2007年03月12日
ニューヨーク旅行記(3)
ニューヨークについて初めての朝、さすがに前夜疲れていたのか、7時に起きるつもりが気がつくと8時過ぎ。
急いでシャワーを浴び、部屋に届けられていたニューヨークタイムズをつかんでホテルを出ました。
本当はのんびりと朝食を、と思っていたのですが、事前に立てた予定が結構過密スケジュールだったので、そのまま最初の目的地、ウォール街に向かうことに。
前日のエンパイヤステートビルと同様、地下鉄の51st駅から6号線に乗ってマンハッタンの南を目指します。
車内でニューヨークタイムズを広げれば気分はなんちゃってニューヨーカーです(笑)。
途中City Hallで4号線もしくは5号線に乗り換えましたが、目的地のWall Stに着く前にふいにアナウンスがあり、この列車は次の駅で終了する、とのこと。
これはニューヨークの地下鉄ではよくあることのようで、周りの乗客の動きを見て別の電車に乗り換えました。
そして無事ウォール街へ。
管理人は一応元銀行員なので、ここが世界の金融の中心地か、とまた感動しました。

本当はニューヨーク証券取引所など見学したかったのですが、テロ対策でかなり厳重な警備がされており、離れた場所から写真を撮ることしかできませんでした。
ちなみにニューヨーク証券取引所の正面の柱はよく見ると星条旗の形になっています。
ニューヨーク証券取引所の前で振り向くとフェデラルホール国定記念館(ワシントン初代アメリカ大統領の就任式が行われた場所だそうです)があり、ワシントンと思しき銅像がありました。

そこから1697年創建のトリニティ教会(火事があったため今の建物は1846年のもの)の横を抜けて、2001年の同時多発テロの現場であるグラウンド・ゼロを目指します。

通りの角を曲がると、ひときわ何も無い場所がありました。
まさに、忽然とそこにあったものが消えてしまったかのような感じでした。
現場自体はまだ作業をしてはいるもののほぼ落ち着いた状態になっていましたが周囲のビルの修復工事が行われており痛々しい感じがしました。
そして、グラウンドゼロの前にセンチュリー21というディスカウントショップに向かいます。
実家の母に出発前、「今度ニューヨークに行くんだけどお土産何がいい?」と聞いたところ、腕時計が欲しいとのことだったので、ここで買おうと思っていたためです。
店内は品のあるドンキホーテ的なイメージで、ブランド品等も結構安いようです。
土日はかなり混むらしいのですが、平日の朝でもありガラガラでした。
ちなみにこのセンチュリー21、朝7:45から開いています。
そして購入したのは30ドルくらいのシンプルな腕時計でした。
クレジットカードを渡すと、タッチペンを渡されて電子画面にサインをさせられました。
日本では見かけないためこれが初めてでちょっと戸惑いました。
ちなみに、実家に帰って土産を渡した際腕時計を見たところ、「MADE IN JAPAN」と書いてありました(笑)。

さて、グラウンド・ゼロを、地下鉄の駅に降りていくような感じで横断すると、ワールド・フィナンシャルセンターがあります。
上の写真で似たような形のビルが2つならんでいる、これです。
ここからグラウンドゼロを見渡せました。

横断する際に、少しだけグラウンド・ゼロが見えました。
ちなみに、ちょうどこの辺りで、「このタフな街ニューヨークで生きていけるのならば、世界中どこに行っても生きていける」みたいなコピーがあって、確かにすごい街だなぁと思ったことをよく覚えています。
と、この辺りでビルの前に灰皿と喫煙スペースがあったので立ち止まって一服しました。
ちなみにマンハッタンでは原則路上等は禁煙ということを聞いていたので外では全く煙草を吸っていなかったのですが、周りのニューヨーカーを見ているとあまり気にしていないようでした。
というわけで、翌日くらいから管理人もあまり気にせず携帯灰皿を使って煙草を吸っていました。
さて、次の目的地は、またまたおのぼりさん的発想ですが、自由の女神です。
自由の女神があるリバティ島まではマンハッタン南端のバッテリーパークからフェリーに乗るので、ワールドフィナンシャルセンターの辺りから昨日リンカーントンネルでくぐったハドソン川沿いに歩いてみることにしました。
ハドソン川沿いは公園のような感じで整備されていて、ところどころにベンチがあり、ジョギングをしている人も見かけました。
2人くらいですが(笑)。
あと言い争いをしている中国人も見かけました(笑)。
ハドソン川沿いに出てまずびっくりしたのが、川一面に流氷(?)が漂っていることです。

そして対岸にジャージーシティ、遠くには小さくですが自由の女神も見ることができました。


フェリー乗り場の入り口で乗船券を買いましたが、ここでも並んでいる人は全くおらず、オフシーズンの観光もなかなかよいものだなと思いました。
そういえばフェリーの乗船待ちをしている間にどこかで落としたらしく、手袋が無くなっていました。
手袋はそれほど高いものではないので、日本であればまた買えばいいやくらいに思うのですが、海外の旅先ではなかなかそうもいかないためちょっと戻ってみると、落ちている手袋を見つけた誰かが拾ってくれたらしく、目に付くところに片方の手袋がかけられており、無事見つけることができました。
昼はともかく夜は手が凍るかも…、と思っていたのですごく嬉しかったです。
さて、フェリーに乗り込むとさすがにそこそこ混雑していましたが、椅子が全部埋まるほどではありませんでした。
天気もよいのでデッキで太陽を浴びながらリバティ島を目指します。

出港後しばらくしてから後ろを振り向くと、マンハッタンの摩天楼が海に浮かんでいるようです。


だんだんと自由の女神が近づいてきて、リバティ島に着いてからは、コインロッカーに荷物を預け(テロ対策のため自由の女神内は手荷物持込禁止でした)、セキュリティチェックを経て自由の女神に入ります。

フェリー乗り場から自由の女神へは、ちょうど自由の女神の後ろを回って背後から近づくような格好になります。
台座の中に入ると、ちょうど台座の部分が博物館になっており、ガイド(英語)が説明をしながら博物館を回れます。
自由の女神のモデルは作者の母親だとか、実物大の顔やトーチ、当初の作成案や制作風景など、なかなか興味深かったです。
台座の部分を一周すると、台座の上の部分が展望台になっています。

本来はらせん階段を登って自由の女神の王冠(?)のところまで行けるということでしたが、やはりテロ対策とのことで当時は上には登れませんでした(今もそうではないかと思います)。


この日は本当に天気がよかったので、自由の女神の前側まで回って写真を撮りました。
ちょうど午前中で正面から太陽の光があたっていたのもよかったのかもしれません。
自由の女神との別れを惜しみつつ、しばらくリバティ島を散歩して、またフェリーでマンハッタンまで戻ります。

帰り道ではエリス島という昔移民が入国審査を受けた島に立ち寄ります。
当時の移民局が今では博物館になっているそうで、こちらも興味はあったのですが時間の都合でパスして一路マンハッタンを目指します。
長くなりましたのでつづきはまた次回ということで。
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関連リンク
・NYSE Group, Inc.
・Century 21 Department Stores - Discount Designer Clothing and Accessories
・Statue of Liberty National Monument - Statue of Liberty National Monument (U.S. National Park Service)
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(money_tec)
急いでシャワーを浴び、部屋に届けられていたニューヨークタイムズをつかんでホテルを出ました。
本当はのんびりと朝食を、と思っていたのですが、事前に立てた予定が結構過密スケジュールだったので、そのまま最初の目的地、ウォール街に向かうことに。
前日のエンパイヤステートビルと同様、地下鉄の51st駅から6号線に乗ってマンハッタンの南を目指します。
車内でニューヨークタイムズを広げれば気分はなんちゃってニューヨーカーです(笑)。
途中City Hallで4号線もしくは5号線に乗り換えましたが、目的地のWall Stに着く前にふいにアナウンスがあり、この列車は次の駅で終了する、とのこと。
これはニューヨークの地下鉄ではよくあることのようで、周りの乗客の動きを見て別の電車に乗り換えました。
そして無事ウォール街へ。
管理人は一応元銀行員なので、ここが世界の金融の中心地か、とまた感動しました。

本当はニューヨーク証券取引所など見学したかったのですが、テロ対策でかなり厳重な警備がされており、離れた場所から写真を撮ることしかできませんでした。
ちなみにニューヨーク証券取引所の正面の柱はよく見ると星条旗の形になっています。
ニューヨーク証券取引所の前で振り向くとフェデラルホール国定記念館(ワシントン初代アメリカ大統領の就任式が行われた場所だそうです)があり、ワシントンと思しき銅像がありました。

そこから1697年創建のトリニティ教会(火事があったため今の建物は1846年のもの)の横を抜けて、2001年の同時多発テロの現場であるグラウンド・ゼロを目指します。

通りの角を曲がると、ひときわ何も無い場所がありました。
まさに、忽然とそこにあったものが消えてしまったかのような感じでした。
現場自体はまだ作業をしてはいるもののほぼ落ち着いた状態になっていましたが周囲のビルの修復工事が行われており痛々しい感じがしました。
そして、グラウンドゼロの前にセンチュリー21というディスカウントショップに向かいます。
実家の母に出発前、「今度ニューヨークに行くんだけどお土産何がいい?」と聞いたところ、腕時計が欲しいとのことだったので、ここで買おうと思っていたためです。
店内は品のあるドンキホーテ的なイメージで、ブランド品等も結構安いようです。
土日はかなり混むらしいのですが、平日の朝でもありガラガラでした。
ちなみにこのセンチュリー21、朝7:45から開いています。
そして購入したのは30ドルくらいのシンプルな腕時計でした。
クレジットカードを渡すと、タッチペンを渡されて電子画面にサインをさせられました。
日本では見かけないためこれが初めてでちょっと戸惑いました。
ちなみに、実家に帰って土産を渡した際腕時計を見たところ、「MADE IN JAPAN」と書いてありました(笑)。

さて、グラウンド・ゼロを、地下鉄の駅に降りていくような感じで横断すると、ワールド・フィナンシャルセンターがあります。
上の写真で似たような形のビルが2つならんでいる、これです。
ここからグラウンドゼロを見渡せました。

横断する際に、少しだけグラウンド・ゼロが見えました。
ちなみに、ちょうどこの辺りで、「このタフな街ニューヨークで生きていけるのならば、世界中どこに行っても生きていける」みたいなコピーがあって、確かにすごい街だなぁと思ったことをよく覚えています。
と、この辺りでビルの前に灰皿と喫煙スペースがあったので立ち止まって一服しました。
ちなみにマンハッタンでは原則路上等は禁煙ということを聞いていたので外では全く煙草を吸っていなかったのですが、周りのニューヨーカーを見ているとあまり気にしていないようでした。
というわけで、翌日くらいから管理人もあまり気にせず携帯灰皿を使って煙草を吸っていました。
さて、次の目的地は、またまたおのぼりさん的発想ですが、自由の女神です。
自由の女神があるリバティ島まではマンハッタン南端のバッテリーパークからフェリーに乗るので、ワールドフィナンシャルセンターの辺りから昨日リンカーントンネルでくぐったハドソン川沿いに歩いてみることにしました。
ハドソン川沿いは公園のような感じで整備されていて、ところどころにベンチがあり、ジョギングをしている人も見かけました。
2人くらいですが(笑)。
あと言い争いをしている中国人も見かけました(笑)。
ハドソン川沿いに出てまずびっくりしたのが、川一面に流氷(?)が漂っていることです。

そして対岸にジャージーシティ、遠くには小さくですが自由の女神も見ることができました。


フェリー乗り場の入り口で乗船券を買いましたが、ここでも並んでいる人は全くおらず、オフシーズンの観光もなかなかよいものだなと思いました。
そういえばフェリーの乗船待ちをしている間にどこかで落としたらしく、手袋が無くなっていました。
手袋はそれほど高いものではないので、日本であればまた買えばいいやくらいに思うのですが、海外の旅先ではなかなかそうもいかないためちょっと戻ってみると、落ちている手袋を見つけた誰かが拾ってくれたらしく、目に付くところに片方の手袋がかけられており、無事見つけることができました。
昼はともかく夜は手が凍るかも…、と思っていたのですごく嬉しかったです。
さて、フェリーに乗り込むとさすがにそこそこ混雑していましたが、椅子が全部埋まるほどではありませんでした。
天気もよいのでデッキで太陽を浴びながらリバティ島を目指します。

出港後しばらくしてから後ろを振り向くと、マンハッタンの摩天楼が海に浮かんでいるようです。


だんだんと自由の女神が近づいてきて、リバティ島に着いてからは、コインロッカーに荷物を預け(テロ対策のため自由の女神内は手荷物持込禁止でした)、セキュリティチェックを経て自由の女神に入ります。

フェリー乗り場から自由の女神へは、ちょうど自由の女神の後ろを回って背後から近づくような格好になります。
台座の中に入ると、ちょうど台座の部分が博物館になっており、ガイド(英語)が説明をしながら博物館を回れます。
自由の女神のモデルは作者の母親だとか、実物大の顔やトーチ、当初の作成案や制作風景など、なかなか興味深かったです。
台座の部分を一周すると、台座の上の部分が展望台になっています。

本来はらせん階段を登って自由の女神の王冠(?)のところまで行けるということでしたが、やはりテロ対策とのことで当時は上には登れませんでした(今もそうではないかと思います)。


この日は本当に天気がよかったので、自由の女神の前側まで回って写真を撮りました。
ちょうど午前中で正面から太陽の光があたっていたのもよかったのかもしれません。
自由の女神との別れを惜しみつつ、しばらくリバティ島を散歩して、またフェリーでマンハッタンまで戻ります。

帰り道ではエリス島という昔移民が入国審査を受けた島に立ち寄ります。
当時の移民局が今では博物館になっているそうで、こちらも興味はあったのですが時間の都合でパスして一路マンハッタンを目指します。
長くなりましたのでつづきはまた次回ということで。
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・Century 21 Department Stores - Discount Designer Clothing and Accessories
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by ジョージ滝川 at 17:59
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