短期集中連載企画 ANAカード徹底比較(2) ANA VISAカード vs ANA VISA Suicaカード

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2009年03月09日

短期集中連載企画 ANAカード徹底比較(2) ANA VISAカード vs ANA VISA Suicaカード

短期集中連載企画 ANAカード徹底比較(2) ANA VISAカード vs ANA VISA Suicaカード

マイレージ・クレジットカード好きのジョージ滝川です、こんばんは。

今回は、前回の記事「ANA JCBカード vs ANA VISAカード」でオススメとして結論付けたANA VISAカードをさらに掘り下げて検討する、ということで、ANA VISAカードとANA VISA Suicaカードを比較してみたいと思います。

この2枚のカードはいずれも三井住友VISAカードが発行するANAカードですが、微妙に差異があります。

人によって、どちらのカードがお得かは変わってくるかと思いますので、違いを理解したうえでメインカードを選択することをオススメします。

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まずは、2枚のカードに共通する部分を挙げてみると、以下の通りです。

移行手数料:
 10マイルコース 6,300円/年、5マイルコース 無料
通常ポイント:
 ショッピング利用額1,000円あたり1ポイント
通常マイルの移行レート:
 1ポイント→10マイル or 5マイル
ボーナスポイント:
 マイペイすリボにより1,000円→1ポイント
 前年利用額50万円以上の場合、利用額50万円で50、以降10万円ごとに10ポイント
 前年利用額100万円以上の場合、利用額50万円で75、以降10万円ごとに15ポイント
 前年利用額300万円以上の場合、利用額50万円で150、以降10万円ごとに30ポイント
ボーナスポイントの移行レート:
 1ポイント→2.5マイル(Tポイント経由)
ポイント有効期限:
 2年

一方、違うところは以下のような点になります。

  ANA VISA ANA VISA Suica
搭載する電子マネー Edy Suica
本会員年会費(※) 1,067円 788円
家族会員年会費(※) 498円 なし
モバイルSuica年会費 有料(1,000円) 当面無料
モバイルSuicaチャージポイント付与 なし あり

※ 一般カード、マイペイすリボによる年会費割引適用後

この結果から、モバイルSuicaを利用する独身の方であれば、間違いなくANA VISA Suicaカードをオススメします。
Edyには未練がないと思いますので(笑)。

さらに、夫婦2人でマイルを貯めたい、という場合について検討してみたいと思います。

まず差が出てくるのは年会費の部分ですが、ANA VISAカードの場合は2人分の年会費が合計1,565円となります。
一方ANA VISA Suicaカードの場合は788円×2=1,576円となりますので、年会費だけを考えればわずかですがANA VISAカードの方がお得です。
とはいえ実質的には年会費の面での差はないと考えていいと思いますので、以下を考慮して決めるとよいと思います。

チェック項目1:モバイルSuicaの利用有無

モバイルSuicaを利用する場合、年会費だけで元が取れますので、ANA VISA Suicaカードがオススメです。

チェック項目2:家族会員のマイル獲得

ANA VISAカードで家族会員をつけた場合、家族会員のクレジットカード利用で得られるポイントも本会員のマイルに交換することになりますので、本会員に集中してマイルを貯めることができるというメリットがあります。
特に家族で特典旅行に行くような場合は1人のマイルで全員分のマイルを支払えた方が便利なので、そういった使い方を考えるのであればANA VISAカードがオススメとなります。
一方、家族会員に貯まるマイルは搭乗マイル等個人に紐つくマイルだけになりますので、有効期限内に特典に交換できるだけのマイルを獲得するにはそれなりの工夫が必要になると思います。

また、ANA VISA Suicaカードを選んだ場合は、それぞれが独自にマイルを貯めていくような形になりますので、あまりクレジットカードを利用しないような場合は2人とも十分なマイルを獲得することができない可能性があります。
一方、毎年年会費支払の際にもらえる継続マイルは2人分もらえますので、家族会員はもらえないANA VISAカードよりはトータルでの獲得マイルは大きくなります。

結論
・モバイルSuicaを利用するならANA VISA Suicaカード
・家族の出費を1人のマイルに集中させたいならANA VISAカード

比較ということで一応上のように結論づけましたが、家族がいる場合一番お得なのは、ANA VISAカードとANA VISA Suicaカードの2枚持ちをして、自分のメインはANA VISA Suicaカードにし、家族にはANA VISAカード(家族会員)を使ってもらうのが最も効率的かつ双方のメリットを享受できる選択肢のような気がします。

※2009/3/24追記
ANA VISAカードでマイ・ペイすリボのボーナスポイントを得るためにはリボ払いの残高を残す必要があります。
クレジットカード選択の際にはその点を考慮するようご留意下さい。
記事作成の際に記載不足な面があったことをお詫び致します。


次回は2009年におけるANAカードの選択肢について検討してみたいと思います。



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関連リンク
・ANA JCBカード
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関連記事
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(money_tec)

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by ジョージ滝川 at 17:59 │ Comments(0) クレジットカード  
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