今、一番得するマイレージ2.1(5)「メインとなるクレジットカード選び(1)」

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2008年11月04日

今、一番得するマイレージ2.1(5)「メインとなるクレジットカード選び(1)」

こんばんは、マイレージ・クレジットカード好きのジョージ滝川です。

このブログでは、これまでに何度か、「今、一番得するマイレージ」というタイトルで、連載記事としてマイレージ獲得の基本戦略について、管理人なりの考えを紹介してきました。

一方で、マイレージやポイントプログラムの世界は相次ぐ改悪など、めまぐるしく制度が変わっており、情報としては古くなってしまった面があることは否めません(前回の改訂から今回の改訂までは4ヶ月足らずですが…)。
というわけで、最新版にアップデートした内容を、数回に分けて連載記事として紹介したいと思います。

なお、この連載の内容は、全回の内容を1つのpdfファイルにまとめ、無料レポートとして公開しています。
pdfファイルでまとめて読みたい、という方は、このページの上部、または右上にある請求フォームからダウンロードURLを請求してください。

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2.メインとなるクレジットカード選び

どのクレジットカードを使ってマイルを貯めていくかは非常に重要です。
クレジットカードの還元率は下は0.5%以下から上は4%超までと様々なので、同じ金額を利用するなら当然還元率の高いクレジットカードが有利になります。
ちなみに航空会社との提携カードでは、多くの場合100円の利用に対して1マイル程度が獲得できます。
ここではざっくり1マイル2円として換算すると、単純計算で還元率は100円あたり2円、すなわち2%ということになります。

もちろん付帯サービス等その他の要素もードを持つ理由になるかと思いますが、メインとして利用するクレジットカードはやはり還元率の高いカードにして効率的にマイルを獲得するのがよいと思います。
その上で、持っているだけで付帯サービスのメリットを享受できるカードを組み合わせていくというのが基本的な考え方です。

それでは、具体的にどのクレジットカードを選ぶのがよいのか、について説明したいと思います。

現時点の環境を勘案して、著者が提案する選択肢は2つあります。

2つの選択肢

(1)ANA JCBカード+SonyCard
(2)マイレージ・プラス《セゾン》カード


それでは、順に説明していきたいと思います。

(1)ANA JCBカード+SonyCard

まずは第1の選択肢、ANA JCBカード+SonyCardを見てみたいと思います。
この選択肢が向く人は、こんなタイプの人です。

・やっぱりメインはANAカード
・アンケートサイト等、OkiDokiポイントを利用する
・Edyチャージ、モバイルSuicaチャージでもポイントが欲しい


この選択肢をとった場合、基本的には通常のクレジットカード利用時はANA JCBカードを利用していくことになります。

まず、基本的なスペックは以下の通りです。

・ANA JCBカード
  http://link.moneytec.net/anajcb.html
・年会費:2,100円(初年度無料)
・マイル移行手数料:2,100円/年(毎年4月16日から翌年3月31日まで)
・ポイント付与:月単位での利用額1,000円につき1ポイント
・ポイント有効期限:2年間
・ANAマイル移行レート:1ポイントを10ANAマイルに移行可能
・締め日:毎月15日
・引落日:毎月10日(10日が金融機関休業日の場合は翌営業日)
・入会ボーナスマイル:1,000ANAマイル
・更新ボーナスマイル:1,000ANAマイル

ANA JCBカードは、作成当初こそ100円1マイルと標準的な還元率ですが、年間利用額に応じてポイント付与率が上がるサービスがあるため、年間利用額50万円以上で100円1.2マイル、年間利用額が100万円以上であれば、100円あたり1.5マイルとなかなかの還元率が実現します。

なお集計期間は毎年2月〜翌1月振替分(12月16日〜翌年12月15日利用分)ですので、例えば11月にカードを作ってすぐに100万円使えば、翌年は100円あたり1.5マイルの還元率にすることも可能となります。

それから、インターネット上では多少の手間をかけることでマイルに移行できるポイントを獲得することができるポイントプログラムが多数ありますが、ANA JCBカードは、それらポイントプログラムのポイントをマイルに交換する時に威力を発揮します。
なぜなら、他のポイントプログラムからJCBカードのポイントであるOkiDokiポイントにポイントを交換するところまでは同じですが、通常のJCBカードが1OkiDokiポイント=3マイルなのに対して、ANA JCBカードの場合は1OkiDokiポイント=10マイルとなるからです。

OkiDokiポイントに移行可能なポイントプログラムとしては、アンケートのボイスポートやCMを見るだけのCMサイトなどがあり、いずれもちょっと手間をかければそれなりにポイントを獲得することができます。
コツコツ手間をかけられる人であれば、これらのポイント移行に使うだけでも十分プラスになるかと思います。

・ボイスポート
  http://link.moneytec.net/voiceport.html
・CMサイト
  http://link.moneytec.net/cmsite.html

なお、旧来のANAマイラーですと、どうしてもEdyやモバイルSuicaを活用してのマイル獲得、という考えが頭に浮かぶと思いますが、最近はQUICPayが利用できるところが増えてきました。

たとえば、コンビニエンスストアチェーン最大手のセブンイレブンでは、EdyもモバイルSuicaも使用できませんが、QUICPayは利用できます。

また、コンビニチェーンという観点で言えば、QUICPayは前述のセブンイレブン、ローソン、サークルK、サンクスで利用でき、Edyと比べても遜色ない状況になっています。

したがって、ANA JCBカードにQUICPayをセットすることでこれまでEdyで支払っていた支払いをQUICPayにシフトする、ということも可能だと思います。

ただし、どうしてもEdyやモバイルSuicaで支払う必要がある場合もあると思いますので、これらを取りこぼさないためのカードが必要です。

※2008/11/8追記
「QUICPay」を「QuickPay」と誤って表記していたのを修正しました。


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関連リンク
・ANA JCBカード
・ボイスポート
・CMサイト

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(money_tec)

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by ジョージ滝川 at 17:59 │ Comments(2) マイレージ  
この記事へのコメント
1. Posted by dash     2008年11月08日 10:38
細かい突っ込みになってしまいますが、QuickPayではなくて、QUICPayですね。
よく間違われるのでちょっとかわいそうです(確かに間違いやすい名前なんですけど)。
2. Posted by ジョージ滝川(管理人)     2008年11月08日 10:50
dashさんコメントありがとうございます!
ご指摘の通り、思いっきり間違っていました(笑)。
記事の方はさっそく修正しました。
突っ込みは大歓迎ですのでまた誤記等見つけられましたらぜひご教示下さい。
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