2009年05月26日
今、一番得するマイレージ3.0(10)「クレジットカードの活用の仕方(2)メインとなるクレジットカード選び(7)」
マイレージ・クレジットカード好きのジョージ滝川です、こんばんは。
さて、このブログでは、これまでに何度か、「今、一番得するマイレージ」というタイトルで、連載記事としてマイレージ獲得の基本戦略について、管理人なりの考えを紹介してきました。
この連載記事は無料レポートにもまとめており、これまでにのべ1,500人以上の方にダウンロードして頂いています。
一方で、マイレージやポイントプログラムの世界は相次ぐ改悪など、めまぐるしく制度が変わっており、情報としては古くなってしまった面があることは否めません(前回の2.1版の改訂は2008/9/16です)。
というわけで、最新版にアップデートした内容を、数回に分けて連載記事として掲載して行きたいと思います。
なお、この連載の内容は、全回の内容を1つのpdfファイルにまとめて無料レポートとして公開しています。
また、このレポートは随時バージョンアップしており、バージョンアップの際にはメルマガ読者の方に先行してバージョンアップ情報をお届けしています。
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一方で、マイレージやポイントプログラムの世界は相次ぐ改悪など、めまぐるしく制度が変わっており、情報としては古くなってしまった面があることは否めません(前回の2.1版の改訂は2008/9/16です)。
というわけで、最新版にアップデートした内容を、数回に分けて連載記事として掲載して行きたいと思います。
なお、この連載の内容は、全回の内容を1つのpdfファイルにまとめて無料レポートとして公開しています。
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次に、第1の選択肢でのANA VISAカードと異なり、ANA VISA Suicaカードを推奨する理由を解説したいと思います。
この2枚のカードはいずれも三井住友VISAカードが発行するANAカードですが、微妙に差異があります。
まずは、2枚のカードに共通する部分を挙げてみると、以下の通りです。
・移行手数料:10マイルコース 6,300円/年、5マイルコース 無料
・通常ポイント:ショッピング利用額1,000円あたり1ポイント
・通常マイルの移行レート:1ポイント→10マイル or 5マイル
・ボーナスポイント:
・マイペイすリボにより1,000円→1ポイント
・前年利用額50万円以上の場合、利用額50万円で50、
以降10万円ごとに10ポイント
・前年利用額100万円以上の場合、利用額50万円で75、
以降10万円ごとに15ポイント
・前年利用額300万円以上の場合、利用額50万円で150、
以降10万円ごとに30ポイント
・ボーナスポイントの移行レート:1ポイント→2.5マイル(Tポイント経由)
・ポイント有効期限:2年
一方、違うところは以下のような点になります。
※ 一般カード、マイペイすリボによる年会費割引適用後
この結果から、ANA VISA SuicaカードがANA VISAカードに劣後する点は家族会員制度がない、という点くらいですので、モバイルSuicaを利用することを考えれば、ANA VISA Suicaカードをオススメします。
さらに、夫婦2人でマイルを貯めたい、という場合を想定して、ANA VISAカードで本会員カード+家族カードの場合とANA VISA Suicaカードを夫婦がそれぞれで持つ場合について比較してみたいと思います。
まず差が出てくるのは年会費の部分ですが、ANA VISAカードの場合は2人分の年会費が1,067+498=1,565円となります。
一方ANA VISA Suicaカードの場合は788円×2=1,576円となりますので、年会費だけを考えればわずかですがANA VISAカードの方がお得です。
とはいえ実質的には年会費の面での差はないと考えていいと思いますので、以下を考慮して決めるとよいと思います。
チェック項目1:モバイルSuicaの利用有無
モバイルSuicaを利用する場合、年会費だけで元が取れますので、ANA VISA Suicaカードがオススメです。
チェック項目2:家族会員のマイル獲得
ANA VISAカードで家族会員をつけた場合、家族会員のクレジットカード利用で得られるポイントも本会員のマイルに交換することになりますので、本会員に集中してマイルを貯めることができるというメリットがあります。
特に家族で特典旅行に行くような場合は1人のマイルで全員分のマイルを支払えた方が便利なので、そういった使い方を考えるのであればANA VISAカードがオススメとなります。
一方、家族会員に貯まるマイルは搭乗マイル等個人に紐つくマイルだけになりますので、有効期限内に特典に交換できるだけのマイルを獲得するにはそれなりの工夫が必要になると思います。
また、ANA VISA Suicaカードを選んだ場合は、それぞれが独自にマイルを貯めていくような形になりますので、あまりクレジットカードを利用しないような場合は2人とも十分なマイルを獲得することができない可能性があります。
一方、毎年年会費支払の際にもらえる継続マイルは2人分もらえますので、家族会員はもらえないANA VISAカードよりはトータルでの獲得マイルは大きくなります。
ANA VISA SuicaカードとANA VISAカードの比較の結論ですが、以下のような感じになるかと思います。
・モバイルSuicaを利用するならANA VISA Suicaカード
・家族の出費を1人のマイルに集中させたいならANA VISAカード
なお、ANA VISAカードを選択する場合は、Suicaチャージ用として第1の選択肢と同様にビックカメラSuicaカードをSuicaチャージ用カードとすることをオススメします。
・ビックカメラSuicaカード
また、第2の選択肢の場合も、Edyチャージをどうするか、公共料金の支払いをどうするか、という問題が残りますが、これは第1の選択肢と同様に、EdyチャージはSonyCardで、公共料金の支払いはファミマTカードで無駄なくポイントを稼ぐのが最も効率的な選択肢となります。
・SonyCard
・ファミマTカード
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・ANA VISA Suicaカード
・ビックカメラSuicaカード
・SonyCard
・ファミマTカード
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・今、一番得するマイレージ3.0(14)「最後に」
・今、一番得するマイレージ3.0(15)「マイル獲得スピードチェックシート」
※公開前の記事を含みます。
(money_tec)
この2枚のカードはいずれも三井住友VISAカードが発行するANAカードですが、微妙に差異があります。
まずは、2枚のカードに共通する部分を挙げてみると、以下の通りです。
・移行手数料:10マイルコース 6,300円/年、5マイルコース 無料
・通常ポイント:ショッピング利用額1,000円あたり1ポイント
・通常マイルの移行レート:1ポイント→10マイル or 5マイル
・ボーナスポイント:
・マイペイすリボにより1,000円→1ポイント
・前年利用額50万円以上の場合、利用額50万円で50、
以降10万円ごとに10ポイント
・前年利用額100万円以上の場合、利用額50万円で75、
以降10万円ごとに15ポイント
・前年利用額300万円以上の場合、利用額50万円で150、
以降10万円ごとに30ポイント
・ボーナスポイントの移行レート:1ポイント→2.5マイル(Tポイント経由)
・ポイント有効期限:2年
一方、違うところは以下のような点になります。
ANA VISA | ANA VISA Suica | |
搭載する電子マネー | Edy | Suica |
本会員年会費(※) | 1,067円 | 788円 |
家族会員年会費(※) | 498円 | なし |
モバイルSuica年会費 | 有料(1,000円) | 当面無料 |
モバイルSuicaチャージポイント付与 | なし | あり |
この結果から、ANA VISA SuicaカードがANA VISAカードに劣後する点は家族会員制度がない、という点くらいですので、モバイルSuicaを利用することを考えれば、ANA VISA Suicaカードをオススメします。
さらに、夫婦2人でマイルを貯めたい、という場合を想定して、ANA VISAカードで本会員カード+家族カードの場合とANA VISA Suicaカードを夫婦がそれぞれで持つ場合について比較してみたいと思います。
まず差が出てくるのは年会費の部分ですが、ANA VISAカードの場合は2人分の年会費が1,067+498=1,565円となります。
一方ANA VISA Suicaカードの場合は788円×2=1,576円となりますので、年会費だけを考えればわずかですがANA VISAカードの方がお得です。
とはいえ実質的には年会費の面での差はないと考えていいと思いますので、以下を考慮して決めるとよいと思います。
チェック項目1:モバイルSuicaの利用有無
モバイルSuicaを利用する場合、年会費だけで元が取れますので、ANA VISA Suicaカードがオススメです。
チェック項目2:家族会員のマイル獲得
ANA VISAカードで家族会員をつけた場合、家族会員のクレジットカード利用で得られるポイントも本会員のマイルに交換することになりますので、本会員に集中してマイルを貯めることができるというメリットがあります。
特に家族で特典旅行に行くような場合は1人のマイルで全員分のマイルを支払えた方が便利なので、そういった使い方を考えるのであればANA VISAカードがオススメとなります。
一方、家族会員に貯まるマイルは搭乗マイル等個人に紐つくマイルだけになりますので、有効期限内に特典に交換できるだけのマイルを獲得するにはそれなりの工夫が必要になると思います。
また、ANA VISA Suicaカードを選んだ場合は、それぞれが独自にマイルを貯めていくような形になりますので、あまりクレジットカードを利用しないような場合は2人とも十分なマイルを獲得することができない可能性があります。
一方、毎年年会費支払の際にもらえる継続マイルは2人分もらえますので、家族会員はもらえないANA VISAカードよりはトータルでの獲得マイルは大きくなります。
ANA VISA SuicaカードとANA VISAカードの比較の結論ですが、以下のような感じになるかと思います。
・モバイルSuicaを利用するならANA VISA Suicaカード
・家族の出費を1人のマイルに集中させたいならANA VISAカード
なお、ANA VISAカードを選択する場合は、Suicaチャージ用として第1の選択肢と同様にビックカメラSuicaカードをSuicaチャージ用カードとすることをオススメします。
・ビックカメラSuicaカード
また、第2の選択肢の場合も、Edyチャージをどうするか、公共料金の支払いをどうするか、という問題が残りますが、これは第1の選択肢と同様に、EdyチャージはSonyCardで、公共料金の支払いはファミマTカードで無駄なくポイントを稼ぐのが最も効率的な選択肢となります。
・SonyCard
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・今、一番得するマイレージ3.0(13)「クレジットカードの活用の仕方(4)クレジットカードの入会ボーナスマイル」
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by ジョージ滝川 at 17:59
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