仮想通貨テクニカル分析・サポートラインとレジスタンスライン
こんばんは、仮想通貨大好き、テクニカル滝川@マネテク!です。
今回は、仮想通貨のテクニカル分析のための知識として、「サポートライン」、「レジスタンスタンスライン」を紹介したいと思います。
なお、仮想通貨のテクニカル分析に関する記事は以下でまとめています。
(過去記事)
・仮想通貨・テクニカル分析まとめ:マネテク!@仮想通貨
目次
テクニカル分析では線を引くのが基本
テクニカル分析でよくあるのが、高値や安値を結んだ線を引くことです。
以下に直近のビットコインのチャート(1時間足)を載せていますが、137万円あたりのところに線が引かれているのがお分かりになりますでしょうか。
線を引くと、動きが予想しやすくなる
こういった、高値や安値を結んだ線を見ることで、今後の動きを予想することができます。
その一つが、「サポートライン」や「レジスタンスライン」です。
これらは、一言で言うと、「節目」ということになります。
サポートライン
サポートラインは、またの名を「下値支持線」と言い、その名の通り、チャートの中で下値をサポートする線です。
レジスタンスライン
レジスタンスラインは、またの名を「上値抵抗線」と言い、これまたその名の通り、チャートの中で上値をブロックする線です。
先程のチャートの例で見てみると、最初は、上昇しようとするチャートに対して137万円近辺が節目となり、レジスタンスラインとして機能しているのが分かります。
上下を繰り返しながらも、毎回137万円まで上がると跳ね返されて下がる、というイメージです。
ブレイクすると…?
一方で、一旦このレジスタンスラインを突破(ブレイク)すると、今度はそれまでのレジスタンスラインがサポートラインになる、という法則があります。
つまり、一旦抜けてしまうと、今度はその線より下には下がらなくなる、というわけです。
先程のチャートの例だと、今後しばらくは、上下を繰り返す中での下限が137万円になることが予想されます。
短期的には、ブレイクしたことが確認できたタイミングが、「買い」のタイミングになる、ということです。
過去のチャートを見ていると、しばらく上下を繰り返しながらもあまり大きく動かないタイミングがあって、上下のどちらかの節目を超えた瞬間一気に動く、というのはよくあることです。
長期のトレンドを予想
今度は実際のチャートを使って、長期のトレンドを予想してみます。
以下は今現在のビットコインの日足チャートです。
線を引いたのは、145万円近辺です。
12月7日に一気にブレイクして以来、12月10日、12月22日、12月23日、12月31日とサポートラインとして機能してきたのが分かります。
これが1月16日の暴落で一気に突き抜けたわけですが、今度はこれがレジスタンスラインとなっていて、1月17日、1月18日、1月19日、そして1月20日と毎日跳ね返されている感じです。
今日あたり、これを抜けてきそうな気配もありますので、「サポートライン⇔レジスタンスライン」の法則に従えば、145万円を抜けた所が買い時、ということになると思います。
法則まとめ:節目をブレイクすると、サポートラインはレジスタンスラインに、レジスタンスラインはサポートラインになる
というわけで、まとめます。
・節目となる価格でサポートラインやレジスタンスラインが形成され、これらのラインを下値、あるいは上値として価格の上下が繰り返される傾向がある
・サポートラインやレジスタンスラインをブレイク(突破)すると、今度はサポートラインはレジスタンスラインとして、レジスタンスラインはサポートラインとして機能する傾向がある
・よって、レジスタンスラインをブレイクしたときは価格上昇、サポートラインをブレイクしたときは価格下落が予想される
なお、仮想通貨のテクニカル分析に関する記事は以下でまとめています。
(過去記事)
・仮想通貨・テクニカル分析まとめ:マネテク!@仮想通貨
今日のマネテクポイント
さて、日足で見ても予想通り上がるのか、後日検証してみたいと思います。
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