2005年06月26日
マイルの貯めやすさ(1)
ここでは、数あるマイレージプログラムの中から主要な4つのプログラムをピックアップして比較してみたいと思います。
比較するマイレージプログラムは以下のの4プログラムです。
・JALマイレージバンク(日本航空)
・ANAマイレージクラブ(全日空)
・NW ワールドパークス(ノースウエスト航空)
・UA マイレージプラス(ユナイテッド航空)
検証の対象を4つに絞ったのは、現在ほとんどのマイレージプログラムは他の航空会社のマイレージプログラムと提携しており、他の航空会社で獲得するマイレージも加算することができるからです。
もちろん例外もありますが、対象にあげた4つのプログラムで日本発着便の多くをカバーすることができます。
ちなみに日本でのマイレージプログラム加入率の上位4プログラムも今回対象の4プログラムと一致します。
では、まずはマイルの貯めやすさから見てみましょう。
比較の項目としては、
(1)獲得したマイルの有効期限
(2)パッケージツアーなどで使われる格安航空券での加算率
(3)提携している航空会社
(4)提携している特約店
をあげました。
今回は前半戦として(1)(2)を見て行きたいと思います。
(1)獲得したマイルの有効期限

有効期限については日系2社が3年間(2年後の12月31日まで)、アメリカ系2社が(実質)無期限となります。
ユナイテッド航空の実質無期限とは、3年間のうちに1度でもマイルの獲得もしくは使用があるとその時点で貯まっている全てのマイルの有効期限がその時点から3年間延長される、というものです。
日系2社の場合は継続的な獲得(または使用)があっても獲得時点の2年後の12月31日が到来したものは容赦なく失効していきますので注意が必要です。
失効期限までに最低使用マイルである15,000マイルを貯めることができるかが一つの目安になるでしょう。
(2)パッケージツアーなどで使われる格安航空券での加算率

次に格安航空券での加算率ですが、基本的に国内の場合、どのプログラムでも、正規運賃=100%、割引運賃=75%、格安航空券=0%となりますので比較からは割愛します。
差が出てくるのは国際線の場合です。
こちらは自社便の場合日系2社は50%、アメリカ系2社は100%と好対象です。
また、提携航空会社の国際線を利用した場合も、アメリカ系2社は100%加算されますが、日系の場合ANAで50%、JALだと0%という加算率になります(表では一例としてアメリカ路線のある航空会社をあげて比較しました)。
さらに、アメリカ系プログラムで日系の国際線を利用する場合は、NWだと提携先JALの0%、UAだと提携先ANAの50%となります。
つまり、JALの国際線を利用する場合はNWのプログラムに貯めることができないということです。
このマイルを獲得するためには、JALのプログラムに貯めることになり、マイルが分散してしまいます。
一方UAのプログラムを利用する場合は、ANAのマイルもUAのプログラムに貯められますので、マイルが別のプログラムに分散してしまうことを防ぐことができます。
管理人の場合フライトでのマイル加算はほぼ100%ツアーでのフライトです。
NW、CO、UAあたりのフライトを利用した安いツアーに参加することが多いので、アメリカ系2社が有利ということになります。
もちろん国内線に頻繁に乗る方であれば日系が有利だったり、利用の仕方によって変わってきますのでいろいろと検討してみてください。
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関連リンク
・JAL(日本航空)マイレージバンク
・ANA(全日空)マイレージクラブ
・UA(ユナイテッド航空)マイレージプラス
・NW(ノースウエスト航空)ワールドパークス
関連記事
・マイルの貯めやすさ(2)
・航空会社2レター一覧
(money_tec)
比較するマイレージプログラムは以下のの4プログラムです。
・JALマイレージバンク(日本航空)
・ANAマイレージクラブ(全日空)
・NW ワールドパークス(ノースウエスト航空)
・UA マイレージプラス(ユナイテッド航空)
検証の対象を4つに絞ったのは、現在ほとんどのマイレージプログラムは他の航空会社のマイレージプログラムと提携しており、他の航空会社で獲得するマイレージも加算することができるからです。
もちろん例外もありますが、対象にあげた4つのプログラムで日本発着便の多くをカバーすることができます。
ちなみに日本でのマイレージプログラム加入率の上位4プログラムも今回対象の4プログラムと一致します。
では、まずはマイルの貯めやすさから見てみましょう。
比較の項目としては、
(1)獲得したマイルの有効期限
(2)パッケージツアーなどで使われる格安航空券での加算率
(3)提携している航空会社
(4)提携している特約店
をあげました。
今回は前半戦として(1)(2)を見て行きたいと思います。
(1)獲得したマイルの有効期限

有効期限については日系2社が3年間(2年後の12月31日まで)、アメリカ系2社が(実質)無期限となります。
ユナイテッド航空の実質無期限とは、3年間のうちに1度でもマイルの獲得もしくは使用があるとその時点で貯まっている全てのマイルの有効期限がその時点から3年間延長される、というものです。
日系2社の場合は継続的な獲得(または使用)があっても獲得時点の2年後の12月31日が到来したものは容赦なく失効していきますので注意が必要です。
失効期限までに最低使用マイルである15,000マイルを貯めることができるかが一つの目安になるでしょう。
(2)パッケージツアーなどで使われる格安航空券での加算率

次に格安航空券での加算率ですが、基本的に国内の場合、どのプログラムでも、正規運賃=100%、割引運賃=75%、格安航空券=0%となりますので比較からは割愛します。
差が出てくるのは国際線の場合です。
こちらは自社便の場合日系2社は50%、アメリカ系2社は100%と好対象です。
また、提携航空会社の国際線を利用した場合も、アメリカ系2社は100%加算されますが、日系の場合ANAで50%、JALだと0%という加算率になります(表では一例としてアメリカ路線のある航空会社をあげて比較しました)。
さらに、アメリカ系プログラムで日系の国際線を利用する場合は、NWだと提携先JALの0%、UAだと提携先ANAの50%となります。
つまり、JALの国際線を利用する場合はNWのプログラムに貯めることができないということです。
このマイルを獲得するためには、JALのプログラムに貯めることになり、マイルが分散してしまいます。
一方UAのプログラムを利用する場合は、ANAのマイルもUAのプログラムに貯められますので、マイルが別のプログラムに分散してしまうことを防ぐことができます。
管理人の場合フライトでのマイル加算はほぼ100%ツアーでのフライトです。
NW、CO、UAあたりのフライトを利用した安いツアーに参加することが多いので、アメリカ系2社が有利ということになります。
もちろん国内線に頻繁に乗る方であれば日系が有利だったり、利用の仕方によって変わってきますのでいろいろと検討してみてください。
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by ジョージ滝川 at 16:53
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