ANAが羽田空港に日本初のシミュレーターを導入

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2017年11月05日

ANAが羽田空港に日本初のシミュレーターを導入

こんばんは、シミュレーター大好き、シミュレーター滝川@マネテク!です。

技術の進歩というのは本当にすごいもので、今やいろいろなシミュレーターがありますね!

というわけで、今回はANAが導入したグランドハンドリング用のシミュレーターのお話です。

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日本初、羽田空港にグランドハンドリング用シミュレーターの導入

〜より安全により高い技術力で訓練期間を大幅に短縮〜

ANAグループの中で羽田空港の運営、ハンドリングを担っているANAエアポートサービス(株)は、日本で初めて、航空機の運航に関わる特殊機材であるトーイング・トラクター(※1)およびパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(※2)の訓練用のシミュレーターを導入し、これら特殊機材のオペレーター養成訓練を10月初旬から開始いたします。

ANAエアポートサービス(株)は、これまでに特殊機材であるトーイング・トラクターやパッセンジャー・ボーディング・ブリッジのオペレーター養成訓練を航空機の運航していない時間(深夜帯)等を使用して、本物の航空機や特殊機材を使用して行っておりましたが、これらの訓練をより効果的かつ効率的に実施するための専用シミュレーターの開発を東急テクノシステム(株)と共同で行いました。

訓練へのシミュレーター導入により、実際の航空機や機材では訓練できなかったイレギュラーへの対応訓練も可能となり、また深夜の航空機の空き時間を利用することなく訓練が実施できるため、計画的で柔軟な訓練スケジュールが設定できます。
このため、従来より短期間で通常操作に加えてイレギュラー対応などの操作スキルの高い人材育成が可能になることより、これまで以上に安全且つ、高品質な空港ハンドリング業務を実現いたします。
 ANAグループでは、今後もより安全・安心で快適な空の旅をお客様に提供できるよう、努力してまいります。

(※1)トーイング・トラクター(航空機牽引車): 地上で止まっている航空機を牽引または押して移動させる特殊な作業車
(※2)パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(旅客搭乗橋):空港ターミナルビルから航空機に乗客や乗員を乗降させるための設備。
ボーディング・ブリッジの一端はターミナルビルに取りけられていて、もう一端は車輪によって移動し、航空機の乗降口の位置にあわせて伸縮・旋回・昇降できる構造になっている。
(参考リンク)
・日本初、羽田空港にグランドハンドリング用シミュレーターの導入|プレスリリース|ANAグループ企業情報

かなりマニアックなシミュレーター(笑)


トーイングトラクターとか、パッセンジャーボーディングブリッジとか言われてもシミュレーターのイメージがわかなかったのですが、空港でよく見るアレですね。
確かにパッセンジャーボーディングブリッジとか、飛行機に合わせてうまいこと接岸させないといけないわけですが、そういったところもシミュレーターで訓練できるんですね。
おそらく相当リアリティも高いのだと思います。

フライトシミュレーターも発達


そして思い出したのが、航空機の操縦訓練です。
以前宮古島に行った時には、ちょっと足を伸ばして下地島に行ってタッチアンドゴーの訓練を見物したりしましたが、ああいった訓練もシミュレーターが発達するとシミュレーターに置き換わってしまうんですよね。
コストや環境負荷などを考えれば当然なのですが、ちょっぴり残念だったりします。

懐かしのMSFS


ちなみに、以前Microsoftのフライトシミュレーター(通称MSFS)を持っていました。
キーボードでは気分が出ないので操縦桿も購入しました。
最終的にブックオフに持って行ったのですが値段がつかなくて悲しい思いをした記憶があります。
持って帰って来たところまでは覚えているんですが、その後どうしたんでしたっけ(笑)?

フライトシミュレーターと言えば、911のテロでワールドトレードセンターに突っ込んだテロリストもMicrosoftのフライトシミュレーターでジェット旅客機の操縦を練習していたと聞いたことがあります。
あの時点でそれだけの精度だったということですから、今現在のフライトシミュレーターとか、ハードウェアの能力が飛躍的に向上していることを考えるとすごそうですね。
最近では軍用機のパイロットの訓練でもシミュレーターが活用されているようです。

今日のマネテクポイント

調べてみたところ、Microsoftのフライトシミュレーターは2009年で開発が終了しているんですね…。
やはりあまり売れなかったんでしょうか…。
残念です。

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by ジョージ滝川 at 06:43 │ Comments(0) マイレージ  
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