今、一番得するマイレージ4.0(15)「Q&A集」

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2010年02月09日

今、一番得するマイレージ4.0(15)「Q&A集」

マイレージ・クレジットカード好きのジョージ滝川です、こんばんは。

このブログでは、これまでに何度か、
「今、一番得するマイレージ」というタイトルで、連載記事として
マイレージ獲得の基本戦略についての管理人なりの考えを紹介してきました。

この連載記事はPDFファイル形式の無料レポートにもまとめており、
これまでにのべ3,000人以上の方にダウンロードして頂いています。

一方で、マイレージやポイントプログラムの世界は相次ぐ改悪など
めまぐるしく制度が変わっており、
情報としては古くなってしまった面があることは否めません
(前回の3.0版の改訂は2009/5/17です)。

というわけで、最新版にアップデートした内容を、
数回に分けて連載記事として紹介して行きたいと思います。

なお、この連載の内容は、全回の内容を1つのPDFファイルにまとめ、
無料レポートとして公開しています。

PDFファイルでまとめて読みたい、という方は当ブログのトップページから
簡単に請求して頂けますので、ぜひお取り寄せください。

また、誤字、脱字や誤記の見直し等、細かい修正は随時行っていく予定です。

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今回は、「今、一番得するマイレージ」に対して寄せられたご質問と、その答えをまとめてお送りしたいと思います。

Q1.
現在ANA JCBカードを利用しており、スターαをキープしています。スターαでも、ANA JCBカードよりANA VISA Suicaカードがオススメなのでしょうか?

A1.
ご質問の通り、現在はANA JCBカードのスターαであれば100円あたり1.5マイルを獲得できるため(注:質問時は2009年11月です)、ANA VISA Suicaカードよりも還元率は上です。
しかし、ANA JCBカードは今後改悪されることが発表されています。具体的には以下の通りです。

 ・2010年1月から、スターαでも100円あたり1.15マイルとなる。
 ・2011年2月から、スターαでも100円あたり1.06マイルとなる。

こうなると、最初から100円あたり1.25マイルが期待できるANA VISA Suicaの方が有利になります。

したがって、今年中にポイントをマイル移行できる分はANA JCBカードを使用して頂き、その後はANA VISA Suicaカードを利用するのがよいと思います。
(おそらくANA JCBカードが有利な期間はもうほとんどないと思いますので、まだお持ちでなければANA VISA Suicaカードを申し込むことをオススメします)

Q2.
ANA VISA Suicaカードでポイントを2倍にするテクニックは同じ三井住友VISAカードが発行するANA VISA/Masterカードでも使えるのでしょうか?

A2.
使えます。手順も全く同一です。

Q3.
ANA VISAカードとANA VISA Suicaカードの違いの中に家族カードがありますが、ANA VISAカードで家族カードを作った場合、家族カードのショッピング利用で獲得したマイルは誰のものになるのでしょうか?

A3.
家族カードでショッピングした場合、本会員のショッピングとの合算額に対してポイントが付与されます。
このポイントは本会員のものですので、これをマイルに移行した場合は本会員のマイルとなります。

Q4.
三井住友VISAカードの会員用Webページ(VPass)でリボ払い毎月お支払い額(マイ・ペイすリボ最低お支払い額)の臨時増額申込受付」を選択すると千円単位で追加支払額を指定できます。
とありますが,例えばリボ定額5,000円で10万円利用した場合、リボ払いとして1000円残したいときは、
1.追加で99,000円払う
2.追加で94,000円払う
のどちらなのでしょうか?

A4.
回答は、
2.追加で94,000円払う
です。

ちなみに、例として挙げて頂いたケースの場合、Webでの手続の際に支払可能額が95,000円と表示されますので、そこから残す額を引けばオーケーです。

Q5.
いま現在(質問時:2009年)ANA VISA、ANA JCB両方を持っています(ともに家族カードあり)。
今年はANA JCB(スターα)を中心に使っているのですが、来年からJCB STAR MEMBERSの改悪もあり、どのカードを中心にどのタイミング(来年の1月?2月?)から使ったほうが良いのでしょうか。
カードの年間利用額は大抵300万円です。

A5.
マイペイすリボを使う(繰上返済の手間を厭わない)という前提であれば、ANA VISAカードを使うことをオススメします。
ANA JCBの改悪は、2月10日引落分からなので、1月15日締めの利用分は改悪後のレートになってしまいます。

したがって、12月15日締め分まではANA JCB、それ以降はANA VISA、というタイミングでの切替がオススメです。
なお、家族カードにこだわらなければ、先日発表されたANAマイレージクラブファミリーアカウントサービスも利用できますのでANA VISA Suicaの方がオススメです。

Q6.
マイルが一つにまとめられることとスターα或いはステージV3の獲得のため、家族カードにこだわっています。

来年からはANAも家族とのマイルが合算できる予定なので、これで家族カードによる合算に拘らず、ANA VISA親カード及び家族カードを持つよりもANA VISA SUICAカードをそれぞれ持ったほうが良いということでしょうか。
ただ、家族カードの利用額合算なしではステージV3の達成は不可能です。
ほか、移行手数料も10マイルコースなら、それぞれ6,300円かかりますね。
悩むところです。

A6.
ご指摘の通り、移行手数料とV3のことを考えると、家族カードの方がお得になるケースが多そうですね。
その他の考慮点としては、ANA VISA Suicaカードを家族がそれぞれ別々に持つと、

・家族も更新マイル(1,000マイル/年)がもらえる
・モバイルSuicaを使用するのであれば、通常1,000円/年の年会費が無料になる
・Suicaチャージでもマイルが貯まる

といった点が挙げられます。

移行手数料については、まとめて移行することである程度節約できますので、回答としてはケースバイケース、ということになりそうです。
ただ、Suicaを利用していないのであれば、家族カードで全然問題ないのではないかと思います。

Q7.
現在ANAのVISAカードを利用しており、12月8日の記事に書いてあったポイントが2倍になる方法を利用したいと思っています。
しかし、VISAのHPには、
リボ手数料が発生するとワールドプレゼントのポイントが2倍になります。マイルには交換できません。
と書かれています。
実際にマイルに交換できるのでしょうか?

A7.
マイルへの交換は可能です。
ただし、通常ポイントが1ポイント→10ANAマイルと直接交換できるのに対し(交換レートは10マイルコースの場合です)、ボーナスポイントは直接ANAマイルに交換することができません。
したがって、ワールドプレゼントポイント→Tポイント→ANAマイル
と交換する必要があります。
ちなみにこの場合の交換レートは、1ポイント→2.5ANAマイルです。

Q8.
Vpassから臨時追加支払いを行う場合、いつまでに申請する必要があるのでしょうか?
具体的には、私のカードは15日締め翌10日引き落としなのですが、いつまでに申請すれば当月の利用分を追加支払い出来ますでしょうか?
(利用額が確定してしまうと当月分はvpassからの申請は不可能なのでしょうか..)

A8.
回答としては以下の通りです。
・ご利用の銀行次第で、申請期限が変わってきます。
・利用額の確定後でも増額申請は可能です。

詳細は、下記の過去記事をご覧下さい。
・今、一番得するマイレージ4.0(5)
 「クレジットカードの活用の仕方(3)
  メインとなるクレジットカード選び(2)還元率アップのテクニック(1)」
  http://moneytec.net/archives/51691674.html

なお、上記の過去記事中にも書いてありますが、申請期限に間に合わない場合は、振込もしくはコンビニ店頭での臨時支払いにより同様の効果を得ることが可能です。

Q9.
ANA−VISA繰上返済についてですが、二回目以降も毎月残額を500円以上残して臨時返済するのでしょうか?
ということは最大残額は1,499円ですか?

A9.
結論としてはご認識の通りです。

理論上は、手数料を最小に(1円に)するためであればもっと少ない金額を残すことで構わないはずですが、繰上返済のタイミングによって手数料の発生日数が大きく変わってきてしまうため、余裕をみて500円としています。

ご自分でいろいろと試しながら最適な数字を検討するのもよいと思います。

Q10.
レポートで紹介されている新生銀行や住信SBIネット銀行に口座を開設しないと、マイルを貯めることができないのでしょうか?

A10.
レポートの中では、最大限のマイルを獲得するためにANA VISA Suicaカードのマイル引落口座をスルガ銀行にすることを推奨しています。
一方、スルガ銀行を引落口座にしていると、繰上返済の手続期限がかなり早くなってしまうため、コンビニでの手続、あるいは振込で繰上返済をする必要があります。
コンビニに行く必要のあるコンビニ払いよりも、Webで全てが完結する振込での繰上返済をお勧めしていますが、振込の際に手数料のかからない銀行、ということで新生銀行と住信SBIネット銀行を紹介しています。
振込をしないのであれば特に口座を開設する必要はないです。

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(money_tec)

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by ジョージ滝川 at 11:49 │ Comments(0) マイレージ  
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