10月使用分の電気代が過去最高の9,307円へ。補助の終了と燃料高が同時に来ます

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2026年09月27日

10月使用分の電気代が過去最高の9,307円へ。補助の終了と燃料高が同時に来ます

こんばんは、ブレーカー大好き、電気滝川@マネテク!です。

8月に「電気・ガス料金支援で3か月で約5,000円戻る」という記事を書きました。
その支援が、いよいよ終わります。そして終わり方がなかなか厳しいことになりそうです。

東京電力の算出では、10月使用分の平均的な家庭の電気料金は9,307円。
9月と比べて1,032円の値上がりで、過去最高の水準だそうです。

というわけで今日は、何がどう重なってこうなったのかと、10月からできることを整理しておきます。
10月使用分の電気代が過去最高の9,307円へ。補助の終了と燃料高が同時に来ます

何が起きているのか

報じられている内容を整理すると、こうなります(2026年9月時点)。

・東京電力の算出で、10月使用分の平均的な家庭の電気料金は9,307円
・9月比で1,032円の値上がり、過去最高の水準
・要因1:政府の補助(9月は1kWhあたり3.5円)が10月使用分からなくなる
・要因2:中東情勢の悪化による燃料価格の上昇
・2026年夏の電気・ガス料金支援は9月使用分(10月検針分)が最終月
・10月以降の支援継続について、2026年9月時点で政府の正式な発表はない

支援の値引き単価は、8月使用分が4.5円/kWh、9月使用分が3.5円/kWhと段階的に下がってきていました。
そこからゼロになるので、月260kWh使う家庭なら補助の消滅だけで約910円の増加要因になります。

そこに燃料費調整額の上昇が乗る、という構図ですね。

「値上げ」の正体は3つに分けられる

電気代が上がったときの原因は、だいたい次の3つに分解できます。
明細を見るときは、この3つを別々に見るのがコツです。

1. 基本料金・電力量料金(契約している料金プランそのもの)
これは会社とプランを変えないと動きません。

2. 燃料費調整額
燃料の輸入価格に連動して毎月自動で動きます。原油・LNG・石炭の価格で決まる部分で、ここが今上がっています。
我々の努力ではどうにもならないところです。

3. 再生可能エネルギー発電促進賦課金
使用量に応じて全員が払っている部分です。2026年度は4.18円/kWhまで上がっています。
これも一律なので選べません。

そして、これらの合計から引かれていたのが政府の支援でした。
10月使用分からは、この「引き算」がなくなります。

つまり、自分で動かせるのは1番だけということですね。あとは使用量を減らすしかありません。

10月からできること

「節電しましょう」で終わらせても意味がないので、効き方の大きい順に並べます。

1. 契約プランと契約容量を見直す
これがいちばん金額が大きいです。
いま使っている電力会社のプランが、自分の使い方に合っているかを見るだけでも数百円〜数千円の差になることがあります。
基本料金が契約容量(アンペア)で決まるタイプなら、容量を下げるだけで毎月の固定費が下がります。ただしブレーカーが落ちやすくなるので、下げ幅は慎重に。

2. 暖房の前にやること
10月は微妙な時期で、まだエアコンの出番が少ない月です。
だからこそ「暖房を入れる前の準備」をやるのに向いています。
・エアコンのフィルター清掃(効率が落ちていると消費電力が増えます)
・窓の断熱(隙間テープ、断熱シート、厚手のカーテン)
・サーキュレーターで空気を回す準備

暖房シーズンが本格化する11月〜2月の効き方が変わります。

3. 待機電力より「長時間動いているもの」を見る
待機電力の節約はよく言われますが、金額としては小さいです。
効くのは24時間動いているものです。冷蔵庫、給湯器の保温、温水洗浄便座。
冷蔵庫の設定を「強」から「中」にする、便座の保温を切る、このあたりは地味に継続的に効きます。

4. 支払い方法の還元率を確認する
電気代は毎月確実に発生する固定費です。
還元率の高いカードや、電気代がポイント高倍率になる決済に寄せるだけで、年間で数千円分の差が出ます。
支援がなくなる局面では、こういう「請求額を減らさずに戻す」方向も効きます。

ガスも同じ構造です

記事のタイトルは電気にしましたが、都市ガスも同じく支援の対象で、同じく9月使用分で終わります。
ガスは冬場に使用量が跳ね上がるので、電気より遅れて効いてくるという違いがあります。

給湯温度の設定を1〜2度下げる、追い焚きの回数を減らす、といったところが定番です。

まとめ

・東京電力の算出で10月使用分の電気料金は9,307円(平均的な家庭)、9月比+1,032円で過去最高
・要因は政府支援(9月は3.5円/kWh)の終了と燃料価格の上昇
・2026年夏の電気・ガス料金支援は9月使用分(10月検針分)が最後
・10月以降の支援継続は、2026年9月時点で未定
・明細は「料金プラン」「燃料費調整額」「再エネ賦課金」に分けて見る
・自分で動かせるのはプラン・契約容量・使用量・支払い方法の4つ

今日のマネテクポイント

支援が終わるタイミングは、実はプランを見直すいい機会でもあります。
値引きが乗っていると、プランの良し悪しが見えにくくなっていましたから。

10月の検針票が届いたら、「先月と何がどれだけ変わったか」を燃料費調整額まで含めて一度見てみる。
そこから動くかどうかを決める、という順番がいいと思います。慌てて乗り換えると、解約金で損をすることもありますので😅

※本記事は2026年9月時点で公表・報道されている内容にもとづきます。支援の延長や料金は変更される可能性がありますので、最新情報は資源エネルギー庁および各電力・ガス会社の公式発表をご確認ください。

(参考リンク)
・電気・ガス料金支援:経済産業省 資源エネルギー庁
・東京電力の電気代、10月は過去最高の9300円 政府支援終了と燃料高:日本経済新聞
by ジョージ滝川 at 06:00 │ Comments(0) │ マネーテクニック  
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