南仏・イタリア旅行記 第3回
エズ村を後にし、バスに乗り込んで向かったのは、モナコです。
元々ニース発モナコ行きのバスの途中の停留所がエズだったので、来るときに乗ってきたバスと同じバスでモナコに向かうことになります。
また来る時に乗ったかっ飛ばしドライバーだったら面白い、と思ったのですが、別の運転手さんでした。
どの辺で降りるのかさっぱり分からないながらも、ガイドブックの粗い地図とにらめっこをしてバスを降りました。
やはりモナコは洗練された街、という印象を受けました。
・www.gouv.mc - Portail officiel du Gouvernement Princier
・モナコ - Wikipedia
そして、まず目指したのは有名なグラン・カジノ。
絵になります。
それから、モナコといえばF1モナコ・グランプリ。
テレビで見たことのあるコーナーを発見して、思わずF1のテーマ曲を口ずさんでしまいました(笑)。
そしてモナコと言えば夜景でしょう!ということで、モナコの高いあたりから夜景を堪能しようと思ったのですが、とにかく道が分かりづらく、手持ちのガイドブックではなかなか高いところにたどり着けません。
グラン・カジノもすっかり夜の闇に包まれていました。
半ばあきらめつつさまよっていると、なんだか高いところにいけそうな感じ、ということで街を一望できるスポットにたどり着くことができました。
思わず走り出してしまうくらい嬉しかったです。
そして大変だったせいか、夜景もすごくきれいに見えました。
さて、そろそろニースに戻らねば、ということでモナコの駅に向かいます。
行きはバス、帰りは電車で両方の乗り物を楽しむ、というわけです。
モナコの駅は地下にあって、とてもきれいな、いかにもヨーロピアンな駅です。
切符を買うのにもまた一苦労。そして出てきた切符は航空券サイズ(で、でかい…)。
ちなみに2人分の切符でも航空券1枚でした。
改札はヨーロッパでよくあるセルフ改札で、機械に切符を突っ込むと印字がされる仕組みです。
とくに改札があるわけではないので、いくらでも無賃乗車ができそうな感じです…。
しばらくすると電車が来たので、しばし「世界の車窓から」気分を味わいます。
外がもう暗かったのが残念でしたが、海外での列車の旅ってなんだかいいですよね。
そしてニース駅に着くと、モナコで歩き回ったせいもあってもう腹ペコでした。
駅前の食堂に入り、フランス語のメニューを見てフィーリングで注文です。
1品目は卵のサラダ。
ゆで卵とレタスとマヨネーズだけのシンプルなサラダでしたが、なんでこんなにおいしいの?というくらいおいしかったです。
マヨネーズが違うのでしょうか?
それからフランスではありますがピッツァをほおばり、パスタを食べて最後はカプチーノを飲んでお腹一杯です。
店の人もきさくな感じで、すごくよかったです。
テレビではサッカーの試合が流れていて、多くのジモティーが見入っていました。
さて、お腹もいっぱいになったので、駅前からホテルまでは少し距離がありましたが腹ごなしに歩いて帰ることにしました。
駅から少し離れると人通りは少なかったですが、特に危険な感じはしませんでした。
ちなみに、途中同行人がポールを跨ごうとしてクルクル回って道行く人の失笑を誘っていました(笑)。
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