クレジットカードでのEdyチャージで損をする人、得をする人

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2007年12月03日

クレジットカードでのEdyチャージで損をする人、得をする人

こんばんは、ジョージ滝川です。

今回は、クレジットカードでEdyにチャージをすることで、利用者やクレジットカード会社などの利害関係者にどのような利害が発生するのか考えてみたいと思います。

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では、例として、利用者がクレジットカードを使用してEdyに10,000円チャージし、そのEdyを使用してお店で10,000円分の買い物をする、というパターンで考えてみたいと思います。
前提として、クレジットカードはEdyチャージでポイントが貯まるクレジットカードを使用することにします。
また、クレジットカードの還元率は4%(100円2マイル、1マイル2円を想定)で計算します。

まず、利害関係者を整理してみましょう。
利害関係者は以下の4人です。

(1)利用者
(2)クレジットカード会社
(3)ビットワレット※Edyを運営・管理している会社
(4)お店


最初に、利用者がクレジットカードを使用して10,000円分のEdyチャージをします。
このタイミングで利用者は10,000円を支払い、10,000円分のEdyを手に入れ、さらにクレジットカード利用によるポイント400円相当を獲得します。
クレジットカード会社は10,000円分の利用に対して手数料(仮に5%とします)を差し引いた9,500円をビットワレットに支払います。
また、ポイントの費用として400円を負担します。
(利用者がクレジットカードを使用してから実際にお金が出ていくまでのタイムラグは無視しています)

次に先ほどチャージしたEdをお店で使います。
利用者はEdy10,000円分を使用して10,000円分の商品やサービスを手に入れます。
ビットワレットは手数料(仮に8%とします)を差し引いた9200円をお店に支払います。
お店はビットワレットから9,200円を受け取ります。商品やサービスの原価は仮に8,000円とします。

ここまでの流れをまとめると、

(1)利用者
−10,000+10,000+400−10,000+10,000=+400円
(2)クレジットカード会社
+10,000−9,500−400=+100円
(3)ビットワレット
+9,500−9,200=+300円
(4)お店
−8,000+9,200=+1,200円

というわけで、結論として、どの利害関係者も利益を得ることができています。
ただし、前提とした手数料率はあくまでも仮置きの数字なので、実際の手数料率の大小関係によっては損失が発生する可能性があります。

例えば、ビットワレットがクレジットカード会社に支払う手数料がポイントの費用より少なければクレジットカード会社に損失が発生するわけです。
Edyチャージ絡みのクレジットカード改悪は、この辺りが原因になっている可能性が高いと思っています。

さて、翻って楽天カードのコンビニ払い停止についてですが、楽天カードはEdyチャージではポイントが獲得できないようになっており、この変更についてはEdyチャージとの関連性はありません。
また、支払い自体を銀行引き落としで受けようが、コンビニでのEdy払いで受けようが、大差はないからです(厳密に言えばEdy払いの方が、手数料が利用者に請求される分クレジットカード会社にとってもおいしいように思います)。

にも関わらず変更(改悪)がされるというのは、経済合理性がないように思えますので、管理人としては解せない点ではあります。
ただし、改悪と言ってもこれまでも正式に認められていた方法ではないわけですから、やむを得ないのかな、というのが正直なところです。

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by ジョージ滝川 at 17:59 │ Comments(10) クレジットカード  
この記事へのコメント
1. Posted by はじめまして     2007年12月03日 20:48
楽天のコンビニ払い終了、JCBのEDYチャージポイント終了に続いて、三井住友VISAのEdyチャージポイントも終了。これで、全てが終わりました。
2. Posted by ジョージ滝川(管理人)     2007年12月04日 00:37
はじめましてさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり、終わりましたね…。
ビットワレットに対する手数料率は、1%とかそんなものだったのではないかと思います。
とりあえずは善後策を考えるしかないですね…。
またのご来訪、お待ちしております。
3. Posted by 通りすがり     2007年12月08日 11:17
ときどき閲覧させていただいてます。
想像の域を脱しませんがクレジット会社からみたときに、EDYチャージするユーザーのほとんどが、ポイントをマイルに変換するという事実があったのではないでしょうか。
ポイント→マイルになるときには、航空会社からマイルを買うというのが、一般的にいわれていますが、これまでのレートでは、損失が大きいと航空会社は踏んでレートの変更をしてもおかしくありません。
皆、お得な利用方法を考えますからね(^^;
となると、クレジット会社はポイントを付ける基準を変えなくてはいけなくなりますね・・・。
新しいマイル交換レートを反映したマイル変換率を設定したのかもしれません。EDYチャージは手数料があるので、ポイント対象外、と。
4. Posted by とおりすがり2     2007年12月08日 11:50
付け加えると、「楽天のコンビニ不可」は一部のEDY利用者よりANAとの関係を重視しますという方針の表れかと思われます。
マイル荒稼ぎに対しては「クレカでEDYチャージ」を不可にできれば、ANAとかはよかったかもしれませんが、ビットワレット社は稼ぎどころでもあるので、断った→ANAは各クレカ会社にレート変更のお願い、、、という流れでしょうか。「コンビニ払い不可」のお願いもあったかもしれません。
ANA-Suicaを作ることといい、普通の提携状態からはありえないほどビットワレット社との関係を軽視してます。
楽天は、ポイント移行だけでなく楽天トラベルとかでサービスを提供してもらっているパートナーである最大手のANAとの関係を悪くすることはリスクがある行為だからでしょう。(^^;
5. Posted by ジョージ滝川(管理人)     2007年12月08日 13:28
>>とおりすがり様
示唆に富んだコメントありがとうございます。
特に楽天〜ANAの関係についてはなるほど、とつながった気がしました。
その他のご指摘の内容についても、おそらく当たらずとも遠からず、といったところなのでしょうね。
またのご来訪、そして解説(笑)、お待ちしております!
6. Posted by べんべん     2007年12月24日 00:58
楽天カードがコンビニ払いを断ち切ろうとする本当の理由は、会員の不払い時のことを考えてではないでしょうか。ちゃんと口座設定してもらっている人からの方が、回収がし易かろうということで。
7. Posted by べんべん     2007年12月24日 00:59
ビットワレットに対する手数料率は8%なんかではなく、コメント欄で仰っている通り1%程度であり、クレジットカード各社がビットワレットから徴収している手数料も、1%に近い、非常に低額なものになっていると私は想像しています。クレジットカード会社としては儲けがほとんど無いばかりか、ややもすると(それで附与したポイントをマイル返還されたりした場合等)赤が出るような状況なのですが、
8. Posted by べんべん     2007年12月24日 01:00
・高額なチャージを行う会員がいることは想定していなかった
・Edyチャージが可能という利便性を以って、会員が増やせる
ということで、何社かの同意したクレジットカード会社はEdyチャージに対するこの低手数料を飲んだのだと思います。同意しなかったクレジットカードでは、Edyチャージはもちろん、不可能。
9. Posted by べんべん     2007年12月24日 01:00
さて、実際はどうだったか。所謂バックカードとして使われたことで、利用のほとんどがEdyチャージという会員が生じてしまい、しかもそうした人のほとんどはポイントを(カード会社としては率の悪い)マイルに変換されてしまう事態になった。これでは、クレジットカード会社からすると完全に赤になってしまいます。Edyチャージに対するポイント附与率を下げるか、あるいは附与無し、ということにせざるを得なくなったのは、そういった事情なのだと思います。
10. Posted by ジョージ滝川(管理人)     2007年12月24日 01:35
>>べんべん様
コメントありがとうございます!
実際のところはまさにおっしゃる通りなのでしょうね。
コメントの入力可能文字数が少なくてすみません…(笑)。これにこりずにまたご来訪下さい。
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