2008年03月28日
全日空、三菱重工の小型ジェットMRJ25機購入を表明
MRJ25機購入 全日空、開発計画にも参画国内線に関しては管理人は羽田から飛行機に乗ることがほとんどなのでなかなかこのMRJに乗る機会は少ないかもしれませんが、これで国産ジェット機の事業化にも目処が立ったということで今後ますますの国内航空産業の発展に期待したいと思います。
全日本空輸は27日、三菱重工業が開発中の日本初の小型ジェット機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の購入を決めたと正式発表した。将来の追加発注枠10機分を含めて計25機を購入する。初号機契約を結ぶ「ローンチ・カスタマー」として開発計画に参加し、自社の意向を性能や仕様に反映させる。
同社は、現在24機保有する「ボーイング737-500」(126人乗り)の代替機として、90人乗りの「MRJ90」を平成25年以降に導入、新千歳や仙台、伊丹、福岡などを拠点に、地方間を結ぶ路線に就航させる考え。B737ー500と比べて燃料消費量が約40%減るため、15機が入れ替わっただけでも、年間約50億円の収支改善が期待できる。
製造実績がないMRJについては、性能や部品供給などの保守サポート力を不安視する見方もあった。しかし全日空は「われわれがメーカーに求める購入後のサポート体制や品質には(交渉過程で)十分な答えをいただいた」(岡田晃執行役員企画室長)という。
全日空以外にも日本航空や外国の航空会社もMRJを購入する方向で、三菱重工は28日にもMRJの事業化決定を発表する。
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