいえ日本に多くの路線が就航している航空会社が有利です。

日系のJAL(日本航空)、ANA(全日空)はもちろん合格ですが、UA(ユナイテッド航空)、NW(ノースウエスト航空)といったあたりは日本発着便がそれなりにありますのでオススメできます。

また、UA、NWのマイレージプログラムで貯めたマイルは、国際線だけでなく国内線(ANA、JAL)の無料航空券に交換することも可能です。

それから、もう一つの理由はこれらの航空会社のマイレージプログラムは日本の顧客向けにボーナスマイルが獲得できるキャンペーン等を多く実施しているからです。

この後も見ていきますが、効率的にマイレージを貯めていくにはキャンペーンの有効活用は必要不可欠ですので、頻繁に何かしらのキャンペーンが打たれているこれらのマイレージプログラムは有利だと思います。

もちろんいずれの航空会社のマイレージプログラムも無料で会員登録ができますので、とりあえずはこの4つのマイレージプログラムに加入しておくのがオススメです。

さて、とりあえずは4つのマイレージプログラムに加入することをオススメしましたが、実際にマイルを貯める際にはどこをメインにして貯めるかを考える必要があります。

(2)メインで貯める航空会社を決める

筆者のオススメは、日系(JAL、ANA)のいずれかをメインに据えた上で、米系2社(UA、NW)をサブで貯めていく方法です。

理由は、日系のマイレージプログラムは有効期限が36ヵ月後の月末、と期間的な制限があるため、どちらかに集中して貯めた方が効率よく特典を取得できる可能性が高くなるからです。

一方で、米系2社(UA、NW)に関しては、一定期間の間にマイルの増減があれば保有する全てのマイルの有効期限が延長されるシステムのため、基本的には期限を気にせずマイルを貯めていくことができます。

米系2社の場合はキャンペーンで獲得できるマイルも比較的大きいので、キャンペーンを地道に拾っていくだけでも十分マイルを貯められると思います。

実際に筆者の場合も、UA、NWあわせてキャンペーンだけで軽く数万マイルは獲得しています。

というわけで、各マイレージプログラムには以下のリンク先Webサイトから加入することができますのでとりあえずは4つのマイレージプログラムに加入することをオススメします。

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by ジョージ滝川 at 17:54 │ Comments(0) マイレージ  
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