スギ、ヒノキ花粉症はなぜ起こったか

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2011年03月29日

スギ、ヒノキ花粉症はなぜ起こったか

こんばんは、アレルギー滝川@〜マイレージ・クレジットカード〜 マネーテクニック!です。

例年、結構な花粉症で悩まされています…。
血液検査によれば、アレルゲンはスギとヒノキ、だそうです。

ところで、これを書いている今は沖縄の、石垣島にいるのですが、沖縄県にはほとんどスギ、ヒノキがないそうです。
特に、石垣島のような、いわゆる離島に至っては、ほぼゼロだとか。

一説には、東京だと森林面積のうち半分近くがスギ、ヒノキなのに対し、沖縄でスギ、ヒノキが森林面積に占める割合は、たったの0.3%だそうです。

石垣島に来れば、花粉症の症状もピタッと収まるのではないかと期待していたのですが、全く収まる気配がなく、一人露天風呂で潮風に当たりながら、何で日本はこんなにスギ、ヒノキが多いんだろう、と疑問に思いました。
何となくですが、日本以外の国では花粉症はないような気がします。

ということで、いつものようにGoogle先生に聞いてみました。

戦後、空襲で焼け野原になった日本が復興するにあたっては、大量の木材が必要になったそうです。
もちろん、日本の家屋は木造だからです。
そして、日本中で森林の伐採が行われ、あっという間に日本の森林面積は激減しました。
そこで、住宅を建築する為の木材としてスギ、ヒノキが大漁に植林された、というわけです。
しかしその後、海外から安くて品質の良い木材が大量に輸入され、日本に入ってくるようになりました。
やはり人の手がかかっていない木材のようなものの場合、なかなか品質に差が出ないのだろうか、と思いましたが、むしろ海外から入ってくる木材の方が、国産の木材よりも品質がよいものが多いようです。
こうなると、大工さんも高くて品質のよくない国産の木材を使わなくなります。
こうして、大量に植林されたスギやヒノキが材木にならずに生え続けている、ということだそうです。
通常、材木となるスギやヒノキを育てる森では、品質の高い材木になるよう、木を間引くそうですが、放棄されてしまった森では、当然間引かれることもなく、大量のスギ、ヒノキが、間引きが行われていない、ある意味スギ、ヒノキにとっては劣悪な環境で自分の子孫を残そうと大量の花粉を飛ばしているのかもしれません。

こうしてみると、花粉症って国の政策が作り出した公害とも言えるかもしれないですね。

(参考リンク)
・花粉症対策:スギ花粉が増えた理由

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by ジョージ滝川 at 11:22 │ Comments(2) 雑記  
この記事へのコメント
1. Posted by c3poaecl     2011年03月30日 16:44
杉の乱立は、当時(約40年位前)の住宅改革で、住宅用の杉の育成計画によるものと記録にあるようです。
本来は20年程度で切り倒して材木にするのですが、外国で破格の材木を購入できたことで杉育成計画が頓挫。&放置。
それが今になって花粉の猛威を振るっている訳です。
2. Posted by ジョージ滝川(管理人)     2011年04月02日 13:30
c3poaeclさんこんにちは!
コメントありがとうございます。
なるほど、やはり国の政策的なものだったようですね。
それにしても、いつまで花粉の大量飛散が続くんでしょうかね…。
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