マイルの貯めやすさ(2)

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2005年06月26日

マイルの貯めやすさ(2)

今回は、前回に引き続いてマイルの貯めやすさの後半戦ということで、
(3)提携している航空会社
(4)提携している特約店

を見て行きたいと思います。

(3)提携している航空会社

各航空会社の提携先は以下の通りです。

まず、日本航空(JAL)は独自の個別提携でAA,AF,BA,CX,EK,KAと提携しています(アルファベット2文字の2レターコードがどこの航空会社を表すかは「航空会社2レター一覧」を参照してください)。

主な提携先をあげると、
・アメリカン航空
・エールフランス航空
・ブリティッシュ・エアウェイズ
・キャセイパシフィック航空
といったところです。

次に、全日空(ANA)ユナイテッド航空(UA)は同じ「スターアライアンス」というグループに加入していて、グループ内の航空会社の利用で獲得したマイルをANAやUAのマイレージプログラムに加算することができます。

スターアライアンスに参加している航空会社は、AC,UA,RG,NH,OZ,SQ,TG,NZ,OS,LH,SK,BD,LO,JK,US,TPの16社です。この他KF,OU,JPがリージョナルメンバーとして参加しており、SA,LXが新規参加を予定しています。

スターアライアンスに参加している主要な航空会社をあげると、
・エアカナダ
・ルフトハンザ航空
・タイ航空
・シンガポール航空
・アシアナ航空
といったところでしょうか。

最後にノースウエスト航空(NW)は、「スカイチーム」というグループに加入しています。
スカイチームに参加している航空会社は、DL,AM,KE,AF,AZ,OK, NW,CO,KLの9社です。
この他にSU,CZ,KQの3社が新規参加を予定しています。

スカイチームに参加している主要な航空会社をあげると、
・コンチネンタル航空
・デルタ航空
・エールフランス
といったところでしょうか。

提携先、という観点からは自分が乗る(乗りそうな)航空会社で獲得するマイルを、どのプログラムに加算することができるのか、といった点が重要です。
ちなみに管理人の場合はよく利用する旅行代理店のツアーにNW,CO,UAを使用したものが多いので、利用航空会社に応じてNW,COならNWに、UAならUAに貯めています(つまり2つのプログラムで並行して貯めています)。

(4)提携している特約店

最後に特約店が多いか、です。

特約店とは、ショッピングやサービスの際にマイレージカードを提示すれば、利用額に応じてマイルが加算される店のことです(利用1回ごとに一律のマイル加算、というケースもあります)。
また、提携クレジットカードで支払う際に、通常の店での加算率が利用額100円ごとに1マイルのものが、利用額100円ごとに2マイル、となるケースも多いです。

基本的にクレジットカードでのマイル加算を併用してマイルを貯めることになると思いますので(その方が圧倒的に効率的にマイルを貯められますので)、提携クレジットカードを利用する前提で検証します。

まず、日本航空(JAL)の特約店の数は圧倒的です。
JALでマイルを貯めるなら、ショッピングをしたり、サービスを受けたりするたびに特約店かどうかを確認した方がいいくらいです。
詳細は、JALマイレージバンクで確認してください。

主な特約店は、
・(書籍)ビーケーワン
などがあります。

次に、全日空(ANA)の特約店もJALに負けず劣らずかなりの数があります。
やはり何か買い物をするときには、ANAマイレージクラブをチェックしてマイルを獲得するチャンスがないか確認した方がよいでしょう。

主な特約店は、
・(百貨店)高島屋、西武百貨店、松坂屋
・(タクシー)グリーンキャブ
・(ゴルフ予約)バリューゴルフ
などがあります。

それからノースウエスト航空(NW)NWですが、特約店の数は日系2社に比べると少なめです。
詳細は、ワールドパークス・マイルモールで確認してください。

主な特約店は、
・(書籍)オンライン書店 ビーケーワン
などです。

最後にユナイテッド航空(UA)ですが、こちらもNWと同様に、日経2社に比べると特約店の数は少なめです。
詳細は、マイレージ・プラス・モールで確認してください。

こちらも主な特約店をあげると、
・(書籍)楽天ブックス
などです。

特約店については自分が普段から利用している店が特約店になっているプログラムがあればそのプログラムを選択するのがよいと思います。
もちろん、特に差がない店であれば乗り換えが有効です。

例えばインターネットで本を買うことがあるのであれば、普段別のオンライン書店で買っているけれどマイルが貯まるから今後は楽天ブックスで買うようにする、等乗り換えることでさらにマイルを貯めることができます。
ちなみに管理人の場合は、それまで別のオンライン書店で本を買っていましたが、なるべくマイルの貯まるオンライン書店で購入するように気をつけています。

なお、ここで紹介したもの以外にも、ホテルの利用や旅行ツアーの申し込みなど、マイルを獲得するチャンスは多くありますので、各社各プログラムのホームページを定期的にチェックして、マイルを獲得するチャンスはないかチェックするとよいと思います。
同じ店が複数のマイレージプログラムと提携しているケースも多いので自分がよく利用する店があるプログラムにあっても、他のプログラムにもないか確認するようにしてください。

まとめ

ここまで2回にわたって「マイルの貯めやすさ」を見てきましたが、期限を気にせず貯めるのならアメリカ系、飛行機に乗る機会が多い場合もアメリカ系(特にUA)、国内のショッピング等でうまく貯めることができれば日系、ということになるかと思います。

管理人の場合は頻繁に飛行機に乗るわけではないのですが、乗る飛行機はだいたいNWとUAのプログラムでカバーできるので、2つのプログラムに貯めています(もちろん有効期限がない、というのも理由の1つです)。
また、クレジットカードの利用でも並行してマイルを貯めていますが、こちらはUAに貯めています。
普通に使用する分には、SAISON UAカードが一番還元率が高いというのと、万が一3年間マイルの加算がなくてもNWなら失効しない(UAだと失効の可能性があるが、クレジットカード利用によって気にする必要がなくなる)というのがその理由です。
特約店を把握しきれていないので特約店ボーナスを得ることはまれですが、通常のクレジットカード利用でも十分な還元率だと思っています。

というわけで、管理人がたどり着いた結論をまとめると、以下のようになります。

(管理人の場合の結論)
・飛行機の搭乗マイル→スカイチームならNW、スターアライアンスならUA
・普段の買い物等クレジットカード利用→UA

次回からは引き続き、「マイルの使いやすさ」という観点から検証を進めて行きたいと思います。

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関連リンク
・JALマイレージバンク
・ANAマイレージクラブ
・ワールドパークス・マイルモール
・マイレージ・プラス・モール

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・航空会社2レター一覧


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by ジョージ滝川 at 21:14 │ Comments(0) マイレージ  
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