2021年08月01日
(書評)シリコンバレー式最強の育て方 人材マネジメントの新しい常識1on1ミーティング 世古詞一
こんばんは、ジョージ滝川@マネテク!です。
書評記事(というか読書メモ)を書くのは久しぶりですね。
読書自体はそれなりにしているのですが、ブログの更新頻度が下がったからですかね。
とはいえ、以前は通勤の時間が読書に充てられていたのが、ほとんど会社に行かなくなったことで、意識的に読書の時間を作らない限り読書の時間が減ってしまう状況にはなっていると思います。
早寝早起きして朝読書する等、工夫して読書の時間を確保したいです。
あ、あとはここ最近は将棋の勉強に割く時間が多いのも要因っぽいです(笑)。
棋書(詰将棋の本等)はかなり読んでます。
さて、今回読んだのは、「シリコンバレー式 最強の育て方」です。
要は1on1ミーティングについて書かれた本です。
書評記事(というか読書メモ)を書くのは久しぶりですね。
読書自体はそれなりにしているのですが、ブログの更新頻度が下がったからですかね。
とはいえ、以前は通勤の時間が読書に充てられていたのが、ほとんど会社に行かなくなったことで、意識的に読書の時間を作らない限り読書の時間が減ってしまう状況にはなっていると思います。
早寝早起きして朝読書する等、工夫して読書の時間を確保したいです。
あ、あとはここ最近は将棋の勉強に割く時間が多いのも要因っぽいです(笑)。
棋書(詰将棋の本等)はかなり読んでます。
さて、今回読んだのは、「シリコンバレー式 最強の育て方」です。
要は1on1ミーティングについて書かれた本です。

私自身、マネージャーとして部下と1on1ミーティングを実施しているのですが、もっと中長期的な話がしたいと思いつつもどうしても業務報告みたいになっているので、これを機に見直してみたいと思います。
以下、気になった点のメモです。
・人がやる気になるためには、三つの基本的欲求が満たされることが必要。
・このやる気になるための三つの欲求は1on1ミーティングの場で全て満たせる。
・一つ目、関係性への欲求:相手に受け入れられていると感じていること。
・二つ目、有能さへの欲求:自分にはできるという自己効力感を持てること。
・三つ目、自律性への欲求:物事を自分で決めた実感を持って取り組むこと。
・信頼関係作りステージ
1:プライベート相互理解
2:心身の健康チェック
3:モチベーションアップ
・成長支援ステージ
4:業務・組織課題の改善
5:目標設定/評価
6:能力開発/キャリア支援
7:戦略・方針の伝達
・信頼関係作りステージの1から3は毎回全て実施。
・成長支援ステージの4から6は状況によりどれか実施。
・雑談でもよいが、雑談ばかりでは駄目。
・業務の細かい進捗の話はしない。(部下がどうしても話したい場合で時々ならOK、毎回は駄ダメ。)
・話すテーマのゴールは決める必要はない。でも客観視点で今全体のどこの何を話しているのか?という意識は必要・ゴールへ誘導するコンパスは必要ないが、地図は必要。
・部下の話に自分の「納得」を求めない。
・上司が「納得する」ための時間は上司のための時間になってしまう。
・「納得」ではなく「共感」のスタンスで臨む。
・共感とは100%賛成でも反対でもなく事実を受け取ったということと、自分の意見と同じ部分を探すということ。
・共感は相手に味方と認識させるが、説得は敵と認識させる。
・毎回の1on1ミーティングで必ずやるべきなのが、前回から今回までの間で発見した部下のよい言動や結果について伝えること。
・Facebookの「いいね」の感覚で気軽に自分が入れるようになるべき。
・軽視しがちだが、これは一生ものの大きなマネジメントスキルになる。
・「ほめる」というのは、その人についての話し手の評価や意見。
・一方で承認は事実を認め、それをそのまま伝えること。
・簡単に言うと、「髪切ったね」が承認で「髪切ってかわいいね、似合うよ」がほめる。
1on1ミーティングで上司が行わなければならない最も重要なことの一つは、ミーティングの内容を個人データベースとして残すこと。
読後のアクションとして、以下を実行したいと思います。
・1on1ミーティングは業務報告でも業務上の相談でもない、もっと大きな話ということを明確にして部下と共有する。
・業務報告は課題管理の仕組みで打ち取る
・相談タイム(10分)を設定することでデイリーで相談しやすくし、本来の目的に沿った1on1ミーティングができるようにする。
・仕事のサポートから成長のサポートへ、を意識する。
・セルフ1on1もやる。(上司(=役員)は1on1してくれないですw)
シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング―
★★★
以下、気になった点のメモです。
1on1ミーティングで人も会社も変わるのか
・人がやる気になるためには、三つの基本的欲求が満たされることが必要。
・このやる気になるための三つの欲求は1on1ミーティングの場で全て満たせる。
・一つ目、関係性への欲求:相手に受け入れられていると感じていること。
・二つ目、有能さへの欲求:自分にはできるという自己効力感を持てること。
・三つ目、自律性への欲求:物事を自分で決めた実感を持って取り組むこと。
1on1ミーティングで何を話すのか
1on1ミーティングで話し合う7つのテーマ
・信頼関係作りステージ
1:プライベート相互理解
2:心身の健康チェック
3:モチベーションアップ
・成長支援ステージ
4:業務・組織課題の改善
5:目標設定/評価
6:能力開発/キャリア支援
7:戦略・方針の伝達
・信頼関係作りステージの1から3は毎回全て実施。
・成長支援ステージの4から6は状況によりどれか実施。
1on1ミーティングで気をつけること
・雑談でもよいが、雑談ばかりでは駄目。
・業務の細かい進捗の話はしない。(部下がどうしても話したい場合で時々ならOK、毎回は駄ダメ。)
・話すテーマのゴールは決める必要はない。でも客観視点で今全体のどこの何を話しているのか?という意識は必要・ゴールへ誘導するコンパスは必要ないが、地図は必要。
100%受け入れられていると感じてもらう雰囲気の作り方
・部下の話に自分の「納得」を求めない。
・上司が「納得する」ための時間は上司のための時間になってしまう。
・「納得」ではなく「共感」のスタンスで臨む。
・共感とは100%賛成でも反対でもなく事実を受け取ったということと、自分の意見と同じ部分を探すということ。
・共感は相手に味方と認識させるが、説得は敵と認識させる。
毎回ほめるところを探す
・毎回の1on1ミーティングで必ずやるべきなのが、前回から今回までの間で発見した部下のよい言動や結果について伝えること。
・Facebookの「いいね」の感覚で気軽に自分が入れるようになるべき。
・軽視しがちだが、これは一生ものの大きなマネジメントスキルになる。
・「ほめる」というのは、その人についての話し手の評価や意見。
・一方で承認は事実を認め、それをそのまま伝えること。
・簡単に言うと、「髪切ったね」が承認で「髪切ってかわいいね、似合うよ」がほめる。
1on1ミーティングを始めてみよう
1on1ミーティングで上司が行わなければならない最も重要なことの一つは、ミーティングの内容を個人データベースとして残すこと。
まとめ
読後のアクションとして、以下を実行したいと思います。
・1on1ミーティングは業務報告でも業務上の相談でもない、もっと大きな話ということを明確にして部下と共有する。
・業務報告は課題管理の仕組みで打ち取る
・相談タイム(10分)を設定することでデイリーで相談しやすくし、本来の目的に沿った1on1ミーティングができるようにする。
・仕事のサポートから成長のサポートへ、を意識する。
・セルフ1on1もやる。(上司(=役員)は1on1してくれないですw)
シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング―
★★★
星の基準
★★★★★ 手元に置いて何度も読み返したい名著 買って配りたい
★★★★ また読みたい、いい本。他人に勧めたい
★★★ よい本だった。また読むかは微妙。
★★ 読む価値のある部分もあるが…。また読むことはなさそう。
★ 時間の無駄だった。
今日のマネテクポイント
巻末に、各テーマごとの具体的な質問リストがついていて、これはすぐ使えそうです。
さっそく自分の仕事に役立てたいと思います。
さっそく自分の仕事に役立てたいと思います。
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by ジョージ滝川 at 10:09
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