PC
2026年09月27日
32GBのUSBメモリが1本あれば作れます。Windowsの「回復ドライブ」の話
こんばんは、USBメモリ大好き、USB滝川@マネテク!です。
パソコンが起動しなくなったときの話です。
だいたいこの手のトラブルは、いちばん困るタイミングで起きます。
で、そのときに助かるのが「回復ドライブ」なんですが、これは壊れる前にしか作れません。
壊れてから作ろうとしても、もう作れないという、なかなか意地の悪い仕組みです。
というわけで今日は、Windowsの回復ドライブの話を短くしておきます。10分で終わる備えです。
パソコン本体のWindowsが起動しなくなっても、このUSBメモリから起動して、
・スタートアップ修復
・システムの復元
・コマンドプロンプトでの操作
・(条件が合えば)Windowsの再インストール
といったことができます。
似た名前で「システム修復ディスク」もありますが、こちらはDVD前提で機能も限定的です。今はUSBの回復ドライブでいいと思います。
・時間 10〜30分(環境によります)
注意点が1つ。
USBメモリの中身は全部消えます。 空のものか、消えて困らないものを使ってください。
あと、作成後はそのUSBメモリを他の用途に使えなくなるので、回復ドライブ専用にするのが前提です。
容量は「16GBで足りる」と書かれていることもありますが、システムファイルを含めると足りないことがあります。今は32GBのUSBメモリが安いので、素直に32GB以上にしておくのが無難ですね。
USBメモリをパソコンに挿します。
手順2
タスクバーの検索ボックスに「回復ドライブ」と入力して、出てきた「回復ドライブの作成」を開きます。
(コントロールパネルからも行けますが、検索が早いです)
手順3
「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックを入れたまま次へ。
ここのチェックが入っていると、Windowsの再インストールまでできる回復ドライブになります。チェックを外すと修復ツールだけになり、容量は小さくなりますが、できることも減ります。
手順4
使用するUSBメモリを選んで「作成」。
あとは待つだけです。ここが一番時間がかかります。
手順5
できあがったら、ラベルを貼って日付を書いておく。
これが地味に大事です。中身を見ても何のUSBか分かりませんので(汗)
Windowsのバージョンが大きく変わると、古い回復ドライブでは不具合が出ることがあります。
大きなアップデートのあと(年1回程度)に作り直すのが理想です。手間なので、私は「思い出したら作る」くらいのゆるい運用でいいと思っています。
回復ドライブはデータのバックアップではない
ここは誤解しやすいところです。
回復ドライブで戻せるのはWindowsそのもので、写真や書類は戻りません。
データのバックアップは別に必要です。外付けHDDでも、クラウドでも。
保管場所を決めておく
いざというときに見つからないと意味がありません。
パソコンのすぐそば、引き出しの決まった場所に置いておく。これだけです。
起動しなくなったら、遠隔ではもう何もできません。
だから帰省したときに、家族のパソコンの回復ドライブも作っておくのは、かなり有効な先回りだと思います。
USBメモリを1本渡して、「パソコンが起動しなくなったらこれを挿して」と書いたメモを添えておく。
それだけで、電話越しの絶望的なやりとりが1段減ります。
パソコンが起動しなくなったときの話です。
だいたいこの手のトラブルは、いちばん困るタイミングで起きます。
で、そのときに助かるのが「回復ドライブ」なんですが、これは壊れる前にしか作れません。
壊れてから作ろうとしても、もう作れないという、なかなか意地の悪い仕組みです。
というわけで今日は、Windowsの回復ドライブの話を短くしておきます。10分で終わる備えです。

回復ドライブとは何か
ざっくり言うと、USBメモリから起動できるWindowsの修復ツール一式です。パソコン本体のWindowsが起動しなくなっても、このUSBメモリから起動して、
・スタートアップ修復
・システムの復元
・コマンドプロンプトでの操作
・(条件が合えば)Windowsの再インストール
といったことができます。
似た名前で「システム修復ディスク」もありますが、こちらはDVD前提で機能も限定的です。今はUSBの回復ドライブでいいと思います。
必要なもの
・USBメモリ 1本(32GB以上を推奨)・時間 10〜30分(環境によります)
注意点が1つ。
USBメモリの中身は全部消えます。 空のものか、消えて困らないものを使ってください。
あと、作成後はそのUSBメモリを他の用途に使えなくなるので、回復ドライブ専用にするのが前提です。
容量は「16GBで足りる」と書かれていることもありますが、システムファイルを含めると足りないことがあります。今は32GBのUSBメモリが安いので、素直に32GB以上にしておくのが無難ですね。
作り方
手順1USBメモリをパソコンに挿します。
手順2
タスクバーの検索ボックスに「回復ドライブ」と入力して、出てきた「回復ドライブの作成」を開きます。
(コントロールパネルからも行けますが、検索が早いです)
手順3
「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックを入れたまま次へ。
ここのチェックが入っていると、Windowsの再インストールまでできる回復ドライブになります。チェックを外すと修復ツールだけになり、容量は小さくなりますが、できることも減ります。
手順4
使用するUSBメモリを選んで「作成」。
あとは待つだけです。ここが一番時間がかかります。
手順5
できあがったら、ラベルを貼って日付を書いておく。
これが地味に大事です。中身を見ても何のUSBか分かりませんので(汗)
作ったあとに知っておきたいこと
古くなると使えないことがあるWindowsのバージョンが大きく変わると、古い回復ドライブでは不具合が出ることがあります。
大きなアップデートのあと(年1回程度)に作り直すのが理想です。手間なので、私は「思い出したら作る」くらいのゆるい運用でいいと思っています。
回復ドライブはデータのバックアップではない
ここは誤解しやすいところです。
回復ドライブで戻せるのはWindowsそのもので、写真や書類は戻りません。
データのバックアップは別に必要です。外付けHDDでも、クラウドでも。
保管場所を決めておく
いざというときに見つからないと意味がありません。
パソコンのすぐそば、引き出しの決まった場所に置いておく。これだけです。
家族のパソコンにも作っておく
以前「離れた家族のパソコンを見てあげるとき」という記事を書きましたが、遠隔で助けるにもWindowsが起動していることが前提になります。起動しなくなったら、遠隔ではもう何もできません。
だから帰省したときに、家族のパソコンの回復ドライブも作っておくのは、かなり有効な先回りだと思います。
USBメモリを1本渡して、「パソコンが起動しなくなったらこれを挿して」と書いたメモを添えておく。
それだけで、電話越しの絶望的なやりとりが1段減ります。
今日のマネテクポイント
パソコンが起動しなくなったときに修理に出すと、店によりますが数千円から数万円かかります。
回復ドライブで直る種類のトラブルなら、USBメモリ1本(千円台)と10分で済みます。
備えの費用対効果としては、かなり良いほうだと思いますね😊
今夜、引き出しに余っているUSBメモリがあったら、それで作ってしまうのがいちばんです。
※本記事は2026年9月時点のWindows 11の一般的な操作を前提としています。メーカー独自の復元機能を持つ機種もありますので、詳細はお使いのPCのマニュアルもご確認ください。
回復ドライブで直る種類のトラブルなら、USBメモリ1本(千円台)と10分で済みます。
備えの費用対効果としては、かなり良いほうだと思いますね😊
今夜、引き出しに余っているUSBメモリがあったら、それで作ってしまうのがいちばんです。
※本記事は2026年9月時点のWindows 11の一般的な操作を前提としています。メーカー独自の復元機能を持つ機種もありますので、詳細はお使いのPCのマニュアルもご確認ください。
by ジョージ滝川 at 21:00
2026年09月21日
離れた家族のパソコンを見てあげるとき、Windows標準の「クイック アシスト」があります
こんばんは、実家からの電話に身構えてしまう、サポート滝川@マネテク!です。
「パソコンの画面に変なのが出た」「印刷ができない」。
こういう相談を電話で受けると、まず状況を聞き出すところで詰まります。
「画面の左下に何がありますか」
「……なんか、四角いやつ」
これ、私も何度も通ってきた道です(笑)
というわけで今回は、Windowsに最初から入っている画面共有のしくみを紹介します。
「クイック アシスト」というアプリで、追加のソフトを入れる必要がありません。
・Windows 10、Windows 11に標準搭載
・追加インストール不要(ストアから更新はできます)
・接続にはMicrosoftアカウントが必要(支援する側のみ)
・その場で発行される6桁のコードで1回だけつなぐ
有名な有償・無償のリモート操作ソフトと比べると機能は控えめですが、「今だけ見てあげる」という用途には十分です。
1. スタートメニューで「クイック アシスト」を検索して起動
(`Ctrl + Windows + Q` でも開きます)
2. Microsoftアカウントでサインイン
3. 「他のユーザーを支援する」を選ぶ
4. 6桁のセキュリティコードが表示される
支援を受ける側(家族)
1. 同じく「クイック アシスト」を起動してもらう
2. 表示された欄に、電話で伝えた6桁のコードを入力
3. 「共有」「許可」を押してもらう
これでつながります。最初は「画面を見る」だけの状態で、家族側が改めて許可すると、こちらから操作もできるようになります。
つまり、勝手に操作されることはない設計です。ここは家族に説明しておくと安心してもらえます。
接続後のツールバーに、画面に線を描ける機能があります。
「そこの、そこじゃなくて、その右の……」という電話特有のもどかしさが消えます。マルで囲めばいいので。
モニターの切り替え
相手が複数のモニターを使っていても、表示するモニターを切り替えられます。
セッションの一時停止
パスワードを入れてもらうときなど、見られたくない場面では一時停止できます。
終わったら必ず終了する
セッションを終了すれば接続は切れます。コードは使い捨てなので、次回はまた新しいコードが必要です。
「あなたのパソコンがウイルスに感染しました」という表示を出し、電話をかけさせ、リモート接続させて操作する——という手口(サポート詐欺)が実際にあります。
なので、家族に使い方を教えるときは、必ずこの一言をセットにしてください。
「コードを教えるのは、私が電話で頼んだときだけ」
・画面に出た番号に電話しない
・向こうからかかってきた電話でコードを教えない
・「マイクロソフトのサポートです」と名乗る電話を信じない
Microsoftが、こちらの許可なく電話をかけてくることはありません。
クイック アシストの使い方を教えるより、この一文を伝えることのほうが大事かもしれません。
・`Ctrl + Windows + Q` で起動
・支援する側はMicrosoftアカウントが必要。6桁のコードで1回だけ接続
・相手が許可しないと操作はできない
・画面に線を描ける「注釈」機能が地味に強い
・コードを他人に教えるのは、自分から頼んだときだけ。サポート詐欺に使われる手口です
「見れば3分、電話だと30分」という作業がけっこうあります。
実家のパソコンを何度も見ている方は、一度試しておくと次から楽になると思います😊
(参考リンク)
・クイック アシストを使用して問題解決の支援を行う:Microsoft サポート
「パソコンの画面に変なのが出た」「印刷ができない」。
こういう相談を電話で受けると、まず状況を聞き出すところで詰まります。
「画面の左下に何がありますか」
「……なんか、四角いやつ」
これ、私も何度も通ってきた道です(笑)
というわけで今回は、Windowsに最初から入っている画面共有のしくみを紹介します。
「クイック アシスト」というアプリで、追加のソフトを入れる必要がありません。

クイック アシストとは
Microsoftが提供している、リモートで相手のWindows画面を見たり操作したりできる標準アプリです。・Windows 10、Windows 11に標準搭載
・追加インストール不要(ストアから更新はできます)
・接続にはMicrosoftアカウントが必要(支援する側のみ)
・その場で発行される6桁のコードで1回だけつなぐ
有名な有償・無償のリモート操作ソフトと比べると機能は控えめですが、「今だけ見てあげる」という用途には十分です。
使い方は、コードを伝えるだけ
支援する側(自分)1. スタートメニューで「クイック アシスト」を検索して起動
(`Ctrl + Windows + Q` でも開きます)
2. Microsoftアカウントでサインイン
3. 「他のユーザーを支援する」を選ぶ
4. 6桁のセキュリティコードが表示される
支援を受ける側(家族)
1. 同じく「クイック アシスト」を起動してもらう
2. 表示された欄に、電話で伝えた6桁のコードを入力
3. 「共有」「許可」を押してもらう
これでつながります。最初は「画面を見る」だけの状態で、家族側が改めて許可すると、こちらから操作もできるようになります。
つまり、勝手に操作されることはない設計です。ここは家族に説明しておくと安心してもらえます。
知っておくと助かる小ワザ
注釈(ペン)が使える接続後のツールバーに、画面に線を描ける機能があります。
「そこの、そこじゃなくて、その右の……」という電話特有のもどかしさが消えます。マルで囲めばいいので。
モニターの切り替え
相手が複数のモニターを使っていても、表示するモニターを切り替えられます。
セッションの一時停止
パスワードを入れてもらうときなど、見られたくない場面では一時停止できます。
終わったら必ず終了する
セッションを終了すれば接続は切れます。コードは使い捨てなので、次回はまた新しいコードが必要です。
これは絶対に守ってほしいこと
便利な機能である一方で、この仕組みは詐欺にも使われます。「あなたのパソコンがウイルスに感染しました」という表示を出し、電話をかけさせ、リモート接続させて操作する——という手口(サポート詐欺)が実際にあります。
なので、家族に使い方を教えるときは、必ずこの一言をセットにしてください。
「コードを教えるのは、私が電話で頼んだときだけ」
・画面に出た番号に電話しない
・向こうからかかってきた電話でコードを教えない
・「マイクロソフトのサポートです」と名乗る電話を信じない
Microsoftが、こちらの許可なく電話をかけてくることはありません。
クイック アシストの使い方を教えるより、この一文を伝えることのほうが大事かもしれません。
まとめ
・「クイック アシスト」はWindows 10/11に標準搭載のリモート支援アプリ・`Ctrl + Windows + Q` で起動
・支援する側はMicrosoftアカウントが必要。6桁のコードで1回だけ接続
・相手が許可しないと操作はできない
・画面に線を描ける「注釈」機能が地味に強い
・コードを他人に教えるのは、自分から頼んだときだけ。サポート詐欺に使われる手口です
「見れば3分、電話だと30分」という作業がけっこうあります。
実家のパソコンを何度も見ている方は、一度試しておくと次から楽になると思います😊
(参考リンク)
・クイック アシストを使用して問題解決の支援を行う:Microsoft サポート
by ジョージ滝川 at 21:00
2026年09月15日
ウィンドウをドラッグして並べるの、もうやめませんか。Windows 11の画面分割の話
こんばんは、画面の広さは正義だと思っている、マルチウィンドウ滝川@マネテク!です。
資料を見ながら文章を書く。ブラウザを2つ並べて比較する。
こういうとき、ウィンドウの端をつかんでちまちまドラッグしている方、いませんか。
私も長らくそうでした。Windows 11には、そのための機能がちゃんとあると知るまでは(笑)
というわけで今回は、地味だけど毎日効く「スナップレイアウト」の話です。
ウィンドウ右上にある3つのボタンのうち、真ん中の最大化ボタン。
ここにマウスカーソルを乗せたまま、少し待つと、画面の分割パターンが並んだ小さなメニューが出てきます。
左右2分割、3分割、4分割など、いくつかの型が表示されるので、置きたい位置をクリックするだけです。
残りのスペースには、開いている他のウィンドウの候補が自動で表示されるので、それも選ぶだけで並びます。
方法2:キーボードで`Windowsキー + Z`
マウスを使わずに、同じメニューを出せます。
出てきたら数字キーでレイアウトを選び、さらに数字キーで位置を選ぶ。慣れるとこちらのほうが速いです。
・`Windowsキー + ←`:左半分に配置
・`Windowsキー + →`:右半分に配置
・`Windowsキー + ↑`:最大化
・`Windowsキー + ↓`:元のサイズに戻す/最小化
左右に振るだけなら、これがいちばん速いですね。
`Windowsキー + ←` のあと、続けて `Windowsキー + ↑` を押すと、左上4分の1に収まります。組み合わせで4分割もできます。
たとえばブラウザとメモ帳を左右に並べたあと、別のアプリを全画面で使ったとします。
そのあとタスクバーのアイコンにマウスを乗せると、さっきの「2つ並んだ状態」がひとつのサムネイルとして出てくることがあります。これをクリックすると、2つまとめて元の配置で戻ってきます。
`Alt + Tab` のウィンドウ切り替えにも、この組み合わせが1つの項目として出てきます。
作業を中断して、また戻る。この往復が楽になりますね。
設定 → システム → マルチタスク
ここに「ウィンドウのスナップ」という項目があるので、これがオンになっているか確認します。
その下に細かいオプションもあります。
・最大化ボタンにマウスを合わせたときにレイアウトを表示する
・タスクバーのボタンにマウスを合わせたときにスナップグループを表示する
・ウィンドウをスナップしたときに、隣に配置できるウィンドウの候補を表示する
このあたりがオフだと、期待した動きになりません。
あと、ウィンドウサイズを変えられないアプリ(一部のゲームや古いソフト)は、そもそもスナップの対象外です。
左右50:50である必要はありません。ブラウザを広めに、メモを狭めに、といった配分ができます。
ノートPCの小さい画面でも意外と使えます。
「分割したら狭すぎるのでは」と思いがちですが、片方をブラウザ、片方をメモくらいなら13インチでも十分実用的です。むしろウィンドウを行き来する時間が減る分、体感の作業効率は上がります。
外部モニターを付けたら、まず試してほしい機能でもあります。
広い画面で全画面表示だけしているのは、正直もったいないです。
・`Windowsキー + ←/→/↑/↓`だけでも左右分割・4分割ができる
・並べた組み合わせは「スナップグループ」として記憶され、まとめて呼び戻せる
・動かないときは「設定 → システム → マルチタスク」を確認
・境界をドラッグすれば分割比率も変えられる
ソフトを買う必要も、設定をいじる必要もありません。最初から入っている機能を知っているかどうか、それだけの差です。
こういう小さい時短が、毎日5分×1年で積み上がると、なかなかバカにならないんですよね😊
※Windowsのバージョンや管理者による設定によって、表示や項目名が異なる場合があります。
資料を見ながら文章を書く。ブラウザを2つ並べて比較する。
こういうとき、ウィンドウの端をつかんでちまちまドラッグしている方、いませんか。
私も長らくそうでした。Windows 11には、そのための機能がちゃんとあると知るまでは(笑)
というわけで今回は、地味だけど毎日効く「スナップレイアウト」の話です。

やり方は2つだけ覚えればいい
方法1:ウィンドウの「最大化ボタン」にマウスを乗せるウィンドウ右上にある3つのボタンのうち、真ん中の最大化ボタン。
ここにマウスカーソルを乗せたまま、少し待つと、画面の分割パターンが並んだ小さなメニューが出てきます。
左右2分割、3分割、4分割など、いくつかの型が表示されるので、置きたい位置をクリックするだけです。
残りのスペースには、開いている他のウィンドウの候補が自動で表示されるので、それも選ぶだけで並びます。
方法2:キーボードで`Windowsキー + Z`
マウスを使わずに、同じメニューを出せます。
出てきたら数字キーでレイアウトを選び、さらに数字キーで位置を選ぶ。慣れるとこちらのほうが速いです。
もっと単純な「端に寄せる」も便利
そこまでしなくていい、という場合はこれです。・`Windowsキー + ←`:左半分に配置
・`Windowsキー + →`:右半分に配置
・`Windowsキー + ↑`:最大化
・`Windowsキー + ↓`:元のサイズに戻す/最小化
左右に振るだけなら、これがいちばん速いですね。
`Windowsキー + ←` のあと、続けて `Windowsキー + ↑` を押すと、左上4分の1に収まります。組み合わせで4分割もできます。
意外と知られていない「スナップグループ」
これがけっこう便利で、並べた組み合わせをWindowsが覚えてくれます。たとえばブラウザとメモ帳を左右に並べたあと、別のアプリを全画面で使ったとします。
そのあとタスクバーのアイコンにマウスを乗せると、さっきの「2つ並んだ状態」がひとつのサムネイルとして出てくることがあります。これをクリックすると、2つまとめて元の配置で戻ってきます。
`Alt + Tab` のウィンドウ切り替えにも、この組み合わせが1つの項目として出てきます。
作業を中断して、また戻る。この往復が楽になりますね。
効かないときに見るところ
「うちのPCでは出ないぞ」という場合、設定がオフになっている可能性があります。設定 → システム → マルチタスク
ここに「ウィンドウのスナップ」という項目があるので、これがオンになっているか確認します。
その下に細かいオプションもあります。
・最大化ボタンにマウスを合わせたときにレイアウトを表示する
・タスクバーのボタンにマウスを合わせたときにスナップグループを表示する
・ウィンドウをスナップしたときに、隣に配置できるウィンドウの候補を表示する
このあたりがオフだと、期待した動きになりません。
あと、ウィンドウサイズを変えられないアプリ(一部のゲームや古いソフト)は、そもそもスナップの対象外です。
ちょっとした応用
分割した境界をドラッグすると、比率が変えられます。左右50:50である必要はありません。ブラウザを広めに、メモを狭めに、といった配分ができます。
ノートPCの小さい画面でも意外と使えます。
「分割したら狭すぎるのでは」と思いがちですが、片方をブラウザ、片方をメモくらいなら13インチでも十分実用的です。むしろウィンドウを行き来する時間が減る分、体感の作業効率は上がります。
外部モニターを付けたら、まず試してほしい機能でもあります。
広い画面で全画面表示だけしているのは、正直もったいないです。
まとめ
・最大化ボタンにマウスを乗せる、または`Windowsキー + Z`でレイアウト候補が出る・`Windowsキー + ←/→/↑/↓`だけでも左右分割・4分割ができる
・並べた組み合わせは「スナップグループ」として記憶され、まとめて呼び戻せる
・動かないときは「設定 → システム → マルチタスク」を確認
・境界をドラッグすれば分割比率も変えられる
ソフトを買う必要も、設定をいじる必要もありません。最初から入っている機能を知っているかどうか、それだけの差です。
こういう小さい時短が、毎日5分×1年で積み上がると、なかなかバカにならないんですよね😊
※Windowsのバージョンや管理者による設定によって、表示や項目名が異なる場合があります。
by ジョージ滝川 at 21:00
2026年09月06日
「パソコンが重い」と思ったとき、買い替える前に開いてほしい画面があります
こんばんは、重いパソコン大好き……ではまったくない、タスクマネージャー滝川@マネテク!です。
「最近パソコンが重くて」という話、家族や職場でよく聞きます。
そして、だいたいの人が次に言うのが「そろそろ買い替えかなあ」なんですよね。
でも、重さの原因がわからないまま買い替えると、同じことが起きます。
というわけで今回は、買い替えを考える前に一度だけ開いてほしい画面の話です。
これでタスクマネージャーが開きます。タスクバーを右クリックして選ぶ方法もありますが、キーを覚えてしまうほうが早いです。
開いたら「パフォーマンス」タブを見てください。
CPU
計算する部分の使用率。何もしていないのに常時80%を超えているなら、何かが裏で動いています。
メモリ
作業机の広さのようなもの。ここが常に90%以上なら、メモリ不足です。多くの「重い」はここが原因です。
ディスク
記憶装置の使用率。ここが100%に張り付いたまま動かないなら、ディスク側がボトルネックになっています。HDDのパソコンだとよく起きます。
GPU
映像処理の担当。動画や3Dを扱っていないのに高いなら、何かが裏でグラフィック処理をしています。
メモリが常に90%超え
→ 起動しているアプリやブラウザのタブを減らす。それでもダメならメモリ増設。デスクトップや一部のノートなら数千円〜1万円台で増やせることがあります。
ディスクが100%に張り付く
→ HDDならSSDへの交換が劇的に効きます。SSDなのに100%なら、裏でWindows Updateやウイルス対策ソフトのスキャンが走っている可能性があります。
CPUが常に高い
→ 「プロセス」タブに切り替えて、CPU列でソート。何が食っているかを名前で確認します。心当たりのないものが上位にいたら、名前で検索してみる。
どれも低いのに体感が重い
→ ネットワーク側かもしれません。Wi-Fiやプロバイダ側の問題は、パソコンの性能とは別の話です。
CPU・メモリ・ディスクの列をクリックすると、使用量の多い順に並び替えられます。
上位に来がちなのは、だいたいこのあたりです。
・ブラウザ(タブを開きすぎているだけ、というのが本当によくあります)
・ウイルス対策ソフトの定期スキャン
・クラウドストレージの同期
・Windows Updateの裏側の処理
スキャンや更新なら、終わるまで待てば戻ります。
「今日はやたら重い」の正体が定期スキャンだった、というのは、私の周りでもかなりの頻度で見かけます。
ここには、Windowsを起動したときに自動で立ち上がるアプリが並んでいます。
「スタートアップへの負荷」という列があるので、"高"になっているものを確認してみてください。
使っていないアプリが勝手に起動しているなら、右クリックして無効化できます。
ただし、何のアプリかわからないものは触らない。ここは慎重にいきたいところです。
ウイルス対策ソフトやドライバ関連を止めてしまうと、別の問題が起きます。
・「パフォーマンス」タブで CPU / メモリ / ディスク / GPU のどれが詰まっているか見る
・詰まっている場所によって打ち手が変わる(増設・SSD化・アプリ整理・待つ)
・「プロセス」タブで使用量の多い順に並べれば、原因のアプリが見える
・「スタートアップアプリ」で不要な自動起動を減らせる。ただし不明なものは触らない
原因がわからないまま5万円払うより、5分かけて画面を1つ開くほうが、たぶん安上がりです😅
「最近パソコンが重くて」という話、家族や職場でよく聞きます。
そして、だいたいの人が次に言うのが「そろそろ買い替えかなあ」なんですよね。
でも、重さの原因がわからないまま買い替えると、同じことが起きます。
というわけで今回は、買い替えを考える前に一度だけ開いてほしい画面の話です。

タスクマネージャーの開き方
Windowsなら、Ctrl + Shift + Esc の3つを同時に押すだけ。これでタスクマネージャーが開きます。タスクバーを右クリックして選ぶ方法もありますが、キーを覚えてしまうほうが早いです。
開いたら「パフォーマンス」タブを見てください。
見るのは4つだけ
パフォーマンスタブには、左側に項目が並んでいます。見るのは基本この4つです。CPU
計算する部分の使用率。何もしていないのに常時80%を超えているなら、何かが裏で動いています。
メモリ
作業机の広さのようなもの。ここが常に90%以上なら、メモリ不足です。多くの「重い」はここが原因です。
ディスク
記憶装置の使用率。ここが100%に張り付いたまま動かないなら、ディスク側がボトルネックになっています。HDDのパソコンだとよく起きます。
GPU
映像処理の担当。動画や3Dを扱っていないのに高いなら、何かが裏でグラフィック処理をしています。
「どれが100%か」で打ち手が変わります
ここが今日いちばん言いたいところです。メモリが常に90%超え
→ 起動しているアプリやブラウザのタブを減らす。それでもダメならメモリ増設。デスクトップや一部のノートなら数千円〜1万円台で増やせることがあります。
ディスクが100%に張り付く
→ HDDならSSDへの交換が劇的に効きます。SSDなのに100%なら、裏でWindows Updateやウイルス対策ソフトのスキャンが走っている可能性があります。
CPUが常に高い
→ 「プロセス」タブに切り替えて、CPU列でソート。何が食っているかを名前で確認します。心当たりのないものが上位にいたら、名前で検索してみる。
どれも低いのに体感が重い
→ ネットワーク側かもしれません。Wi-Fiやプロバイダ側の問題は、パソコンの性能とは別の話です。
プロセスタブで「犯人」を探す
パフォーマンスタブで当たりをつけたら、「プロセス」タブへ。CPU・メモリ・ディスクの列をクリックすると、使用量の多い順に並び替えられます。
上位に来がちなのは、だいたいこのあたりです。
・ブラウザ(タブを開きすぎているだけ、というのが本当によくあります)
・ウイルス対策ソフトの定期スキャン
・クラウドストレージの同期
・Windows Updateの裏側の処理
スキャンや更新なら、終わるまで待てば戻ります。
「今日はやたら重い」の正体が定期スキャンだった、というのは、私の周りでもかなりの頻度で見かけます。
「スタートアップアプリ」も一度見ておく
タスクマネージャーには「スタートアップアプリ」というタブもあります。ここには、Windowsを起動したときに自動で立ち上がるアプリが並んでいます。
「スタートアップへの負荷」という列があるので、"高"になっているものを確認してみてください。
使っていないアプリが勝手に起動しているなら、右クリックして無効化できます。
ただし、何のアプリかわからないものは触らない。ここは慎重にいきたいところです。
ウイルス対策ソフトやドライバ関連を止めてしまうと、別の問題が起きます。
まとめ
・重いと思ったら、まず Ctrl + Shift + Esc・「パフォーマンス」タブで CPU / メモリ / ディスク / GPU のどれが詰まっているか見る
・詰まっている場所によって打ち手が変わる(増設・SSD化・アプリ整理・待つ)
・「プロセス」タブで使用量の多い順に並べれば、原因のアプリが見える
・「スタートアップアプリ」で不要な自動起動を減らせる。ただし不明なものは触らない
原因がわからないまま5万円払うより、5分かけて画面を1つ開くほうが、たぶん安上がりです😅
by ジョージ滝川 at 21:00
2026年09月03日
コピーは1つしか覚えない、と思っていませんか。Windowsの「クリップボード履歴」の話
こんばんは、コピペ大好き、貼り付け滝川@マネテク!です。
コピーしたものを貼り付ける前に、うっかり別のものをコピーしてしまった。
「あー、さっきのが消えた」と、もう一度探しに戻る。
この作業、これまで何百回やったかわかりません(笑)
実はWindowsには、コピーしたものを複数覚えておいてくれる機能が標準で入っています。
しかも、初期状態ではオフになっていることが多い。というわけで今回は、これだけ紹介します。
Windowsキーを押しながら、V
初めて押すと、「クリップボードの履歴」という小さなウィンドウが出て、「オンにする」というボタンが表示されます。
これを押すだけで有効になります。設定はこれで終わりです。
以降は、Ctrl+Cでコピーしたものが履歴として残り、Windowsキー+Vでいつでも呼び出して貼り付けられるようになります。
履歴は最大25件まで保存されます。
1. 行ったり来たりが減る
表から3つの項目を別のファイルに移すとき。
これまでは「コピー→切り替え→貼り付け→切り替え→コピー→……」と往復していたところが、3つまとめてコピーしてから、貼り付けだけ3回で済みます。
2. 上書きの事故が減る
長い文章をコピーした直後に、うっかり1文字コピーしてしまう。あの絶望がなくなります(笑)
3. よく使う文字列を固定できる
履歴の各項目には「ピン留め」ができます。
ピン留めしたものは、履歴をクリアしても、PCを再起動しても残ります。
自分の住所、メールアドレス、口座番号のような入力頻度が高いのに毎回打つのが面倒なものを1つ2つ留めておくと、地味に効きます。
パスワードは履歴に残ります
パスワードマネージャーからコピーしたパスワードも、原則として履歴に残ります。
Windows側にはパスワードマネージャーからのコピーを履歴に残さない仕組みもありますが、アプリ側の対応に依存します。過信しないほうが安全です。
共有PCや、人に画面を見せる可能性がある環境では、この機能はオフにしておくか、こまめに履歴をクリアすることをおすすめします。
クリアはWindowsキー+Vの画面右上、または「設定 → システム → クリップボード」からできます。
同期はオフのままでいい
設定の中に「デバイス間で同期」という項目があります。
複数のWindows PCでクリップボードを共有できる機能ですが、Microsoftアカウント経由でクラウドを通るので、必要がなければオフのままでいいと思います。私はオフにしています。
ただ、Macユーザーの間ではクリップボード履歴の常駐アプリを入れるのが定番になっています。無料のものから有料のものまで、選択肢はいろいろあります。
「Windowsには最初から入っている」というのは、地味にWindows側の利点かもしれませんね。
・有効化:Windowsキー + V →「オンにする」
・設定画面:設定 → システム → クリップボード
・呼び出し:Windowsキー + V
・ピン留め:履歴の各項目の「…」→ ピン留め
・クリア:履歴画面の「すべてクリア」
たった1回オンにするだけで、この先ずっと使えます。
私はこれを知ったとき、「なぜもっと早く教えてくれなかったのか」と本気で思いました(笑)
まだオフのままの方は、ぜひ一度Windowsキー+Vを押してみてください😊
※手順・項目名はWindowsのバージョンによって異なる場合があります。
コピーしたものを貼り付ける前に、うっかり別のものをコピーしてしまった。
「あー、さっきのが消えた」と、もう一度探しに戻る。
この作業、これまで何百回やったかわかりません(笑)
実はWindowsには、コピーしたものを複数覚えておいてくれる機能が標準で入っています。
しかも、初期状態ではオフになっていることが多い。というわけで今回は、これだけ紹介します。

「Windowsキー + V」を押してみてください
まず試してほしいのがこれです。Windowsキーを押しながら、V
初めて押すと、「クリップボードの履歴」という小さなウィンドウが出て、「オンにする」というボタンが表示されます。
これを押すだけで有効になります。設定はこれで終わりです。
以降は、Ctrl+Cでコピーしたものが履歴として残り、Windowsキー+Vでいつでも呼び出して貼り付けられるようになります。
履歴は最大25件まで保存されます。
何がうれしいのか
使ってみるとわかるのですが、効いてくる場面はけっこう多いです。1. 行ったり来たりが減る
表から3つの項目を別のファイルに移すとき。
これまでは「コピー→切り替え→貼り付け→切り替え→コピー→……」と往復していたところが、3つまとめてコピーしてから、貼り付けだけ3回で済みます。
2. 上書きの事故が減る
長い文章をコピーした直後に、うっかり1文字コピーしてしまう。あの絶望がなくなります(笑)
3. よく使う文字列を固定できる
履歴の各項目には「ピン留め」ができます。
ピン留めしたものは、履歴をクリアしても、PCを再起動しても残ります。
自分の住所、メールアドレス、口座番号のような入力頻度が高いのに毎回打つのが面倒なものを1つ2つ留めておくと、地味に効きます。
便利さと引き換えの注意点
ただし、いくつか気をつけたいことがあります。パスワードは履歴に残ります
パスワードマネージャーからコピーしたパスワードも、原則として履歴に残ります。
Windows側にはパスワードマネージャーからのコピーを履歴に残さない仕組みもありますが、アプリ側の対応に依存します。過信しないほうが安全です。
共有PCや、人に画面を見せる可能性がある環境では、この機能はオフにしておくか、こまめに履歴をクリアすることをおすすめします。
クリアはWindowsキー+Vの画面右上、または「設定 → システム → クリップボード」からできます。
同期はオフのままでいい
設定の中に「デバイス間で同期」という項目があります。
複数のWindows PCでクリップボードを共有できる機能ですが、Microsoftアカウント経由でクラウドを通るので、必要がなければオフのままでいいと思います。私はオフにしています。
Macの場合は
Macには標準で同等の機能がありません。ただ、Macユーザーの間ではクリップボード履歴の常駐アプリを入れるのが定番になっています。無料のものから有料のものまで、選択肢はいろいろあります。
「Windowsには最初から入っている」というのは、地味にWindows側の利点かもしれませんね。
設定のありか
念のため、まとめておきます。・有効化:Windowsキー + V →「オンにする」
・設定画面:設定 → システム → クリップボード
・呼び出し:Windowsキー + V
・ピン留め:履歴の各項目の「…」→ ピン留め
・クリア:履歴画面の「すべてクリア」
たった1回オンにするだけで、この先ずっと使えます。
私はこれを知ったとき、「なぜもっと早く教えてくれなかったのか」と本気で思いました(笑)
まだオフのままの方は、ぜひ一度Windowsキー+Vを押してみてください😊
※手順・項目名はWindowsのバージョンによって異なる場合があります。
by ジョージ滝川 at 21:00
2026年08月29日
PDFの結合・書き込み・パスワード。有料ソフトを買う前にWindows標準でどこまでできるか
こんばんは、パソコン大好き、PDF滝川@マネテク!です。
役所の書類、保険の申込書、子どもの学校のプリント。
気づけば身の回りはPDFだらけです。そして「PDFに書き込みたい」「2つのPDFをくっつけたい」となると、つい有料ソフトを探しに行きたくなります。
でも、たいていのことは標準機能で足ります。
というわけで今回は、お金をかけずにできる範囲を整理しておきます。
Windows標準のMicrosoft Edgeは、実はかなり優秀なPDFビューアです。
PDFをEdgeで開くと、上部のツールバーに以下が並びます。
・テキストの追加(文字を打ち込める)
・手書き(マウスやペンで書ける。色と太さも選べる)
・蛍光ペン
・消しゴム
書き込んだら「名前を付けて保存」で、書き込みごと保存されます。
申込書に文字を入れて印刷したい、というレベルなら、これで完全に足ります。
PDFを右クリック → プログラムから開く → Microsoft Edge で試してみてください。
方法1:「Microsoft Print to PDF」を使う
Windowsには「Microsoft Print to PDF」という仮想プリンターが標準で入っています。
複数のファイルをまとめて選択し、右クリック → 印刷 → プリンターに「Microsoft Print to PDF」を選ぶと、1つのPDFとして出力できることがあります。
ただし、これはファイルの種類によって挙動が変わります。画像ファイルは素直にまとまりますが、PDF同士だとうまくいかないこともあります。
方法2:Wordに貼ってからPDF出力
WordはPDFを開いて編集可能な形式に変換できます(レイアウトは崩れます)。
体裁を気にしない社内資料なら、Wordにまとめてから「エクスポート → PDFの作成」で出すという手があります。
方法3:素直に無料ツールを使う
正直、PDFの結合はWindows標準だと素直にできません。
このためだけに有料ソフトを買うより、オープンソースの定番ツール(PDFtkなど)を入れるほうが早い場合もあります。ただし、業務文書や個人情報を含むPDFをWebサービスにアップロードするのは避けたほうがいいです。ここは強調しておきます。
1. PDFをEdgeで開く
2. 印刷(Ctrl+P)
3. プリンターに「Microsoft Print to PDF」を選ぶ
4. ページ指定で「3-5」と入力
5. 印刷 → 保存先を指定
これで3〜5ページだけのPDFができます。
紙に印刷するのではなくPDFとして出力する、というのがポイントですね。
代替としては、
・ZIPで圧縮してパスワードをかける → Windows標準のZIP圧縮にはパスワード機能がありません(7-Zipなどが必要)
・送り先が対応しているなら、そもそもパスワード付きZIPを使わない
最近は、パスワード付きZIPをメールで送る運用(いわゆるPPAP)そのものが推奨されなくなってきています。
社内ルールで決まっているなら従うしかありませんが、そうでなければクラウドストレージの共有リンクを使うほうが安全で手間も少ないです。
1. 画像ファイルを選択(複数可)
2. 右クリック → 印刷
3. プリンターに「Microsoft Print to PDF」を選ぶ
4. 用紙サイズやレイアウトを選んで印刷
これで画像がPDFになります。複数枚選べば、複数ページのPDFとして出力されます。
・ページの抜き出し:Edgeで開いて Ctrl+P → Microsoft Print to PDF → ページ指定
・画像→PDF:画像を選んで右クリック印刷 → Microsoft Print to PDF
・結合:標準だと素直にできない。頻度が高いなら専用ツールを検討
・パスワード:標準ではできない。そもそも別の手段を考えるほうがいい
「Microsoft Print to PDF」を覚えておくだけで、できることがかなり増えます。
有料ソフトを買う前に、一度試してみる価値はあるかと思います😊
※Windowsのバージョンや設定により、メニューの名称や挙動が異なる場合があります。機密情報を含むファイルをオンラインの変換サービスにアップロードすることは避けてください。
役所の書類、保険の申込書、子どもの学校のプリント。
気づけば身の回りはPDFだらけです。そして「PDFに書き込みたい」「2つのPDFをくっつけたい」となると、つい有料ソフトを探しに行きたくなります。
でも、たいていのことは標準機能で足ります。
というわけで今回は、お金をかけずにできる範囲を整理しておきます。

書き込み:Edge(ブラウザ)で足りる
PDFに文字や印を書き込みたい。これがいちばん多い用途だと思います。Windows標準のMicrosoft Edgeは、実はかなり優秀なPDFビューアです。
PDFをEdgeで開くと、上部のツールバーに以下が並びます。
・テキストの追加(文字を打ち込める)
・手書き(マウスやペンで書ける。色と太さも選べる)
・蛍光ペン
・消しゴム
書き込んだら「名前を付けて保存」で、書き込みごと保存されます。
申込書に文字を入れて印刷したい、というレベルなら、これで完全に足ります。
PDFを右クリック → プログラムから開く → Microsoft Edge で試してみてください。
結合:Wordを経由するか、印刷機能を使う
複数のPDFを1つにまとめたい場合。ここは標準機能だと少し工夫が要ります。方法1:「Microsoft Print to PDF」を使う
Windowsには「Microsoft Print to PDF」という仮想プリンターが標準で入っています。
複数のファイルをまとめて選択し、右クリック → 印刷 → プリンターに「Microsoft Print to PDF」を選ぶと、1つのPDFとして出力できることがあります。
ただし、これはファイルの種類によって挙動が変わります。画像ファイルは素直にまとまりますが、PDF同士だとうまくいかないこともあります。
方法2:Wordに貼ってからPDF出力
WordはPDFを開いて編集可能な形式に変換できます(レイアウトは崩れます)。
体裁を気にしない社内資料なら、Wordにまとめてから「エクスポート → PDFの作成」で出すという手があります。
方法3:素直に無料ツールを使う
正直、PDFの結合はWindows標準だと素直にできません。
このためだけに有料ソフトを買うより、オープンソースの定番ツール(PDFtkなど)を入れるほうが早い場合もあります。ただし、業務文書や個人情報を含むPDFをWebサービスにアップロードするのは避けたほうがいいです。ここは強調しておきます。
分割・ページの抜き出し:印刷機能でできる
「20ページのPDFから3〜5ページだけ取り出したい」というケース。これは標準機能で完結します。1. PDFをEdgeで開く
2. 印刷(Ctrl+P)
3. プリンターに「Microsoft Print to PDF」を選ぶ
4. ページ指定で「3-5」と入力
5. 印刷 → 保存先を指定
これで3〜5ページだけのPDFができます。
紙に印刷するのではなくPDFとして出力する、というのがポイントですね。
パスワードをかける:標準では難しい
PDFにパスワードをかけたい場合。残念ながらWindows標準機能ではできません。代替としては、
・ZIPで圧縮してパスワードをかける → Windows標準のZIP圧縮にはパスワード機能がありません(7-Zipなどが必要)
・送り先が対応しているなら、そもそもパスワード付きZIPを使わない
最近は、パスワード付きZIPをメールで送る運用(いわゆるPPAP)そのものが推奨されなくなってきています。
社内ルールで決まっているなら従うしかありませんが、そうでなければクラウドストレージの共有リンクを使うほうが安全で手間も少ないです。
画像をPDFにする:「フォト」から印刷
スマホで撮った書類の写真をPDFにしたい、というケース。1. 画像ファイルを選択(複数可)
2. 右クリック → 印刷
3. プリンターに「Microsoft Print to PDF」を選ぶ
4. 用紙サイズやレイアウトを選んで印刷
これで画像がPDFになります。複数枚選べば、複数ページのPDFとして出力されます。
まとめ
・書き込み:Edgeで開けばテキスト・手書き・蛍光ペンが使える・ページの抜き出し:Edgeで開いて Ctrl+P → Microsoft Print to PDF → ページ指定
・画像→PDF:画像を選んで右クリック印刷 → Microsoft Print to PDF
・結合:標準だと素直にできない。頻度が高いなら専用ツールを検討
・パスワード:標準ではできない。そもそも別の手段を考えるほうがいい
「Microsoft Print to PDF」を覚えておくだけで、できることがかなり増えます。
有料ソフトを買う前に、一度試してみる価値はあるかと思います😊
※Windowsのバージョンや設定により、メニューの名称や挙動が異なる場合があります。機密情報を含むファイルをオンラインの変換サービスにアップロードすることは避けてください。
by ジョージ滝川 at 21:00
2026年08月27日
Windows 11「24H2」のサポートは10月13日で終了。自分のバージョンの確認方法から整理します
こんばんは、パソコン大好き、バージョン滝川@マネテク!です。
先日、Windows 11の「26H1」と「26H2」の関係について書きました。
あれは将来の話でしたが、今回はもっと差し迫った話です。Windows 11 24H2のサポートが2026年10月13日で終わります。
「Windows 11だから大丈夫」と思っている方も、バージョンによっては対象です。
というわけで今回は、自分が該当するかの確認方法と、やるべきことを整理しておきます。
Windows 11は一度買えば終わりではなく、年に一度くらいのペースで大きな更新が入ります。
「24H2」は2024年後半(Half 2)にリリースされたバージョン、「25H2」は2025年後半のバージョン、という命名です。
そしてバージョンごとに、サポート期限が別々に設定されています。
・Home / Pro エディション:リリースからおおむね24か月
・Enterprise / Education エディション:おおむね36か月
24H2は2024年10月のリリースなので、Home/Proはちょうど2年後の2026年10月13日が期限になります。
Enterprise/Educationは2027年10月12日まで続きます。
・月例のセキュリティ更新プログラム
・既知の不具合の修正
・タイムゾーンの更新
・技術サポート
これらが提供されなくなります。
パソコンが動かなくなるわけではありません。今までどおり起動しますし、アプリも使えます。
ただ、新しく見つかった脆弱性が修正されなくなる。これが問題です。
先日もWindowsの月例更新で、実際に悪用が確認されているゼロデイ脆弱性の修正が入っていました。
こういう修正が届かなくなるので、ネットにつなぐPCとしては危険な状態になります。
1. キーボードのWindowsキー + Rを押す
2. `winver` と入力してEnter
小さなウィンドウが開いて、「バージョン 24H2」「バージョン 25H2」のように表示されます。
設定画面から見たい場合は、
・設定 → システム → バージョン情報 → 「Windowsの仕様」欄
ここに「バージョン」と「エディション」の両方が出ます。エディション(Home / Pro)も確認できるので、こちらのほうが情報量は多いです。
・設定 → Windows Update → 「更新プログラムのチェック」
ここで25H2が提示されたら、「ダウンロードしてインストール」を選びます。
再起動が必要なので、時間に余裕のあるときにやるのが安全です。
なお、24H2から25H2への更新は「イネーブルメントパッケージ」方式とされていて、大規模なアップグレードに比べると比較的短時間で終わります。
とはいえ何が起きるかわからないので、大事なファイルのバックアップは事前に取っておいてください。これは毎回言っていることですが、毎回言う価値があります。
なので、放っておいても更新される可能性は高いです。
ただ「されるはず」に賭けるのは、あまり気持ちのいいものではありません。
・更新が止まっている(ストレージ不足、更新エラーなど)
・従量課金接続の設定になっていて更新が保留されている
・そもそも電源をあまり入れていないPC
こういうケースでは取り残されます。とくに、たまにしか使わないサブのノートPCは要注意です。
・ストレージの空きが足りない(数十GB空けてから再試行)
・更新が一時停止になっている(設定 → Windows Update で確認)
・段階的な配信でまだ順番が来ていない
順番待ちの場合は、しばらく待つと出てきます。急ぐ場合はMicrosoftの「インストールアシスタント」を使う方法もありますが、まずは通常のWindows Updateで様子を見るのがおすすめです。
・Enterprise/Educationは2027年10月12日まで
・確認は Windowsキー+R → `winver`
・24H2なら、Windows Updateから25H2以降へ更新する
・自動アップグレードも進むが、更新が止まっているPCは取り残されるので自分で確認を
先日、Windows 11の「26H1」と「26H2」の関係について書きました。
あれは将来の話でしたが、今回はもっと差し迫った話です。Windows 11 24H2のサポートが2026年10月13日で終わります。
「Windows 11だから大丈夫」と思っている方も、バージョンによっては対象です。
というわけで今回は、自分が該当するかの確認方法と、やるべきことを整理しておきます。

Windows 11には「バージョン」がある
まず前提から。Windows 11は一度買えば終わりではなく、年に一度くらいのペースで大きな更新が入ります。
「24H2」は2024年後半(Half 2)にリリースされたバージョン、「25H2」は2025年後半のバージョン、という命名です。
そしてバージョンごとに、サポート期限が別々に設定されています。
・Home / Pro エディション:リリースからおおむね24か月
・Enterprise / Education エディション:おおむね36か月
24H2は2024年10月のリリースなので、Home/Proはちょうど2年後の2026年10月13日が期限になります。
Enterprise/Educationは2027年10月12日まで続きます。
サポートが切れると何が起きるのか
10月13日を過ぎると、24H2のHome/Proに対して、・月例のセキュリティ更新プログラム
・既知の不具合の修正
・タイムゾーンの更新
・技術サポート
これらが提供されなくなります。
パソコンが動かなくなるわけではありません。今までどおり起動しますし、アプリも使えます。
ただ、新しく見つかった脆弱性が修正されなくなる。これが問題です。
先日もWindowsの月例更新で、実際に悪用が確認されているゼロデイ脆弱性の修正が入っていました。
こういう修正が届かなくなるので、ネットにつなぐPCとしては危険な状態になります。
自分のバージョンを確認する方法
いちばん早いのは「winver」です。1. キーボードのWindowsキー + Rを押す
2. `winver` と入力してEnter
小さなウィンドウが開いて、「バージョン 24H2」「バージョン 25H2」のように表示されます。
設定画面から見たい場合は、
・設定 → システム → バージョン情報 → 「Windowsの仕様」欄
ここに「バージョン」と「エディション」の両方が出ます。エディション(Home / Pro)も確認できるので、こちらのほうが情報量は多いです。
25H2への更新方法
24H2だった場合、やることは25H2以降に上げることです。・設定 → Windows Update → 「更新プログラムのチェック」
ここで25H2が提示されたら、「ダウンロードしてインストール」を選びます。
再起動が必要なので、時間に余裕のあるときにやるのが安全です。
なお、24H2から25H2への更新は「イネーブルメントパッケージ」方式とされていて、大規模なアップグレードに比べると比較的短時間で終わります。
とはいえ何が起きるかわからないので、大事なファイルのバックアップは事前に取っておいてください。これは毎回言っていることですが、毎回言う価値があります。
何もしなくても勝手に上がる、かもしれない
Microsoftは、企業のIT部門に管理されていない個人向けPC(Home/Pro)について、期限を待たずに25H2への自動アップグレードを進めるとしています。なので、放っておいても更新される可能性は高いです。
ただ「されるはず」に賭けるのは、あまり気持ちのいいものではありません。
・更新が止まっている(ストレージ不足、更新エラーなど)
・従量課金接続の設定になっていて更新が保留されている
・そもそも電源をあまり入れていないPC
こういうケースでは取り残されます。とくに、たまにしか使わないサブのノートPCは要注意です。
25H2に上げられないPCの場合
「25H2が出てこない」というケースもあります。原因はいくつか考えられます。・ストレージの空きが足りない(数十GB空けてから再試行)
・更新が一時停止になっている(設定 → Windows Update で確認)
・段階的な配信でまだ順番が来ていない
順番待ちの場合は、しばらく待つと出てきます。急ぐ場合はMicrosoftの「インストールアシスタント」を使う方法もありますが、まずは通常のWindows Updateで様子を見るのがおすすめです。
まとめ
・Windows 11 24H2のHome/Proは2026年10月13日でサポート終了・Enterprise/Educationは2027年10月12日まで
・確認は Windowsキー+R → `winver`
・24H2なら、Windows Updateから25H2以降へ更新する
・自動アップグレードも進むが、更新が止まっているPCは取り残されるので自分で確認を
今日のマネテクポイント
Windowsのサポート期限の話は、去年のWindows 10のときもそうでしたが、「気づいた人だけが対応する」構造になっています。
そして気づかないまま使い続けたPCが、いちばん危ない。
お金の話に引きつけると、こういうメンテナンスはやらないと損が出るタイプの作業です。
やっても得はしません。何も起きなければ「何も起きなかった」だけです。だからつい後回しになる。
でも、winverを打つのは10秒で終わります。10月13日はまだ先ですが、思い出したときにやってしまうのが結局いちばん安上がりです。
家族のPCも含めて、この週末にでも一度見ておくといいかもしれません。
※サポート期限やアップグレードの提供方法は、Microsoftの発表により変更される可能性があります。最新情報は公式のライフサイクル情報をご確認ください。
(参考リンク)
・Windows のリリース情報:Microsoft
・Windows 11 ホーム および Pro のライフサイクル:Microsoft
そして気づかないまま使い続けたPCが、いちばん危ない。
お金の話に引きつけると、こういうメンテナンスはやらないと損が出るタイプの作業です。
やっても得はしません。何も起きなければ「何も起きなかった」だけです。だからつい後回しになる。
でも、winverを打つのは10秒で終わります。10月13日はまだ先ですが、思い出したときにやってしまうのが結局いちばん安上がりです。
家族のPCも含めて、この週末にでも一度見ておくといいかもしれません。
※サポート期限やアップグレードの提供方法は、Microsoftの発表により変更される可能性があります。最新情報は公式のライフサイクル情報をご確認ください。
(参考リンク)
・Windows のリリース情報:Microsoft
・Windows 11 ホーム および Pro のライフサイクル:Microsoft
by ジョージ滝川 at 06:00
2026年08月17日
家のWi-Fiが遅いとき、お金をかける前に試したい4つのこと
こんばんは、回線速度大好き、Wi-Fi滝川@マネテク!です。
動画が止まる、Web会議で顔がカクつく。
こうなると「もう回線を乗り換えるか」と思いがちですが、その前にできることがけっこうあります。
というわけで今回は、お金をかけずに試せる順に並べてみました。
ルーターは何か月も電源を入れっぱなしにされる機器なので、メモリやセッション管理がじわじわおかしくなっていることがあります。
電源を抜いて30秒ほど待ってから挿し直す。それだけです。
このとき、ルーターだけでなく光回線終端装置(ONU)やモデムも一緒に切るのがコツです。
順番は「電源を切るときは手前から、入れるときは奥から」。
ONU → ルーター の順に入れて、ONUのランプが安定してからルーターを起動します。
・5GHz(A):速い。ただし壁や床に弱く、距離が離れると届きにくい
・2.4GHz(G):遅い。ただし障害物に強く、遠くまで届く
ルーターと同じ部屋にいるのに2.4GHzにつながっている、という状態はもったいないです。
逆に、離れた部屋で5GHzにしがみついて速度が出ない、というパターンもあります。
一度スマホのWi-Fi設定を開いて、どちらにつながっているか見てみてください。
使う部屋ごとに手動で選び直すだけで、体感が変わることがあります。
2.4GHzは電子レンジやBluetooth機器と同じ帯域を使うので、レンジを回すと途切れる、というのもよくある話ですね。
電波は球状に広がるので、家の端っこや床に直置きだと、半分近くを壁と地面に吸わせていることになります。
・できるだけ家の中心に近い場所
・床から1〜2mの高さ
・金属製の棚の中や、水槽・大型家電のそばは避ける
テレビ台の裏に押し込んである、というのがいちばんありがちなパターンです(私も昔そうでした)。
見た目の問題はありますが、少し高い位置に出してやるだけで届き方が変わります。
テレビ、ゲーム機、デスクトップPCなど、動かさない機器はLANケーブルでつないでしまうのがいちばん確実です。
その機器が安定するだけでなく、Wi-Fiの帯域が空くので、他のスマホやタブレットも軽くなります。
LANケーブルは数百円から買えます。回線を乗り換えるより圧倒的に安い解決策ですね。
・特定の時間帯(夜21時〜23時など)だけ遅い → 回線側の混雑の可能性
・いつも遅い → ルーターの世代が古い可能性
・特定の1台だけ遅い → その機器側の問題
ルーターが10年近く前のものなら、買い替えの効果は大きいと思います。
Wi-Fi 6以降に対応した機種なら、同時接続が多い家でも安定しやすくなります。
回線契約の乗り換えは、工事や違約金の話が絡んで手間もお金もかかります。
検討するのは、いちばん最後でいいかと思います。
・5GHzと2.4GHzを部屋に応じて使い分ける
・ルーターは家の中心・床から1〜2mの高さに
・動かさない機器は有線でつなぐ
・それでもダメならルーターの世代を疑う。回線乗り換えは最後
「遅い=回線が悪い」と決めつける前に、上の4つを順に試してみてください。
うちはこれで、しばらく回線を変えずに済んでいます😊
動画が止まる、Web会議で顔がカクつく。
こうなると「もう回線を乗り換えるか」と思いがちですが、その前にできることがけっこうあります。
というわけで今回は、お金をかけずに試せる順に並べてみました。

1. ルーターを再起動する
いきなり身も蓋もないですが、これでかなり直ります。ルーターは何か月も電源を入れっぱなしにされる機器なので、メモリやセッション管理がじわじわおかしくなっていることがあります。
電源を抜いて30秒ほど待ってから挿し直す。それだけです。
このとき、ルーターだけでなく光回線終端装置(ONU)やモデムも一緒に切るのがコツです。
順番は「電源を切るときは手前から、入れるときは奥から」。
ONU → ルーター の順に入れて、ONUのランプが安定してからルーターを起動します。
2. 5GHzと2.4GHzを使い分ける
Wi-Fiには2つの周波数帯があります。SSIDが「〜-A」「〜-G」のように2つ見えているのは、たいていこれです。・5GHz(A):速い。ただし壁や床に弱く、距離が離れると届きにくい
・2.4GHz(G):遅い。ただし障害物に強く、遠くまで届く
ルーターと同じ部屋にいるのに2.4GHzにつながっている、という状態はもったいないです。
逆に、離れた部屋で5GHzにしがみついて速度が出ない、というパターンもあります。
一度スマホのWi-Fi設定を開いて、どちらにつながっているか見てみてください。
使う部屋ごとに手動で選び直すだけで、体感が変わることがあります。
2.4GHzは電子レンジやBluetooth機器と同じ帯域を使うので、レンジを回すと途切れる、というのもよくある話ですね。
3. ルーターの置き場所を変える
置き場所は効きます。電波は球状に広がるので、家の端っこや床に直置きだと、半分近くを壁と地面に吸わせていることになります。
・できるだけ家の中心に近い場所
・床から1〜2mの高さ
・金属製の棚の中や、水槽・大型家電のそばは避ける
テレビ台の裏に押し込んである、というのがいちばんありがちなパターンです(私も昔そうでした)。
見た目の問題はありますが、少し高い位置に出してやるだけで届き方が変わります。
4. 有線でつなげるものは有線でつなぐ
意外と忘れられているのがこれです。テレビ、ゲーム機、デスクトップPCなど、動かさない機器はLANケーブルでつないでしまうのがいちばん確実です。
その機器が安定するだけでなく、Wi-Fiの帯域が空くので、他のスマホやタブレットも軽くなります。
LANケーブルは数百円から買えます。回線を乗り換えるより圧倒的に安い解決策ですね。
それでもダメなら
ここまでやって改善しないなら、次は原因の切り分けです。・特定の時間帯(夜21時〜23時など)だけ遅い → 回線側の混雑の可能性
・いつも遅い → ルーターの世代が古い可能性
・特定の1台だけ遅い → その機器側の問題
ルーターが10年近く前のものなら、買い替えの効果は大きいと思います。
Wi-Fi 6以降に対応した機種なら、同時接続が多い家でも安定しやすくなります。
回線契約の乗り換えは、工事や違約金の話が絡んで手間もお金もかかります。
検討するのは、いちばん最後でいいかと思います。
まとめ
・まずルーターとONUの再起動・5GHzと2.4GHzを部屋に応じて使い分ける
・ルーターは家の中心・床から1〜2mの高さに
・動かさない機器は有線でつなぐ
・それでもダメならルーターの世代を疑う。回線乗り換えは最後
「遅い=回線が悪い」と決めつける前に、上の4つを順に試してみてください。
うちはこれで、しばらく回線を変えずに済んでいます😊
by ジョージ滝川 at 21:00
2026年08月13日
Windows 11の「26H1」は普通のPCには来ません。26H2との関係を整理しておきます
こんばんは、Windows大好き、アップデート滝川@マネテク!です。
「Windows 11の26H1が出たらしいけど、自分のPCに来ない」という話を見かけました。
これ、実は来なくて正解なんです。
というわけで今回は、Windows 11の26H1と26H2の関係を、Microsoftの公式ドキュメントをもとに整理しておきます。
バージョン26H1は、デバイスメーカーやシリコンパートナーと提携して次世代のハードウェアをサポートするために設計された特殊なリリースで、2026年初めに市場に出回る一部の新しいデバイスにのみプレインストールされている、とのことです。
そして重要なのがこの一文。
「バージョン24H2や25H2などの年間Windows機能更新プログラムとは異なり、Windows 11バージョン26H1はWindows Updateを通じて提供されません。つまり、既存のデバイスにインプレース更新プログラムとしてインストールすることはできません。」
つまり、いま使っているPCに26H1が降ってこないのは仕様です。
待っても来ませんし、来ないことで何か損をしているわけでもありません。
なお最初の対象デバイスは、Qualcomm Snapdragon X2シリーズのプロセッサを使ったものだと注記されています。
サポート期間はWindows 11のサービスタイムラインに従い、
・Windows 11 Pro:リリース日から24か月
・Windows 11 Enterprise:リリース日から36か月
となっています。
「バージョン26H1 Windows 11実行されているデバイスは、2026年後半の年次機能更新プログラムに更新できません。これは、26H1が24H2、25H2、および今後の機能更新プログラムとは異なるWindowsコアに基づいているためです。これらのデバイスには、将来のWindowsリリースで更新するためのパスがあります。」
要約すると、
・26H1のPCは、2026年後半の年次アップデートには上がれない
・理由は、そもそもコアが違うから
・将来のリリースで合流するパスはある
ということですね。
新しいSoCを載せた製品を先に出すために、別ラインで切り出したバージョン、という位置づけに見えます。
今年これから新しいノートPCを買う方は、それが26H1のマシンなのかどうかを一応意識しておくといいかもしれません。
個人ユーザーも考え方は同じで、24H2や25H2を使っている限り、これまでどおりWindows Updateを当てていれば問題ありません。
26H1を探しに行く必要はない、ということですね。
既存のx86/x64 PCを含むWindows 11が対象になる、通常のアップデートですね。
こちらについては配信時期や中身が話題になっていますが、具体的な提供開始時期や機能の詳細は、Microsoftの正式なアナウンスやリリース情報ページで確認するのが確実です。
このあたりは予定が動くことも多いので、私も断定は避けておきます。
・Windows Update経由では配信されない。既存PCには来ない
・26H1のPCは2026年後半の年次更新には上がれない(将来合流するパスはある)
・既存PCは24H2/25H2のまま、通常どおり更新していればOK
「バージョン番号が新しい=自分も上げなきゃいけない」ではない、という珍しいケースですね。
番号だけ見て焦らないようにしたいところです。
※本記事は2026年8月時点のMicrosoft公式ドキュメントの記載にもとづく整理です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
(参考リンク)
・Windows 11、IT担当者向けのバージョン 26H1:Microsoft Learn
・Windows 11 リリース情報:Microsoft Learn
「Windows 11の26H1が出たらしいけど、自分のPCに来ない」という話を見かけました。
これ、実は来なくて正解なんです。
というわけで今回は、Windows 11の26H1と26H2の関係を、Microsoftの公式ドキュメントをもとに整理しておきます。

26H1は「機能更新プログラムではない」
Microsoft Learnの「Windows 11、IT担当者向けのバージョン 26H1」というページに、はっきり書かれています。バージョン26H1は、デバイスメーカーやシリコンパートナーと提携して次世代のハードウェアをサポートするために設計された特殊なリリースで、2026年初めに市場に出回る一部の新しいデバイスにのみプレインストールされている、とのことです。
そして重要なのがこの一文。
「バージョン24H2や25H2などの年間Windows機能更新プログラムとは異なり、Windows 11バージョン26H1はWindows Updateを通じて提供されません。つまり、既存のデバイスにインプレース更新プログラムとしてインストールすることはできません。」
つまり、いま使っているPCに26H1が降ってこないのは仕様です。
待っても来ませんし、来ないことで何か損をしているわけでもありません。
なお最初の対象デバイスは、Qualcomm Snapdragon X2シリーズのプロセッサを使ったものだと注記されています。
リリース日とサポート期間
同ページによると、26H1のリリース日は2026年2月10日。サポート期間はWindows 11のサービスタイムラインに従い、
・Windows 11 Pro:リリース日から24か月
・Windows 11 Enterprise:リリース日から36か月
となっています。
ちょっと引っかかる注意書き
個人的に「おっ」と思ったのが、次の記述です。「バージョン26H1 Windows 11実行されているデバイスは、2026年後半の年次機能更新プログラムに更新できません。これは、26H1が24H2、25H2、および今後の機能更新プログラムとは異なるWindowsコアに基づいているためです。これらのデバイスには、将来のWindowsリリースで更新するためのパスがあります。」
要約すると、
・26H1のPCは、2026年後半の年次アップデートには上がれない
・理由は、そもそもコアが違うから
・将来のリリースで合流するパスはある
ということですね。
新しいSoCを載せた製品を先に出すために、別ラインで切り出したバージョン、という位置づけに見えます。
今年これから新しいノートPCを買う方は、それが26H1のマシンなのかどうかを一応意識しておくといいかもしれません。
既存のPCはどうすればいいのか
Microsoftは、IT管理者向けに「バージョン24H2と25H2は、既存のロールアウト、更新、または購入計画に変更を加える必要はなく、エンタープライズ展開に推奨されるリリースのままです」と案内しています。個人ユーザーも考え方は同じで、24H2や25H2を使っている限り、これまでどおりWindows Updateを当てていれば問題ありません。
26H1を探しに行く必要はない、ということですね。
26H2について
一般ユーザー向けの本命は、2026年後半に予定されている年次機能更新プログラムのほうです。既存のx86/x64 PCを含むWindows 11が対象になる、通常のアップデートですね。
こちらについては配信時期や中身が話題になっていますが、具体的な提供開始時期や機能の詳細は、Microsoftの正式なアナウンスやリリース情報ページで確認するのが確実です。
このあたりは予定が動くことも多いので、私も断定は避けておきます。
まとめ
・26H1は、新しいハードウェア向けの特殊なリリース・Windows Update経由では配信されない。既存PCには来ない
・26H1のPCは2026年後半の年次更新には上がれない(将来合流するパスはある)
・既存PCは24H2/25H2のまま、通常どおり更新していればOK
「バージョン番号が新しい=自分も上げなきゃいけない」ではない、という珍しいケースですね。
番号だけ見て焦らないようにしたいところです。
※本記事は2026年8月時点のMicrosoft公式ドキュメントの記載にもとづく整理です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
(参考リンク)
・Windows 11、IT担当者向けのバージョン 26H1:Microsoft Learn
・Windows 11 リリース情報:Microsoft Learn
by ジョージ滝川 at 06:00
2026年08月02日
Windowsの空き容量がじわじわ減る人へ。「ストレージセンサー」を一度オンにしておくと楽です
こんばんは、掃除大好き…ではない、片付け滝川@マネテク!です。
パソコンの空き容量が足りません、という警告が出てから慌ててファイルを消す。
毎回これをやっている人、けっこう多いと思います。私もそうでした。
Windowsには、これを自動でやってくれる「ストレージセンサー」という機能があります。
標準で入っているのに、意外と知られていない機能なので、今日は軽くその話を。
Windows 10、Windows 11のどちらにも入っています。
設定は「設定」→「システム」→「ストレージ」から。
「ストレージセンサー」のスイッチをオンにすれば、あとは勝手に働いてくれます。
・実行するタイミング(毎日/毎週/毎月/空き容量が少ないとき)
・ゴミ箱に入って何日経ったファイルを削除するか
・「ダウンロード」フォルダで何日開いていないファイルを削除するか
私のおすすめは、実行タイミングを「毎月」、ゴミ箱は「30日」あたりにしておくことです。
「ダウンロード」フォルダの自動削除は、初期状態では「なし」になっているはずですが、ここを有効にするときはよく考えてください。
ダウンロードフォルダを一時置き場としてしか使っていないなら便利です。
でも、領収書のPDFやインストーラーをそのまま置きっぱなしにしている人だと、ある日いきなり消えてなくなります。
私は「ダウンロードは触らない、ゴミ箱だけ自動で空にする」という設定に落ち着きました。
これなら事故が起きません。
容量が足りなくて困っているときは、まずこれを押してみるといいです。
一時ファイルがそれなりに溜まっていると、数GB単位で空くこともあります。
それでも足りなければ、同じストレージ設定の画面で「何が容量を食っているのか」を種類別に見られるので、そこから大物を探すのが早いですね。
私の場合、たいてい犯人は動画ファイルか、消し忘れた仮想マシンのイメージです(笑)。
設定画面の項目名はWindowsのバージョンによって少し違うことがあるので、見当たらない場合は設定の検索窓で「ストレージセンサー」と入れてみてください。
パソコンの空き容量が足りません、という警告が出てから慌ててファイルを消す。
毎回これをやっている人、けっこう多いと思います。私もそうでした。
Windowsには、これを自動でやってくれる「ストレージセンサー」という機能があります。
標準で入っているのに、意外と知られていない機能なので、今日は軽くその話を。

ストレージセンサーとは
一時ファイルやゴミ箱の中身など、消しても問題のないファイルを自動で削除してくれる機能です。Windows 10、Windows 11のどちらにも入っています。
設定は「設定」→「システム」→「ストレージ」から。
「ストレージセンサー」のスイッチをオンにすれば、あとは勝手に働いてくれます。
設定できること
スイッチをオンにしたあと、項目名をクリックすると細かい設定ができます。・実行するタイミング(毎日/毎週/毎月/空き容量が少ないとき)
・ゴミ箱に入って何日経ったファイルを削除するか
・「ダウンロード」フォルダで何日開いていないファイルを削除するか
私のおすすめは、実行タイミングを「毎月」、ゴミ箱は「30日」あたりにしておくことです。
ダウンロードフォルダの設定だけは慎重に
ひとつだけ注意点があります。「ダウンロード」フォルダの自動削除は、初期状態では「なし」になっているはずですが、ここを有効にするときはよく考えてください。
ダウンロードフォルダを一時置き場としてしか使っていないなら便利です。
でも、領収書のPDFやインストーラーをそのまま置きっぱなしにしている人だと、ある日いきなり消えてなくなります。
私は「ダウンロードは触らない、ゴミ箱だけ自動で空にする」という設定に落ち着きました。
これなら事故が起きません。
「今すぐ実行」もあります
設定画面の下のほうに「ストレージセンサーを今すぐ実行する」というボタンがあります。容量が足りなくて困っているときは、まずこれを押してみるといいです。
一時ファイルがそれなりに溜まっていると、数GB単位で空くこともあります。
それでも足りなければ、同じストレージ設定の画面で「何が容量を食っているのか」を種類別に見られるので、そこから大物を探すのが早いですね。
私の場合、たいてい犯人は動画ファイルか、消し忘れた仮想マシンのイメージです(笑)。
設定画面の項目名はWindowsのバージョンによって少し違うことがあるので、見当たらない場合は設定の検索窓で「ストレージセンサー」と入れてみてください。
by ジョージ滝川 at 21:00
名前:ジョージ滝川


















