今、一番得するマイレージ4.0(9)「サブとなるクレジットカード選び(2)」

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2009年12月29日

今、一番得するマイレージ4.0(9)「サブとなるクレジットカード選び(2)」

マイレージ・クレジットカード好きのジョージ滝川です、こんばんは。

このブログでは、これまでに何度か、
「今、一番得するマイレージ」というタイトルで、連載記事として
マイレージ獲得の基本戦略についての管理人なりの考えを紹介してきました。

この連載記事はPDFファイル形式の無料レポートにもまとめており、
これまでにのべ3,000人以上の方にダウンロードして頂いています。

一方で、マイレージやポイントプログラムの世界は相次ぐ改悪など
めまぐるしく制度が変わっており、
情報としては古くなってしまった面があることは否めません
(前回の3.0版の改訂は2009/5/17です)。

というわけで、最新版にアップデートした内容を、
数回に分けて連載記事として紹介して行きたいと思います。

なお、この連載の内容は、全回の内容を1つのPDFファイルにまとめ、
無料レポートとして公開しています。

PDFファイルでまとめて読みたい、という方は当ブログのトップページから
簡単に請求して頂けますので、ぜひお取り寄せください。

また、誤字、脱字や誤記の見直し等、細かい修正は随時行っていく予定です。

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それでは、SonyCardの獲得ポイントを2倍にする方法を紹介していきます。

SonyCardを申し込み、クレジットカードが届いたら、
発行元であるソニーファイナンスインターナショナルのWebサイトから
メンバーズページにログインし、「オールリボ」の申し込みをします。

「オールリボ」とは、
クレジットカードの支払いを全て自動的にリボ払いにしてくれるサービスです。
ショッピングの際に、「お支払いは?」と聞かれて「1回払いで」と答えたとしても、
自動的に付与ポイントが2倍となるリボ払いになります。

ちなみにリボ払いとは、月々の利用額に関わらず、
毎月、最低支払額として設定した一定の金額だけを返済すればよい、
というサービスです。

便利なサービスではあるのですが、
月々の返済後に残った残額には手数料がかかりますので注意が必要です。

なお、リボ払いの最低支払額が月々の利用金額よりも大きい場合は、
1回払いと同じになってしまうため、
ポイントも2倍にはならず通常通りとなります。

このため、最低支払額はできるだけ小さい金額にしておくことをオススメします。

「MySize」というサービスに申し込んでもオーケーです。

さて、オールリボの申し込みをしておくと、
毎月送付されてくる請求書の明細に記載されている支払額は
最低支払額のみとなります。

このままだと支払期日に最低支払額だけが銀行口座から引き落とされて終わり、
ということになるのですが、
そうなると前述の通り手数料がかかっていまいますので、
繰上返済をすることで手数料がかからないようにします。

具体的には、ATMから返済をすることになります。

SonyCardの繰上返済ができるATMは、
 ・セブン銀行ATM(セブンイレブン・イトーヨーカドー等)
 ・三井住友銀行ATM(am/pmにあるものも含む)
 ・旧UFJ銀行ATM

となります。

なお、1,000円未満の端数が取り扱えるかはATM次第、
また取扱可能時間帯もATM次第、となります。

例えば、セブン銀行のATMだと1,000円単位でしか入金できません。

残額がリボ払いの最低支払額以下になるような入金はできないため、
1,000円未満の端数がある場合は未返済額が残ってしまうので注意が必要です。

硬貨の取扱があるATMであれば基本的には1円単位での繰上返済が可能ですが、
やはり「ATM次第」となります。

三井住友銀行のWebサイトでATM検索をする際に、
「硬貨の取扱いがある」という条件で絞込みをすると確実です。

ちなみに繰上返済をの取扱時間帯についてですが、
どうやら預金口座への入金が可能な時間帯とリボ払いの繰上返済が可能な時間帯は
同じになっているようです。

例えば、夜中でも入金できるセブン銀行であれば
夜中に繰上返済をすることも可能ですが、
三井住友銀行のATMの場合、入金ができるのは日中だけのため、
繰上返済も日中しかできない、といった具合です。


さて、リボ払いによりポイントが2倍となる対象ですが、
メンバーズページの「ご利用明細照会」画面上で
支払区分が「リボ払い」となっている明細が全てポイント2倍の対象になります。

「リボオール」を設定していれば全ての支払いがリボ払いになるはずなのに、
なぜこんなことを書くのかというと、例外があるからです。

具体的には、年会費や、一部の毎月引き落としがかかるような明細は、
「リボオール」を設定していても、1回払いとなります。

著者の実体験やメルマガ読者さんからの情報提供に基づく具体的な例を挙げると、
以下の通りです。

(リボ払いになったもの)
 ・NTT東日本
 ・東京ガス
 ・東京電力
 ・Edyチャージ
 ・モバイルSuicaチャージ

(リボ払いにならなかったもの)
 ・au(携帯電話料金)
 ・NTT DoCoMo(携帯電話料金)
 ・Yahoo!BB(プロバイダ料金)


なお、SonyCardは、請求書が届く前でも、支払金額が確定さえしていれば、
繰上返済をすることができます。

当月支払額の確定は、毎月8日頃となりますが、
メンバーズページの「お支払金額照会」を確認して
当月分が「確定」になっていればオーケーです。

ちなみにSonyCardの場合、まずは支払金額が確定して、
その後からポイントが確定して付与される、という流れになってますが、
支払金額が確定していれば、ポイントが付与される前にATMで繰上返済をしても、
その後付与されるポイントは2倍となります。

つまり、ポイント確定前に繰上返済してもリボ払い分のポイント2倍には影響しない、
ということになるわけです。

なお、ATMで繰上返済をすると、ほぼリアルタイムで利用可能額に反映されます。

というわけでSonyCardのリボ払いを利用して効率的にマイルを獲得する方法を
まとめてみました。

手間をいとわず、返済用のATMが生活範囲にあるのであれば、
SonyCardはANAマイラーにとってのEdyチャージ用カードとしては、
現時点でベストな選択肢だと結論づけることができます。

一番の不安要素はATMによる返済ですが、
ATMで返済ができない場合はカードセンターに電話の上で
指定の口座に振込することも可能ですので、
まずは利用してみて、自分の生活範囲にあるATMの
返済単位と返済可能時間が確認できれば確実かと思います。

ATMで返済できない場合は、ANA VISA Suicaカードの返済のところで紹介した、
振込手数料のかからない新生銀行もしくは住信SBIネット銀行から振込することで
コストをゼロにすることができます。

・新生銀行
  http://link.moneytec.net/shinseibank.html
・住信SBIネット銀行
 http://link.moneytec.net/sbinetbank.html

というわけで、メインとしてANA VISA Suicaカードを使用し、
公共料金の支払いはファミマTカード
EdyチャージはSonyCardで無駄なくポイントを稼ぐのが
最も効率的な選択肢、ということになります。

・ANA VISA Suicaカード
  http://link.moneytec.net/anasuica.html

・ファミマTカード
  http://link.moneytec.net/famimatcard.html

・SonyCard
  http://link.moneytec.net/sonycard.html

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by ジョージ滝川 at 11:47 │ Comments(0) マイレージ  
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