2010年01月21日
JAL 経営再建問題について考える
マイレージ・クレジットカード好きのジョージ滝川です、こんばんは。
最近、JALの経営再建問題に関連してか、多くのマイレージ関連のニュースを目にするようになりました。
というわけで、今回は数あるマイレージ関連のニュースの中から、
管理人が興味を持ったものをいくつかピックアップして紹介してみたいと思います。
※引用元は記事の最後に関連リンクとしてまとめています。
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最近、JALの経営再建問題に関連してか、多くのマイレージ関連のニュースを目にするようになりました。
というわけで、今回は数あるマイレージ関連のニュースの中から、
管理人が興味を持ったものをいくつかピックアップして紹介してみたいと思います。
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まずはこのニュース。
結論としては、JALの経営再建に伴う減便の影響等もあり、日本においてはスターアライアンスの優位性が高まる、としています。
ただし、JALについてもワンワールドからスカイチームへの移籍は利用者にとってプラスに働く、と分析しているようです。
なかなか興味深い内容になっていますので、今後どの航空会社でマイレージを貯めようか、と迷っている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
普通の感覚からすると、借りた金を返さなくてもよくなるなんて、うらやましい、と思う人も多いのではないかと思います。
借金は返さなくてもよい、会社は国が支援して再建する、というのは一般企業からすれば相当恵まれているように感じます。
以前も書きましたが、金融機関の場合、公的資金注入は血税をタダでもらっていたわけではありません。
つまり、国から借金として資金を注入してもらい、経営が再建したら利子をつけて返済する、という性格のものであり、債務免除とは性格が異なるものだと言えると思います。
実際に、バブル崩壊後のいわゆる失われた10年ではほとんどの銀行が多額の不良債権処理が必要になり総額12兆円以上の公的資金の注入を受けたわけですが、現在はメガバンクをはじめ多くの銀行が公的資金を完済しており、これに伴い血税を使われた国民が(直接的には政府が、ですが)受け取った利子は軽く数兆円にのぼるのではないかと思われます。
もちろん、銀行も商売で金を貸しているわけですから貸し手としての責任はありますので、一方的に銀行は悪くないとは言えないですし、そもそも銀行への公的資金注入も銀行の経営ミスを血税で尻拭いしたことだとも言えますが、やはりちょっとJALのような一般企業とは性格が異なるように思います。
なお、今回の記事を書くにあたっての調べ物でなるほど、と思ったサイトがいくつかありましたので、参考に挙げておきたいと思います。
・この国を考える 日本は「公的資金を投入して銀行を復活させた」はほんとうか?
・銀行=ぼったくり集団? - つれづれなる・・・日記?
損をしたのは株式が紙くずと化した株主、そして借金を棒引きにされた金融機関、でしょう。
一方で、金融再生支援機構は再上場を実現すれば巨額の利益を得る、と指摘されています。
政府支援を考えれば、金融再生支援機構の成功は約束されているような気がするのですが、割を食った株主や金融機関はやるせないですね…。
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関連リンク
・【レポート】マイレージ最新事情 - ANA「スターアライアンス」とJAL「スカイチーム」を比較する時代へ (1) 加盟航空会社を増やすスターアライアンス | ライフ | マイコミジャーナル
・日航破綻 金融機関にくすぶる不満 3メガ以外との協議、波乱含み (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
・「機構によるJAL乗っ取りだ」 某学者「短期間で大儲け」 : J-CASTテレビウォッチ
・この国を考える 日本は「公的資金を投入して銀行を復活させた」はほんとうか?
・銀行=ぼったくり集団? - つれづれなる・・・日記?
(money_tec)
【レポート】マイレージ最新事情 - ANA「スターアライアンス」とJAL「スカイチーム」を比較する時代へ記事の内容は、スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドの3つのアライアンスの勢力図が、今後どうなっていくのか、という問題について、JALの経営再建問題と絡めてまとめているものです。
ANAマイレージクラブ(AMC)とJALマイレージバンク(JMB)の会員は今や合わせて約4,000万人。JMBの方が300万人ほど多かったが、最近の経営再建問題でJMBよりAMCで貯める人が増える傾向もある。そんな中、ANAが所属するスターアライアンスは加盟航空会社をさらに増やし、旅行者メリットを着実に向上させている。
ただ、JALがワンワールドからスカイチームに移ることがほぼ確定し、大きな条件変更が起こることになりそうだ。激動する空のマイレージ事情をいち早くレポートしよう。
結論としては、JALの経営再建に伴う減便の影響等もあり、日本においてはスターアライアンスの優位性が高まる、としています。
ただし、JALについてもワンワールドからスカイチームへの移籍は利用者にとってプラスに働く、と分析しているようです。
なかなか興味深い内容になっていますので、今後どの航空会社でマイレージを貯めようか、と迷っている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
日航破綻 金融機関にくすぶる不満 3メガ以外との協議、波乱含みJALの法的整理確定により金融機関が実施する債権放棄は3,500億円にも上るそうです。
日本航空の法的整理が正式決定したことで、債権放棄を柱とした銀行団の約3,500億円の損失が確実となった。日航の株式を保有する金融機関も多く、金融危機から立ち直りかけた各社の業績に与える影響は無視できない。3メガバンク以外の金融機関には、「何の説明もないまま借金を棒引きにされる」(大手行首脳)などとの不満もくすぶっている。
普通の感覚からすると、借りた金を返さなくてもよくなるなんて、うらやましい、と思う人も多いのではないかと思います。
借金は返さなくてもよい、会社は国が支援して再建する、というのは一般企業からすれば相当恵まれているように感じます。
以前も書きましたが、金融機関の場合、公的資金注入は血税をタダでもらっていたわけではありません。
つまり、国から借金として資金を注入してもらい、経営が再建したら利子をつけて返済する、という性格のものであり、債務免除とは性格が異なるものだと言えると思います。
実際に、バブル崩壊後のいわゆる失われた10年ではほとんどの銀行が多額の不良債権処理が必要になり総額12兆円以上の公的資金の注入を受けたわけですが、現在はメガバンクをはじめ多くの銀行が公的資金を完済しており、これに伴い血税を使われた国民が(直接的には政府が、ですが)受け取った利子は軽く数兆円にのぼるのではないかと思われます。
もちろん、銀行も商売で金を貸しているわけですから貸し手としての責任はありますので、一方的に銀行は悪くないとは言えないですし、そもそも銀行への公的資金注入も銀行の経営ミスを血税で尻拭いしたことだとも言えますが、やはりちょっとJALのような一般企業とは性格が異なるように思います。
なお、今回の記事を書くにあたっての調べ物でなるほど、と思ったサイトがいくつかありましたので、参考に挙げておきたいと思います。
・この国を考える 日本は「公的資金を投入して銀行を復活させた」はほんとうか?
・銀行=ぼったくり集団? - つれづれなる・・・日記?
「機構によるJAL乗っ取りだ」 某学者「短期間で大儲け」今回のJAL会社更生法適用で損をした人、得をした人は誰か?という話です。
日本航空がきのう(1月19日)会社更生法の適用を申請した。負債総額2兆3,000億円は金融機関以外では最大。金融再生支援機構の支援で再生を目指す。
損をしたのは株式が紙くずと化した株主、そして借金を棒引きにされた金融機関、でしょう。
一方で、金融再生支援機構は再上場を実現すれば巨額の利益を得る、と指摘されています。
政府支援を考えれば、金融再生支援機構の成功は約束されているような気がするのですが、割を食った株主や金融機関はやるせないですね…。
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・【レポート】マイレージ最新事情 - ANA「スターアライアンス」とJAL「スカイチーム」を比較する時代へ (1) 加盟航空会社を増やすスターアライアンス | ライフ | マイコミジャーナル
・日航破綻 金融機関にくすぶる不満 3メガ以外との協議、波乱含み (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
・「機構によるJAL乗っ取りだ」 某学者「短期間で大儲け」 : J-CASTテレビウォッチ
・この国を考える 日本は「公的資金を投入して銀行を復活させた」はほんとうか?
・銀行=ぼったくり集団? - つれづれなる・・・日記?
(money_tec)
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